W.旧型客車八ヶ岳号(小淵沢15:22−中込17:41)
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小淵沢から中込への帰路も、快速旧型客車八ヶ岳号に乗車します。帰路は、DD16-11にヘッドマークはありません。このようになった経緯は不明ですが、かえって懐かしい雰囲気になりました。
乗車したのは2号車で、往路と同じ景色となる奇数番号です。進行方向窓側を確保するためには仕方ないのですが、左右両方の景色を楽しめないのは残念です。
列車は、DD16-11に牽引されて定刻に小淵沢駅を発車しました。車内の方は、乗車証が無いことが解ったので乗車をやめた人が多いよう(事実、何名もそのような話をしていましたし)で、指定席は完売状態にも関わらず2号車は空席が多かったです。列車は、小淵沢を出てすぐに左へカーブします。ここは大勢の方が撮影に訪れていました。列車は、徐々に山間部に入り甲斐大泉駅で少々停車します。帰路では、甲斐大泉駅が降りることができそうな唯一の停車駅ですので、編成写真を撮影しようと混雑していました。甲斐大泉を出ると再び山間部を進み視界が開けると清里に到着します。清里駅での停車は僅かで先に進みます。JR最高地点碑や国立天文台野辺山のアンテナを見ながら高原列車の旅を楽しみたいのですが、外は清里からあいにくの雨模様・・・。窓も完全には開けられず車内も蒸し暑くなってきました。
野辺山も僅かな停車時間で発車して、列車は高原野菜の産地らしい畑の中を進みます。沿線の有名な撮影地は、パトカーが警戒にあたっています。場所によっては、2台体制で巡回する地点もあり近年には見られないSL以上の警戒ぶりでした。野辺山を出てしばらくすると雨も上がり再び窓を開けて旧客の旅を楽しみます。途中の信濃川上駅で運転停車を行い、その後は千曲川に沿う形で進みます。小海駅も僅かな停車で発車し列車は進みます。天候は、中込に近づくにつれて徐々に回復しはじめています。八千穂まで来ると日差しも出てきて、西日を浴びて列車は中込を目指します。田園地帯では、DD16+旧客の影が田に写るほど日が傾き、長野支社で運転された2016年夏の旧型客車シリーズを締めくくる最後の走りでした。
中込駅到着後は、小海線営業所への入換シーンも撮影して小諸方面行の列車を待ちます。
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始発の小淵沢
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帰路はヘッドマーク無しです
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甲斐大泉駅に停車
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中込に到着
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役目を終えて車両基地へ
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機回し中
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小淵沢を発車
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八ヶ岳も辛うじて見えます
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大カーブを通過
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甲斐大泉駅に停車
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232Dと交換
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山間部を登ります
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清里駅に停車
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旧客車内
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JR最高地点を通過
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 国立天文台野辺山
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野辺山駅を発車
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高原野菜の産地を通過
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信濃川上で運転停車
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千曲川を渡ります
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トンネル通過中
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列車は山間部を進みます
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小海駅を発車
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八千穂駅に停車
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236Dと交換 |

田んぼに列車の影 |

浅間山が見えると中込です |
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