信州プレディスティネーションキャンペーン   
快速:信濃大町駅100周年号  松本−信濃大町
2016年 7月24日(日)乗車_ 
 JR東日本長野支社では、信州プレディスティネーションキャンペーンと信濃大町駅が7月5日に100周年を向かえたのにに合わせて、昨日の「旧型客車かもしか号」に続いて高崎支社の旧型客車(と電気機関車2両)を借り受けて、大糸線(松本〜信濃大町)で「信濃大町駅100周年号」を運転しました。
 乗車した当日は、あいにくの天候で北アルプスの山々はほとんど見えませんでしたが、緑が美しい夏の大糸線を心地よい夏の信州の風を受けながら旧型客車に揺られて、短い区間がら1日ゆっくりと乗車を楽しみました。
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T.リゾートビューふるさと号で松本へ(長野9:04−松本10:29)
 長野からは、快速リゾートビューふるさと号に乗車して松本へ向かいます。乗り鉄の方々は、考えることは皆同じなようで、この列車でもイベント列車で見かけるような方々が結構乗車しています。
 快速リゾートビューふるさと号に乗車するのは久しぶりです。篠ノ井駅の通過や姨捨駅での長時間停車など見所満載です。夏の篠ノ井線を、大きな窓から見る車窓を楽しんでいると列車は、聖高原を過ぎて明科へ。明科を過ぎると松本に停車します。やはり、考えることは同じで松本駅で乗り鉄らしき方々が下車したので、快速リゾートビューふるさと号は空席が多くなりました。
 次回は、久しぶりに南小谷駅まで乗り通したいと考えています。
 
U.信濃大町駅100周年号(松本11:32−信濃大町12:36)
 松本から快速信濃大町駅100周年号に乗車します。乗車した2号車は、ほとんどの席が埋まっていました。松本出た列車は、北松本の先で篠ノ井線と分かれて大糸線を北上します。島内で普通列車(211系)と交換のため運転停車を行い、列車は梓川を渡り安曇野へ。豊科では4分停車の予定でしたが、島内で交換列車が遅れたためわずな停車で発車。列車は、曇り空で北アルプスが見えない生憎な天候の中を北上します。沿線の撮影地には大勢の方が撮影に訪れています。曇り空で涼やかな風を受けながら大糸線を北上して穂高駅で4分ほど停車します。穂高駅では、ホームで撮影をしますが停車時間もあっという間です。穂高を出ると有明駅を通過して、車窓には「わさび畑」が見えてきます。さらに、大糸線を北上して信濃松川駅で2分ほど停車します。信濃松川を出ると、もう終着の信濃大町は目前です。列車は高瀬川を渡り大町へ入り終着の信濃大町駅に到着します。
 今回は南小谷まで行かないので、短い大糸線の旧型客車の旅となりました。
 

松本駅発車案内
 

松本駅停車中
 

松本駅停車中
 

穂高駅停車中
 

信濃大町に到着
 

入換準備に入ります
  

松本駅を間もなく発車
 

松本を発車
 

島内で211系と交換
 

島内を発車
 

梓川を渡り安曇野へ
 

夏の安曇野を北上
 

豊科駅に停車
 

穂高川を通過
 

有明駅を通過
 

信濃松川駅に停車
 

高瀬川を渡ると大町です
 

信濃大町は太鼓演奏で歓迎
 
 ※信濃大町駅構内入換の様子(動画)はこちら  
   
 
V.100周年を迎えた信濃大町駅と若一王子神社例大祭(流鏑馬)

 信濃大町駅到着後は、駅前広場でイベントがありましたので試飲の地酒を進められるままに3種類を2回賞味したり豚汁を食したりして時間を過ごしますが、一番賑わう時間帯にイベントは早々に終了しました。
 私は、事前に調べてこなかったので知りませんでしたが、今日は地元の若一王子神社例大祭(子ども流鏑馬)の日で信濃大町駅前で一騎一回、最初の奉射をするそうです。その場所は、もうすごい人だかりで近づけそうもないので、少し離れたロータリーから通過する射隊を見ました。全ての射隊が通過する頃には、列車の発車時間も近づき駅へ移動します。改札を通過すると、側線に入っていた快速信濃大町駅100周年号が1番ホームへ入線してくるところでした。
 思いがけず、地元の祭事を見物できて有意義な信濃大町での折り返し時間でした。
 

信濃大町駅
 

信濃大町駅100周年の看板
 

信濃大町駅100周年ポスター
 

信濃大町駅100周年イベント
 

子ども流鏑馬がやってきました
 

町ごとに次々とやってきます
 
 
W.信濃大町駅100周年号(信濃大町14:47−松本16:40)
 信濃大町から再び快速信濃大町駅100周年号で松本へ戻ります。帰路も、2号車の乗車です。まぁ、進行方向窓側を確保するには号車の指定をしている余裕はありませんが・・・。
 信濃大町では見ることはできませんでしたが、出発式も行われていました。信濃大町を出た列車は、大糸線を南下して松本へ向かいます。この時間でも北アルプスは雲に隠れて残念でした。列車は、高瀬川を渡り信濃常盤駅にて4分ほど運転停車を行います。列車は、再び南下して松本へ向かいます。車内は、西日が差してゆっくりとした時間が流れています。信濃松川では13分停車しますので、駅前の酒屋へビールを購入しに出かけます。旅も後半となりちょっと一杯したい時間帯です。信濃松川からは、ビール片手に旧型客車の旅を楽しみます。途中の有明駅で14分運転停車となります。この駅でドア扱いしてくれればいい気分転換などできるのですがね・・・。有明駅を出ると続いて穂高駅に停車します。穂高では16分ほど停車となります。穂高を出ると、列車は豊科へ向けて走行します。ダイヤの余裕が無いのか結構飛ばして運転しています。沿線の有名撮影地は大勢の方が撮影に訪れています。大糸線の撮影地は良く解ら無いので大分参考になりました。豊科で10分ほど運転停車すると、列車は梓川を渡り安曇野に別れを告げ松本へ。篠ノ井線が近づいてきて併走すると、北松本(大糸線のみ)を通過して終点の松本に到着します。
 松本到着後は、5分で回送列車となり塩尻駅へ向かうので乗客の降車が終わり車内点検が終わると、すぐに塩尻へ向けて回送されました。昨日、今日と終着駅の余韻に浸る時間はありませんでした。
 

信濃大町駅発車案内
 

信濃大町駅停車中
 

信濃大町停車中
 

出発セレモニー(車窓から)
 

信濃松川駅に停車
 

穂高駅に停車
 

豊科駅に停車
 

3329Mと交換
 

松本に到着
 

5分で塩尻へ回送
 

信濃大町にて
 

松本へ向かって何か
 

高瀬川橋梁を通過
 

信濃常盤駅で運転停車
 

天候は徐々に回復
 

信濃松川駅停車中
 

旅の終盤に一杯
 

安曇野を更に南下
 

有明駅に運転停車
 

穂高に停車

豊科に停車

梓川を渡り松本へ
   
X.特急しなの17号で長野へ(松本17:05−長野17:53)
 帰路は、特急しなの17号で長野へ戻ります。この後に、快速リゾートビューふるさと号の運転がありますが、明日の早朝勤務を考えると一刻も早く帰りたいので特急しなの19号を選択します。
 今日の特急しなの19号は6両編成で、松本駅の特急しなの号の指定席乗車位置も結構人が並んでいます。まぁ、座れるでしょうが窓側に座れるか心配でした。先頭部を撮影後は、2号車は結構並んでいるのでパスして、頼みの4号車がバッチを付けた外人の人(団体)が乗車中で無理だろうと3号車へ。窓割の良い一番後ろの席が空いていたのでそこを選択。何とか無事に着席できて一安心。後は、西日差す篠ノ井線を快調に走行して長野駅に到着しました。
 下りの特急しなの号は、2日連続の乗車でした。
  
Y.ヘッドマーク・サボ
 ヘッドマークは、信濃大町側先頭のEF64-1001には、先日運転された「北アルプス風っこ号」のEF64-1053に付けられた「信州ディスティネーションキャンペーン」のロゴマーク(地球とアルプスとシラカバ(県の木))をあしらったデザインのヘッドマークが取り付けられました。松本側先頭のEF64-37には、「信濃大町駅100周年号」の特製ヘッドマークが取り付けられました。
 サボの方は、信州ディスティネーションキャンペーンのロゴマークとキャッチフレーズが入った専用のサボが用意されました。
  

EF64-1001ヘッドマーク
 

EF64-37ヘッドマーク
 

スハフ32用の大型サボ

旧客用のサボ
  
Z.指定券・記念品
 指定席券については1ヶ月前に「えきねっと」で確保しましたが、往復ともに進行方向と反対の通路側でしたので、こちらの指定券は進行方向が確保できた時点で他の列車に変更して、数日前に改めて進行方向側の座席を買い直ししました。
 記念品として、乗車記念カードが配布されました。昨日の「旧型客車かもしか号」と同様にトランプを引く要領で配布されました。往路は、旧型客車かもしか号のデザインでした。復路は、富士山とE351系電車となりました。
 また、信濃大町駅では、有人改札を乗車・下車で通った「信濃大町駅100周年号」の乗客に限り記念カードが配布されました。こちらは下車時は無効印が押されましたが、乗車時には改札の入鋏印は押されませんでした。こちらは、カードの表は共通ですが、裏は数種類デザインがあったようです。私は、往復共にクモヤ143-52でした・・・。
 

下り列車指定券
 

上り列車指定券
 

信濃大町駅100周年号下り乗車記念カード
(デザインは、結構多くあります。) 

信濃大町駅100周年号上り乗車記念カード
(デザインは、結構多くあります。) 

信濃大町駅配布の乗車記念カード(表)
  

信濃大町駅配布の乗車記念カード(裏)
(デザインは、結構多くあります。)