秋田県春の大型観光キャンペーン「さく、さく、あきた」  
快速:DLあきた号  秋田−象潟
2017年 6月25日(日)乗車_ 


 秋田県春の大型観光キャンペーン「さく、さく、あきた」の最後を飾るイベント列車として、旧型客車3両を使用した臨時快速DLあきた号が秋田−象潟で運転されました。DE10-1187とDE10-1759が旧型客車3両を挟んでプッシュプル運転する珍しい列車で、上りの秋田駅では奥羽本線を走行するELあきた号との同時発車・並走運転も行われました。
  
T.旧型客車で羽越本線を象潟へ
 秋田駅では、3番線にDLあきた号が、4番線にELあきた号が停車していて国鉄時代を思わせるような光景が展開されていました。ただ、ホームの両端に止まっていたので2本の列車を1コマにいれて撮影するのは結構大変でした。撮影も終えて車内へ入り発車の時を待ちます。先に隣のホームに停車していたリゾートしらかみ号が発車した後に、DLあきた号はELあきた号と同時に秋田駅を発車しました。と、そのの奥にはE6系も並走しています。まさか、秋田新幹線も使用した3列車同時発車と並走が見ることができるとは思いませんでした。ただ、E6系は旧客の奥で並走中ですので、どのように表現すればか考えて、ELあきた号のED75と旧客の連結部の隙間にE6系のロゴマークが入った瞬間を狙うことに。デッキでタイミングを待ち続けようやくその時が・・・。これで何とか並走の様子を記録することができました。
 これにて、あとは旧型客車の旅を楽しむだけです。雄物川を渡り秋田市内に別れを告げて車内検札が終わると乗車証の配布が始まります。これが終わると後は、淡々と旧型客車の旅を楽しみます。しばらく走行すると日本海が見えてきます。普段、海とは縁のない生活ですので、海が見えてくると以上にテンションが上がります。今日は、旧型客車の車窓からの眺めで潮風も楽しめるのでなおさらです。ただ、防風林などのため思ったより海辺を走らないのは少し残念ですが冬の強風を考えれば仕方ないですね・・・。列車は、少し陸に入り羽後本荘に停車します。ホームの端に止まるので編成写真は撮影できず、跨線橋の窓から何とか撮影できました。羽後本荘を出ると再び日本海を見ながら旧型客車の旅が楽しめます。少し内陸に入り仁賀保・金浦と停車して再び日本海が見えてくると、DLあきた号の旅も終盤となり終点の象潟に到着します。
 短い旧型客車の旅でしたが、日本海沿いを走りましたので存分に乗車を楽しめました。
 

始発の秋田駅
 

秋田駅発車案内
 

DE10-1187が先頭
 

DLあきた号サボ
 

後部はDE10-1759
 

秋田駅停車中
 

DLあきた号とELあきた号の並び
 

ELあきた号・E6系(奥)と並走
 

象潟に到着
 

折り返しまでこの場所で停車となります
 

秋田を発車
 

ELあきた号と並走
 

雄物川を渡ります
 

日本海が見えてきました
 

子吉川を渡ります
 

羽後本荘で少々停車
 

歓迎の横断幕
 

羽後本荘にて
 

潮風を浴びながらの旧客の旅
 

仁賀保で停車

金浦で停車

象潟に到着
   
U.指定席券・記念品
 指定席券は、なかなか入手できず苦労したのですが、10日前にようやく通路側の確保ができました。その後も、粘り強く空席照会を繰り返して4日前に進行窓側の確保に成功しました。
 今回は、秋田支社から記念乗車証の配布が行われました。これとは別に象潟駅では、オリジナルバッチの配布がありました。
  

指定席券
 

象潟駅でバッチの配布
 

乗車証(表)

乗車証(裏)