快速:桔梗ヶ原ワイナリー号  長野−塩尻
2017年 5月21日(日)乗車_ 


 ここ数年、毎年5月中旬の恒例となった「塩尻ワイナリーフェスタ」の開催に合わせて、長野→塩尻で上り片道のみ臨時快速桔梗ヶ原ワイナリー号が今年も運転されました。今年も、昨年に引き続き全席指定で189系6両N102編成(あさま色)が使用されました。ヘッドマーク・方向幕は、両日とも「快速」で運転されました。
 長野駅から篠ノ井線(松本・塩尻)方面の上り列車で、189系N102編成の旅を楽しめるのはこの列車しか今のところありませんので、189系N102編成に揺られて新緑の篠ノ井線の旅を楽しみました。
  
T.189系桔梗ヶ原ワイナリー号で塩尻へ 【長野8:35−塩尻10:14】

 今年も塩尻市で開催の「塩尻ワイナリーフェスタ」に合わせて、臨時快速桔梗ヶ原ワイナリー号が長野から塩尻までの片道のみ運転されました。昨年に引き続き189系長野車が使用されました。189系長野車は、臨時扱いながら平日には快速おはようライナー号で塩尻から長野まで下り1本のみ設定がありますが、長野駅から上り方面の客扱い1年ぶりとなりますので当然乗車しました。
 乗車前に早朝だけ仕事をして長野駅に向かい6番ホームに行くと、すでに189系あさま色が入線していました。本日は「快速」の表示で運転されるようです。長野駅では、昨年と同様に時間一杯撮りたいと思っていた場所で撮影しをして、いよいよ1年ぶりに189系N102編成の車内へ入ります。
 久しぶりの189系車内で一息つくと列車は、塩尻へ向かって長野駅を発車します。さて、最近コンビニでエビスビールを購入すると、特急ヘッドマークチャームがおまけで付いてきます。と言うことで、「あさま」のヘッドマークチャームが付いたエビスビールを入手して189系あさま色の車内で楽しみます。列車は裾花川を渡り徐々に速度を上げてゆきます。犀川を渡ると川中島に停車。川中島を出ると篠ノ井に停車します。
 
 快速桔梗ヶ原ワイナリー号は、「しなの鉄道」と分かれて篠ノ井線を進みます。昔の信越本線の思い出しながらの乗車も終わり、列車は新緑の篠ノ井線を進みます。稲荷山を過ぎると勾配を登り高度を上げてゆきます。桑ノ原信号場を通過して木々の間を進み、視界が開けると少し霞んでいますが雄大な善光寺平を眺めながら、列車は姨捨駅の本線を通過してトンネルを出ると聖高原に停車します。聖高原を出ると有名な撮影地を何ヵ所か通過します。篠ノ井線(上り)を午前中の光線具合の良い時間帯に通過する189系も珍しいので、今日も有名ポイントには撮影に訪れている方が結構いました。篠ノ井線を走行する189系も注目されるようになったのか、この後に211系臨時回送列車が続いたのが手伝ったのか・・・。列車は、西条駅で運転停車して特急しなの1号との交換と特急しなの6号の退避を行います。要するに、桔梗ヶ原ワイナリー号が3番線に停車している間に、特急しなの1号と特急しなの6号が交換するということです。このため、西条ではしばらく運転停車を行います。特急しなの号の退避と交換を終えると列車は、白坂トンネルを通過して安曇野へ。トンネルを出ると北アルプスの山々が青空に映えて美しく見えます。列車は、犀川と千曲川の合流地点を見ながら進み、最後の停車駅となる松本へ。松本でも数名の乗車がありました。松本を出ると塩尻まであと僅かです。189系N102編成は、特急あずさ号を思わせる走りで車窓にぶどう畑が見えてくると終点の塩尻駅に到着します。久しぶりの189系長野車の旅は、あっという間に終わりました。
 列車は、塩尻駅で小休止をして長野総合車両センターへ回送されます。それより早く、私は特急しなの5号で塩尻駅を発ちました。また来年、新緑の篠ノ井線を189系N102編成に乗車して旅できることを楽しみにしています。
 

長野駅発車案内
 

189系桔梗ヶ原ワイナリー号
 

マークは「快速」
 

方向幕は「快速」
 

長野駅駅名板と189系
 

長野駅表示と189系
 

「あさま」ヘッドマークチャーム付きエビスを車内で
 

西条で「しなの1号」と「しなの6号」を退避
 

塩尻に到着
 

ワインの樽と189系
 

塩尻にて
 

長野へ回送で戻ります
 

犀川橋梁を通過
 

189系車内
 

初夏の篠ノ井線へ
 

姨捨付近を通過
 

冠着付近は田植えも終わり
 

新緑の美しい車窓
 

北アルプスも見えます

梓川と犀川の合流部

間もなく終点の塩尻
 
U.特急しなの5号で長野へ

特急しなの5号(塩尻10:55−長野11:59)
 今日は用事がありましたので、寄り道せずに特急しなの5号で速やかに長野へ戻ります。本日は、8両編成ですので付属編成部分が自由席となります。そのため、7号車にも運転台があるため座席数が僅かに少なくなります。松本の手前となる塩尻からの乗車となるので、指定席の空席利用はやめて自由席に並びます。昼の時間帯は、松本から指定席券を用意して乗る人が結構いると聞いていたので・・・。
 さて、特急しなの5号が少し遅れて到着しました。自由席も塩尻でかなり降りたので窓側に座ることができました。松本で更に乗客の入れ替わりがありましたが、予想よりは空いていました。この時間帯に下り列車に乗る機会は少ないので、篠ノ井線の車窓も新鮮に見えました。
   
   
V.指定席券
 指定券は、私が乗車した前日(5/20)は結構埋まっていたようですが、私が乗車した5/21は空席も結構ありました。号車と場所を選ばなければ窓側もかなりの位置を選択できました。なお、車内改札印は、「善光寺」のデザインに変更されていました。

指定席券

車内改札印(善光寺)