とちぎプレディスティネーションキャンペーン  
特急:スペーシア那須野号  大宮−那須塩原
2017年 6月24日(土)乗車_ 


 来年の「とちぎディスティネーションキャンペーン」の前年となる今年は、「とちぎプレディスティネーションキャンペーン」が実施されています。その最後を飾るイベント列車として、東武鉄道のスペーシア100系が宇都宮線の栗橋を超えて那須塩原まで運転する特急スペーシア那須野号が運転されました。栗橋までは、東武直通の「スペーシア日光」「スペーシアきぬがわ」で運転されていますが、栗橋以降は営業運転の臨時特急列車としては初めての運転となります。
  
T.特急スペーシアで那須へ
 北陸新幹線かがやき500号で大宮に到着すると、すでに100系スペーシアが大宮駅7番線に停車しています。予想通り金色の「日光詣」の編成です。先頭部では出発式の準備も進んでいます。ただ、今日は各地で臨時列車が運転されているためか、大宮でスペーシアは珍しくないのか、人出は多くなく平和に撮影できました。
 関係者に見送られて大宮駅を出た特急スペーシア那須野号は、宇都宮線に入り北上します。大宮の町並みはすぐに終わり列車は田園地帯を走行します。早速、車内改札と当時に終わった号車から記念品の配布が行われます。列車の方は、ダイヤの合間を縫って走っているため速度はあまり出ていません。ゆったりとした速度が逆に優越感に思えるほど、列車は一定の速度で北上します。それでも最初の停車駅の久喜では2分ほど早く着いたので写真撮影もできました。さらに列車は進み、JR栗橋駅を通過します。通常は連絡線に入りますが、今日は目的地が違うので宇都宮線を通過します。ここからが、100系スペーシアの初営業運転区間となります。まずは、JR宇都宮線の利根川を渡ります。東武鉄道ではなくJRの利根川橋梁を渡るのは新鮮です。通過駅では、列車を待つ人が普段は走らない東武鉄道の車両を珍し気に眺めています。列車は、小山を過ぎて宇都宮に停車します。車内は、満席の放送の割に空席が結構見られました。この列車を券だけ確保して乗らないのは少しもったいないかと思いました。私の隣も大宮から誰も来ません。その分快適に乗車できるのですが・・・。列車は、宇都宮線を順調に北上し宇都宮に到着します。僅か3分ほどの停車とは思えない歓迎ぶりでした。
 宇都宮を出ると再び田園地帯を走行し鬼怒川を渡ります。宝積寺に停車して山間部を抜けると、再び田園地帯を走行し終点の那須塩原駅に到着します。ホームや改札口では、大勢の方が歓迎のため出迎えてくれました。宇都宮線・東北本線を那須塩原まで運転された100系スペーシアを使用した特急スペーシア那須野号の旅もあっという間に終了します。
 大役を終えた100系スペーシア(日光詣)は、大宮方面へ回送されていくのを見送って新幹線改札口へ向かいます。
 

始発の大宮駅
 

大宮駅に停車中のスペーシア那須野号
 

大宮駅発車案内
 

大宮駅停車中
 

日光詣のステッカー
 

行き表示は「臨時」
 

スペーシアのロゴマーク
 

大宮駅では出発式も行われました
 

久喜駅停車
 

宇都宮駅停車
 

那須塩原駅に到着
 

列車は、しばらくして回送されました
 

大宮駅を発車
 

列車は郊外の田園地帯へ
 

宇都宮線の利根川を通過
 

利根川を通過
 

小山車両センターを通過
 

宇都宮貨物ターミナルを通過
 

宇都宮駅にて
 

再び田園地帯を走ります
 

鬼怒川を渡ります
 

宝積寺に停車
 

間もなく終点の那須塩原
 

那須塩原駅にて
   
U.指定席券・記念品
 特急スペーシア那須野号の特急券は、当初は乗車予定に無く知人の方に誘われて、発売日の夜に空席照会をしましたが満席。それでも発売翌日の朝に何とか入手できました。座席位置は通路側でしたので、それから毎日暇を見ては空席照会をして乗車4日前にようやく窓側に変更ができました。「えきねっと」で他の列車から乗車変更の扱いで購入したので「乗変」のマークがついています。
 乗車記念品は、乗車証(宇都宮車掌区)・硬券特急券タイプの乗車証と特製クリアファイル(大宮支社)・いちごラングドシャ(観光協会)となかなか豪華でした。やはりプレディスティネーションキャンペーンとなると、4月のレトロ日光号ともども気合が違いますね。
 

特製クリアファイル
  

スペーシア那須野号の特急券
 

いちごラングドシャ
  

記念硬券(表)
 

記念硬券(裏)
 

乗車証(表)

乗車証(裏)