快速:リゾートビュー八ヶ岳号  小諸−(小淵沢)−松本
2017年 5月20日(土)乗車_ 


 春の臨時列車として、恒例となっている快速リゾートビュー八ヶ岳号が設定されたので乗車してきました。今までは、松本発小諸行の乗車ばかりでしたので、今回は小諸発松本行に乗車しました。夕日に染まる八ヶ岳や夕暮れの諏訪湖などこの時期ならではの車窓を楽しむことができました。
 7月からは、快速HIGH RAIL1375号の運転が開始され、快速リゾートビュー八ヶ岳号の設定も気になるところですので乗車できるときに乗車をしておきました。
  
T.115系長野色で坂城から小諸へ


普通(坂城14:17−小諸14:49)
 
 169系S51編成の見学を終えて、坂城駅から普通列車で小諸駅に向かいます。やってきたのは、懐かしい長野色の115系S16編成です。ほぼJR時代のままの塗装ですので、みていて本当に懐かしさを感じました。
 坂城からは座ることができず立ったままの乗車でしたが、西上田からは座ることができました。上田では8割方の乗客が下車しましたが、それ以上の乗車がありほぼ満席の盛況で上田駅を出ました。その後は、一駅ごとに下車する乗客が一定数あり小諸に着く頃には車内も落ち着きを取り戻していました。
 小諸では、駅前に停車していたJRバス関東の高速バスが幸運にも「信州ディスティネーションキャンペーン」のラッピングバスでしたので、こちらも前後左右で撮影することができました。
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信州DCラッピングバス

信州DCラッピングバス(反対側)

信州DCラッピングバス(後部)
 
U.快速リゾートビュー八ヶ岳号で松本へ【小諸15:11−松本19:18】
 小諸から快速リゾートビュー八ヶ岳号に乗車します。小諸から小淵沢を経由して松本まで4時間7分の長丁場です。小諸駅の改札を入ると快速リゾートビュー八ヶ岳号はすでに入線していました。車内も結構人が乗車しています。本日は、1人用シートを確保したのでゆったりとした旅が楽しめそうです。ちなみに反対側の1人用シートも知人の方が利用しています。
 小諸駅を定刻に発車した快速リゾートビュー八ヶ岳号は、西日差す小諸を後に「しなの鉄道」と平行して進みます。乙女駅を通過すると右にカーブして南下を始めます。発車して早々の三岡駅で交換列車待ち合わせのためしばらく停車となります。やって来た小諸行は、キハE200系2連でした。再び歩みを始めた快速リゾートビュー八ヶ岳号は佐久平駅に到着。何と佐久平駅で降りるかたも何名か見かけました。佐久平では、予想通り乗車してくる方も何名かいました。佐久平を出ると岩村田に停車し中込に到着します。中込では12分ほど停車時間があります。中込を出ると八千穂で列車交換のため停車します。その後は、西日差す小海線を千曲川に沿って進み小海に停車します。ただ、停車時間は僅かです。小海を出ると山間部を進みます。日もかなり傾いています。山間部を抜けると高原野菜の広々とした畑が広がります。列車は、高原野菜の畑を進みJR最高地点駅の野辺山に到着します。野辺山では7分ほど停車します。野辺山からも乗車する方が結構いました。野辺山を出ると国立天文台野辺山のアンテナを見ながら列車は進みます。次の見どころは、JR最高地点碑です。普段、小海線を走るイベント列車は必ずと言って良いほど徐行しますが、今日は通常速度で通過したので見落とすところでした。列車は、長野県から山梨県に入り清里に到着します。清里を出ると下り勾配を進みます。林の中にある橋から「吐竜の滝」が見ることができました。この場所ではちゃんと減速してくれました。その後、甲斐大泉・甲斐小泉と過ぎて林を出ると視界が開けてきます。夕日に染まる美しい八ヶ岳と霞んで薄っすらとしか見えませんが富士山も見ることができました。そして、小海線の中央本線側の起点となる小淵沢駅に到着します。
 
 小淵沢では、列車の進行方向が変わります。また、大勢の方が小淵沢で下車したので車内もかなり空きました。列車は、進行方向を変えて松本へ向けて進みます。車窓は、西日の初夏の午後から夕方の景色に変わります。また、中央本線を進むので速度も上がりました。列車は、快調に進み茅野駅で少々停車します。茅野を出ると上諏訪に停車して夕暮れの諏訪湖畔を走ります。下諏訪で停車時間がありましたので撮影します。さらに飯田線からの交換列車が遅れた関係で、こちらも少々遅れて発車。岡谷を過ぎて塩嶺トンネルを過ぎると車窓も夕暮れから夜景に変わってきます。塩尻では、さらに降車する人が多くあり、前の席も空いたのでボックスにして松本までの最後の区間を快適に過ごすことができました。そして終点の松本に到着。小諸から小淵沢経由で4時間7分。快速リゾートビュー八ヶ岳号の旅を楽しみました。7月からは、小海線区間でHIGH RAIL1375が運転を始めますので、快速リゾートビュー八ヶ岳号はどうなってしまううか解りませんが、乗車を楽しめるときに楽しんだので満足感いっぱいで松本駅のホームに降りたちました。
 

小諸にて
 

小諸駅に停車中のリゾートビュー八ヶ岳号
 

列車名表示
 

行先表示
 

佐久平に停車中
 

中込に停車中
 

野辺山に停車中
 

野辺山で233Dと交換
 

清里に停車中
 

小淵沢に到着
 

小淵沢で進行方向が変わります
 

茅野に停車中
 

下諏訪に停車中
 

松本に到着
 

西日差す小諸を発車
 

佐久平に到着
 

八千穂で231Dと交換
 

八千穂発車
 

西日差す小海線を進みます
 

沿線では田植えも
 

千曲川を渡ります
 

西日差す高原野菜の産地を通過
 

国立天文台野辺山

JR最高地点碑
 

吐竜の滝
 

車窓から富士山も見えました
 

夕日に染まる八ヶ岳

夕日差す中央東線を松本へ

夕暮れの諏訪湖畔を通過
     
 
V.特急しなの21号で長野へ

特急しなの21号(松本19:47−長野20:39)
 松本からは、特急しなの21号で長野へ戻ります。本日は8両での運転ですが、この列車は週末は混雑する列車ですので油断はできません。先頭部の撮影をして最後の方に乗車すると2号車は窓側は満席。3号車は、多少空いていたのでここに席を取ることに。本日は指定席の5号車あたりが空いていそうな感じもしましたが、疲れていて移動したくなかったので3号車に落ち着きました。夜の篠ノ井線を特急しなの21号は長野を目指し淡々と進みますが、景色はほとんど見えません。姨捨の夜景と、稲荷山で交換した特急四季島号は見ることができました。特急四季島号との交換は新鮮でした。
 列車は、ほぼ定刻に長野駅に到着となりました。
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W.指定席券・記念品
 指定席券については、いつでも窓側を購入できる状態でした。最初に窓側を抑えてからタイミングを見て1人用席に変更しました。なお、車内改札印は「信州ディスティネーションキャンペーン」特別企画で「アルクマ」デザインに変更されています。
 乗車記念品については、昨年までは「乗車記念証」と「HB-E300ペーパークラフト」でしたが、今年は7月にHIGH RAIL1375が運転されるためか、「乗車記念証」の配布は行われませんでした。今回は、「HIGH RAIL1375」のクリアファイル・「HIGH RAIL1375」運転告知カード・「HB-E300ペーパークラフト」の3点セットが配布されました。
 

指定席券
 

車内改札印は「アルクマ」
 

スタンプ台紙(裏)
 

スタンプ台紙(表)
 

HIGH RAIL1375のクリアファイル

快速リゾートビュー八ヶ岳号ペーパークラフト
HIGH RAIL1375の運転告知カード