快速:SLレトロ碓氷号  高崎−横川
2016年12月17日(土)乗車_ 


 高崎支社で運転されているSL列車ですが、本日の快速SLレトロ碓氷号が昼間走行する今年最後のSL列車(高崎支社)となるので今年の乗りお納めをしてきました。(夜間運転は、12月23日にも運転があります)
 D51-498に牽引された旧型客車4両にEF60-19が連結された、なかなかの豪華編成となりました。今回は、旧型客車4両ということで空席も少なく乗車率も(普段より)良かったのではないかと思います。
  
T.新幹線で高崎へ

あさま610号(長野8:24−高崎9:14)
 長野から「あさま610号」で高崎へ向かいます。長野駅14番線にE7系が入線してもすぐには乗車できません。先行の「かがやき502号」が発車した後でドアが開き乗車できます。大宮・上野・東京へ急ぐ客は、「かがやき502号」「かがやき536号」を利用するようで、こちらの各駅に止まる「あさま」は空いています。
 「かがやき536号」に続いて、長野を出た「あさま610号」は、次の上田駅から混みはじめ佐久平・軽井沢と「かがやき」が2本通過した後の列車ですので、大勢の乗客が乗りこみます。ただ、自由席5両の効果は大きく相席なることもなく碓氷峠を超えて高崎まで乗車できました。高崎での降車は意外と数なく少し驚きました。もう少し大勢降りるかと予想していましたので・・・。新幹線乗り換え改札を通過して在来線ホームへ移動します。
 
U.SLレトロ碓氷号の旅
 高崎駅2番線にD51-498に牽引されたSLレトロ碓氷号が入線してきました。発車まで10分なので手早く撮影します。幸い今日は、人も少なくスムーズにD51側の撮影を終えて後部の機関車側へ。本日は、EF60-19が帰路のELレトロ碓氷を担当するようで連結されています。こちらもなかなかの撮影者の数ですが何とか発車時刻前に撮影を終えて車内へ。ここで、接続の平塚始発の上野東京ラインが遅れている関係でSLレトロ碓氷号も発車が3〜4分遅れる放送が・・・。もうホームに出るのも億劫なので車内で待つことに。
 遅れていた上野東京ラインの列車を待って、D51の汽笛一斉高崎を後に横川に向けて発車します。本日は、D51-498を先頭に旧型客車4両と最後部にEF60-19を連結した6両編成です。客車は4両ですので、普段のSL碓氷号より座席の埋まりは良いようです。(満席ではありません)
 上越線と別れて列車は、信越本線を進みます。今日は、長野とは違い青空の冬晴れです。ただ、残念なのが進行方向左側ですので浅間山などを見る事ができないことでしょうか。列車は、碓氷川を渡り東邦亜鉛の工場が見えてくると安中に停車します。遅れた分を取り戻すため停車時間を短縮して発車するとのことですが、D51の点検をするので5分は止まるだろうとホームで撮影。その後、そそくさと乗りこむとちょうど発車の時刻となりました。安中を出て磯部に停車してしばらくすると、スクラッチの抽選大会が行われます。前回、SLググッとぐんまみなかみ号に乗車した際は当選してSL缶バッチを貰いましたが、今回は残念ながら外れました・・・。そう甘くはないようです。
 車窓の方は、ようやく妙義山の山々が見えてきました。時折、カーブの関係で僅かに浅間山も見えはしましたが、完全に見えることはなく残念でした。そうこうしていると、列車は西松井田駅を通過して最後の上り勾配へ。先頭の4号車に乗車したのでD51のドラフト音を楽しんでいると横川駅に到着します。
 横川駅到着後は、歓迎太鼓の演奏を聴きながらD51先頭の編成写真とEF60-19の撮影をして、高崎行の115系に乗り込みます。
 

SLレトロ碓氷号(高崎9:47−横川10:49)
 

SLレトロ碓氷号ヘッドマーク
 

後部はEF60-19
 

ELレトロ碓氷号ヘッドマーク
 

横川に横着
 

ようやく編成写真を撮影
 

撮影記念ボード
 

115系とSLレトロ碓氷の並び
 

EF60-19
 

帰路はELレトロ碓氷号になります
 

始発の高崎駅
 

発車案内
 

旧客サボ
 

高崎を発車
 

碓氷川を渡ります
 

間もなく安中です
 

安中駅に停車
 

磯部駅に停車
 

妙義山が見えてきます
 

間もなく横川

横川に到着

歓迎太鼓演奏もありました
  
 
V.115系電車で高崎へ
 横川からは、快速冬のおいこっと3号(別記事)に乗車するため先を急ぎます。SLレトロ碓氷号に続いて到着した、115系電車の折り返し高崎行に乗車します。115系高崎車も4連はほぼ終了となり残りは3両編成の車両のみになりました。置き換えのペースも早いようで、今度はいつ乗車できるか解らないので毎回最後のつもりで乗車していますが、今回で信越本線で乗車できるのは最後かも解りません。
 横川を定刻に出た列車は、信越本線を高崎へ向けて走行します。松井田までは空いていましたが、松井田から先は磯部・安中と乗車が多く瞬く間に座席が埋まります。北高崎では、下校時間に入ったのか高校生で車内も大変交雑して終点の高崎へ。僅か31分でしたが、貴重な115系高崎車の乗り心地を楽しめたひと時でした。
 

普通列車(横川11:08−高崎11:39)
 

横川駅に停車する115系
 
   
W.新幹線で長野へ

あさま607号(高崎12:02−長野12:48)
 高崎から「あさま607号」で長野へ向かいます。まぁまぁの時間帯を走る列車なのか、指定席もそれなりに埋まっていて高崎からでもA席が少し残る程度の混み具合でした。
 高崎に到着した「あさま607号」の指定された10号車へ行くと、案の定、私が座るA席だけポツンと空いてました。その他は、調整席らしき1列5席(A〜E)を除いてすべての席が埋まってました。B席も埋まるなんてすごい混雑です。普段は、この時間帯の下り新幹線には乗りませんが、結構混雑しているようです。
 安中榛名を通過し、碓氷峠を通過して軽井沢につくと7割ぐらいの乗客が下車。一気にガラガラになりました。さらに佐久平・上田で乗客が続々と下車して、上田を出ることには、10号車は10人前後しか乗車していませんでした。改めて軽井沢の集客力はすごいですね。
 
X.指定席券

指定席券
 
 指定席券は、当初から「○」の状態でしたが、進行方向となるA席だけは売り切れの状態となっていました。とりあえず「えきねっと」で、D席で押さえて座席位置変更を試みるも上手くいかず月日が流れました。数日前になってようやく進行方向のA席に戻りが出たようで、無事に進行方向側の席を入手できまました。ただ、残念ながら浅間山が見える右側の席ではなかったのが残念でしたが、まぁそこまで贅沢も言えません。今回は、4両編成で運転されましたので、A席の埋まりも早かったようです。
 乗車証の配布はありませんでしたが、「スクラッチくじ」の配布はありました。今回は外れましたが、「くじ」部分をミシン目を切り取り「乗車証」としてお持ち帰りください。と案内がありましたので、乗車証も兼ねて作成されたと考えて良さそうです。

乗車証を兼ねたスクラッチカード(当日の案内より)