快速:リゾートビュー八ヶ岳号  松本−(小淵沢)−小諸
2016年11月 5日(土)乗車_ 


 秋の臨時列車として、快速リゾートビュー八ヶ岳号が引き続き設定されたので乗車してきました。前回の乗車時(2014年5月)は松本から中込までの運転でしたが、ここ数シーズン(運転日)は松本から小諸までの運転となりました。松本から小淵沢経由で小諸までの乗車は初めてとなりました。
 松本を出発して諏訪湖を見ながら中央本線を南下し、小淵沢から紅葉が一部で見ごろを迎えた八ヶ岳山麓を走る小海線の景色を堪能しながらの「リゾートビューふるさと」の旅となりました。
  
T.E257系「快速」で松本へ【長野6:55−松本8:02】

E257系使用の快速で松本へ
 
 快速リゾートビュー八ヶ岳号に乗車のため長野から松本へ向かいます。本日は、久しぶりにE257系使用の快速に乗車します。本日は、「あずさ50周年」ラッピングの編成ではありませんでしたが、座席のテーブルには「あずさ50周年」のステッカーが全編成に貼られているので、こちらの記録だけでもしておきます。
 長野を発車時点でも、乗客は少なく車内は閑散としています。長野を出ると、川中島・篠ノ井・稲荷山と停車して聖高原へ向かいます。快速列車らしい停車駅ですが、聖高原からは各駅に停車となります。実際にも、聖高原からは乗客が停車駅ごとに増えてきました。今日は土曜なので空いているのでしょうが、平日はもっと混んでいるかと思います。今日は、明科から濃霧でアルプスも見ることなく、霧が切れかかった朝の松本に到着しました。

長野駅を出発します
 

テーブルに記念ステッカーが貼られています
 

あずさ50周年ステッカー

ありがとう あずさ50周年ステッカー
 
U.リゾートビュー八ヶ岳号で松本から小諸へ【松本9:17−(小淵沢)−小諸12:34】
 松本駅前のファーストフード店で朝食を済ませて松本駅ホームへ。あらかじめ時間を調整したので、寒い思いをすることなくすぐに列車(快速リゾートビュー八ヶ岳号)は入ってきたのですが・・・。8時54分定刻に松本駅1番線に長野から回送列車で到着しましたが、すぐには乗れないようでドアが開きません。ドアが開き暖かい車内に入れたのは9時頃でした。
 この列車、先ほど朝食の後で時間調整した際に「えきねっと」で調べた時は、松本−小諸の通しで残り2席でした。と言うことでほぼ満席になるということですが、松本発車の時点では閑散としています。結局、8割方の空席を出して松本駅を発車します。前日の午後にようやく窓側が確保できた席に座ります。1人用の席でしたが、小淵沢までは壁が真ん前という状態です。松本を出たリゾートビュー八ヶ岳号は、秋晴れの篠ノ井線を快調に飛ばします。車内は空席が多数ありますが、これから先(特にメインの小淵沢から)で席が埋まってくるものと思われます。
 塩尻駅からわずかな乗客を乗せ、塩嶺トンネルを通過して岡谷へ。岡谷で313系との並びを撮影して諏訪湖を見ながら進みます。今日は、霞んでいて富士山を見ることはできません。この先、下諏訪・上諏訪・茅野と停車してします。上諏訪からまとまった乗車があった以外は、車内は空いていて静かです。沿線は、紅葉の季節で遠くに秋晴れの青空に中央アルプスの山々を見ることできました。八ヶ岳が近づいてくると、列車は小淵沢駅に到着します。小淵沢始発・終着の松本方面からの普通列車と同じ方法で、中央東線から小海線のホームに直接到着しました。
 
 小淵沢から進行方向が変わり、いよいよメインの小海線に入ります。車内も、満席のアナウンス通り「ここからが本番」と言わんばかりに満席となりました。一気に秋の行楽列車の雰囲気となります。列車は、中央東線と分かれて勾配を進みます。最初の見どころとなる、八ヶ岳を望む車窓も青空に映えてくっきりと見えます。色づき始めた木々の中をしばらく進み車内では、乗車証とペーパークラフトの配布が始まりました。列車は、秋の山間部を進み途中で僅か一瞬ですが、秋の吐竜の滝も見ることができました。列車は、清里に到着します。満席だった車内もここまでで清里では降りる方も結構いました。清里を過ぎて真っ青な秋晴れの八ヶ岳の山々が近くに見えるようになりました。長野県に入り、小海線線で一番の見せ場となる「JR鉄道最高地点」を通過するとJR線最高駅の野辺山駅に到着します。野辺山では5分停車します。わずかな時間でしたが、JR最高地点駅の秋の雰囲気を楽しめました。野辺山を出ると、収穫が終わり冬支度に入った高原野菜の産地を進みます。そして列車は、野辺山高原に別れを告げて山間部に突入します。場所によって紅葉が見ごろな場所とまだ色づき前の場所が交錯しています。急勾配の区間を終えて高原野菜の畑を見ながら進みます。信濃川上駅を通過すると今度は千曲川に沿って進みます。千曲川を何回か橋梁で通過するので景色は飽きる事がありません。
 車内では、車内イベントとしてハーモニカの演奏が行われています。小海駅を過ぎて、だんだんと千曲川が離れていくと代わりに浅間山が姿を見せます。ことらも秋晴れの青空に浅間山の姿が大きく見えます。列車は、中込駅で少々停車して小諸へ向けてラストスパートです。新幹線の乗り換え駅となる佐久平で大勢の人が降車して車内も幾分寂しくなりました。佐久平を出てしばらく進むと、しなの鉄道の線路が接近してきて乙女駅を通過します。この後は、しなの鉄道と平行して進み終点の小諸に到着します。
 今日は、天候にも恵まれて秋の快速リゾートビュー八ヶ岳号の旅が楽しめました。今日は、用事があるのでこれから速やかに帰宅します。

松本駅発車案内
 

始発の松本駅
 

松本から小淵沢経由で小諸へ
 

行先表示
 

本日は1人用の座席
 

岡谷駅停車中
 

岡谷にて544M(313系)との並び
 

上諏訪駅停車中
 

小淵沢駅停車中
 

進行方向が変わります
 

清里駅停車中
 

野辺山駅停車中
 

小諸に到着
 

終着の小諸駅
 

松本駅を発車
 

秋晴れの篠ノ井線を塩尻へ
 

塩尻から旧線が分岐
 

岡谷で旧線が合流
 

諏訪湖畔を通過
 

小淵沢で中央本線と別れます
 

八ヶ岳もきれいに見えます
 

吐竜の滝付近を通過
  

JR最高地点を通過
 

秋の野辺山高原を通過
 

前面展望を楽しみ
 

千曲川を渡ります
 

小海に停車
 

浅間山が見えると旅も終盤
 

中込に停車
 

中込駅停車中
 

佐久平駅停車中
 

しなの鉄道に沿って小諸へ
 
 
V.小諸から しなの鉄道で長野へ【小諸12:57−長野14:01(遅れ14:10)】

しなの鉄道で長野へ
 
 小諸駅で改札を出て、しなの鉄道(小諸−篠ノ井)の乗車券を購入してホームへ。やって来た長野行は115系は、懐かしい長野色の115系S16編成でした。車両は、しなの鉄道に譲渡されていますが、車体の塗装はJR時代のままです、車内も座席のモケットなどJR時代のままです。
 小諸駅を発車する間際に到着した小海線からの高校生で車内は一気に混雑して小諸駅を発車します。車窓には浅間山も見ることができて、午後のひと時JR時代を思い出すような懐かしい旅ができました。
 篠ノ井で、遅れている特急しなの9号を先に通すため10分ほど停車して発車。遅れは少し回復して9分遅れで長野駅に到着となりました。
 篠ノ井−長野は重複しますが、信州(一部山梨県)を一周して戻ってきました。

小諸駅にて
 

長野−篠ノ井は重複しますが一周して長野へ
  
    
W.指定席券・記念品

リゾートビュー八ヶ岳号指定券
  
 指定席券は、発売当初は確保することができませんでした。その後、しばらくして通路側の座席を確保して様子見をします。乗車1週間前に窓側の座席に空きがあったので座席位置変更をして、さらに1人用座席が発券可能になるのを待って1人用座席に座席位置変更しました。全体的には、1か月前の発売当初から座席の埋まりが良く、最終的には希望の座席を確保はできましたが、窓側への座席位置変更は苦戦を強いられました。
 記念品の方は、春・夏シーズン(運転日)と同じ2016年デザインの乗車証(ポストカード)とペーパークラフトが配布されました。

配布された乗車証とペーパークラフトのセット
 

乗車証

ペーパークラフト