U.夏の中央本線を辰野経由で富士見へ
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特急しなの4号を松本で降りてしばらくすると、田沢から回送列車で快速風っこ善知鳥号が入線してきました。編成写真を撮影できたのはごく僅かな時間で、すぐに2番線に特急あずさ10号が入線してきます。本日は、特に出発式は無いようで発車まで静かな時間が流れています。
松本を出た快速風っこ善知鳥号は、小雨降る篠ノ井線を塩尻ヘ向けて南下します。この区間(松本−塩尻)は、風っこ号は回送で通過することはありますが、営業運転では初めての走行となるので開放的な「風っこ」から見る景色は何時もと違います。また、特急が多く走るこの区間の営業が良くできたものだと感心しました。列車は、村井駅で5分ほど運転して再び塩尻へ。このあたりで急に雨が強くなり前途が心配されます。本降りの雨の中を列車は塩尻を目指して進みます。葡萄畑が見える頃には雨も弱まり何とか「風っこ」としての最大の特徴である開放的な車内で旅が続けられそうです。
塩尻で6分ほど停車して、列車は塩尻大門から辰野方面の旧線に入ります。ここから岡谷までは、前回(2010年11月)の快速風っこうとう号で運転されています。今回は、前回と違い電気機関車が先頭となって運転しています。牽引するEF64-1053のブロワー音が車内まで聞こえてきます。列車は、大勢の方が待ち構える撮影ポイントを何ヵ所も通過して、善知鳥トンネルを通過すると小野で5分ほど停車します。小野では、編成撮影に集中して停車時間はあっと言う間に過ぎました。小野を出ると続いて辰野に停車します。辰野では18分停車となるので、ここでも写真撮影を行います。辰野を出ると天竜川に沿って北上し新線が近づき岡谷に到着します。
岡谷からは、再び初めての営業運転区間を進みます。高架橋を渡り諏訪湖が見えてきます。風っこ号の開放的な車窓から諏訪湖を見ることできるとは思いませんでした。続いて下諏訪・上諏訪と停車しますが、停車時間が僅かにも関わらず大勢の方が出迎えてくれました。2分停車が申し訳ないくらいです。車窓の天候は、徐々に回復してきて青空も見えるようになりました。茅野をを出ると、大勢の方が待ち構える撮影ポイントを過ぎて、すずらんの里駅を通過すると列車は定刻に富士見駅に到着します。松本を出た時とは打って変わって、天気は回復して暑い富士見に昼過ぎに到着となりました。
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松本駅発車案内
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始発の松本駅
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塩尻駅停車中
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小野駅停車中
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辰野駅で1412Mと交換
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辰野駅停車中
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岡谷駅停車中
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富士見に到着
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田沢から回送で到着
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松本駅停車中
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南松本駅通過
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雨のため少しカーテンが降りてます
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村井駅で運転停車
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葡萄畑が見えると塩尻
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塩尻から辰野経由の旧線へ
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山間部を進みます
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大きくカーブします
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山間部を抜けて小野へ
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小野駅停車中
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辰野駅に到着
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辰野駅に停車中
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天竜川に沿って北上
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新線の間に入り岡谷へ
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岡谷駅停車中
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岡谷駅停車中
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諏訪湖が見えてきました
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岡谷付近の高架を走行中
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上諏訪手前の出迎え
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上諏訪駅に停車
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木落とし坂付近を通過 |

天候も回復しました |

富士見駅に到着 |
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