快速:SL碓氷物語号  横川−高崎
2016年 1月30日(土)乗車_ 
 高崎支社の冬の臨時列車として、信越本線の高崎〜横川間で新潟支社所有の12系ばんえつ物語号編成5両(4号車:オハ12-1701+5号車:オハ12-316は欠車)を使用したDL碓氷物語号(高崎→横川:DD51-842先頭)とSL碓氷物語号(横川→高崎:C61-20先頭)が運転されました。
 普段は、磐越西線を走るSLばんえつ物語号に使用される客車が信越本線(高崎−横川)を走行しました。
 本日は休日出勤でしたが、半日で終了したので、SL碓氷物語号(C61-20牽引)だけでしたが乗車することができました。
■新幹線とバスを乗継ぎ横川へ
 今日は、休出の予定でしたが半日(12時)で終わりましたので、SL碓氷物語号に乗ろうと会社を出発。長野を13:05に発車する新幹線に間に合わなければ、諦めて家で昼寝という感じでとりあえず長野駅へ。幸い駐車場も空いていてスムーズに長野駅に到着しました。長野駅の14番ホームには、すでにE7系F2編成あさま616号が入ってきていましたが、1号車の自由席はガラガラでしたので久しぶりに1号車に乗車。隣の13番線からE7系F1編成の「はくたか562号」を先に通し続行する形で「あさま616号」が長野駅を発車します。これから先、高崎までの各駅は「はくたか」が停車しないので乗車も多い様に見えますが、ホーム端の1号車には並ぶ人もまばらで軽井沢までガラガラの状態でした。
 軽井沢からは、JRバスで横川へ向かいます。車内は、10人ぐらいの乗車で軽井沢を出発。軽井沢町内は、路面状態が悪く心配しましたが、碓氷バイパスに入ると路面状態も良くなりバスはスムーズに進み横川駅には、ほぼ定刻に到着しました。横川と言えど、碓氷峠を挟んだ関東側だけあって暖かいです。
 

あさま616号(長野13:05−軽井沢13:37)

JRバス(軽井沢14:10−横川14:44)
 
■SL碓氷物語号(横川15:10−高崎16:13)
 JRバスを下車して、横川駅に入場し撮影を始めます。ホームの反対側からC61先頭の編成写真を撮ろうとしたらホーム柵ギリギリのところに先頭があって撮れないんですね。どおりで、画像を検索しても横川でのC61先頭の画像が無いわけです。仕方ないので3番線側から撮影します。撮影を終えて車内に入ると発車時刻目前です。今回は、直前で入手できた5号車のグリーン車に乗車します。(購入の経緯は後の記事をご覧ください)
 指定された座席は、1列席の一番後ろでした。この場所に指定されるのは初めてかもしれません。さすがに5号車だと汽笛の音も良く聞こえず振動と共に列車は横川駅を発車しました。本日は、成田線(佐原−銚子)でもSLが運転されていますので、グリーン車以外の普通指定席は空いていました。グリーン車も満席表示にしては、通路側のB席に空席が結構ありました。列車は、雪景色の横川を後にゆっくりと高崎へ向けて勾配を下ってゆきます。車内改札で、グリーン車内へ入室する証明となる「グリーン車乗車証」が配布されました。その後は、車内販売で買物等をして信越本線での12系客車「ばんえつ物語」編成の旅を楽しみます。本日は、ホーム有効長の関係で、通常4号車の展望車(オハ12-1701)と5号車の売店と普通車(オハ12-316)の連結はありません。
 
 磯部駅を出た列車は、再び信越本線をゆっくり進みます。沿線で撮影する人も、今日は成田線へ行っているのか少な目です。沿線の雪も高崎へ進むにつれて少なくなります。東邦亜鉛の工場が見えてくると安中に停車します。ここでは、少々停車となりますので先頭部の撮影に行きます。普段は、1番線ホーム端へ行かれないようにチェーンで仕切っているようですが今日はチェーンは外されていました。安中での撮影も終わりSL碓氷物語号は、高崎へ向けてラストスパートです。碓氷川を渡ると車窓も市街地の景色となり、上越新幹線の高架が近づき上越線をまたぐと、終点の高崎駅に到着します。横川から63分と少し物足りなさもある乗車でしたが、家族連れにはちょうど良い乗車時間かも解りません。高崎では、C61+ばん物客車が先に引き上げました。その後、DD51-842が単機で引き上げるのを見送り、SL碓氷物語号の旅も終わります。そのまま、新幹線乗換口を経由して北陸新幹線で帰路につきます。
 

先頭C61-20の先頭部サイド
 

後部はDD51-842
 

7号車から見たDD51-842
 

1号車から見たC61-20
 

先頭はC61-20
 

115系(139M)とC61の並び
 

7号車グリーン車内
 

安中駅で少々停車
 

安中駅停車中
 

高崎に到着
 

C61-20と客車5両で引き上げます
 

続いてDD51-842が引き上げます
 

C61-20とばん物客車
 

DD51-842とばん物客車
 

5号車(スロフ12)のサボは・・・
 

方向幕は「臨時」
 

グリーン車の1列シート
 

雪景色の横川を発車
 

だんだん雪が少なくなります
 

安中に到着
 

安中にて
 

碓氷川を渡り列車は進み
 

烏川を渡り高崎市街へ
 

間もなく高崎です
 
   ※高崎駅での引き上げ時の動画はこちら_ 
 
■W7系はくたか号で長野へ

はくたか569号(高崎16:43−長野17:26)
 
 SL碓氷物語号の旅を終えて、高崎から長野へ戻ります。次に出るのは「はくたか569号」金沢行ですので、この列車に乗車するのですが、自由席は厳しそうですので「モバイルSuica」を利用します。自由席より10円安く指定席に乗車できて席番も選べますので便利です。
 やってきた「はくたか569号」は、W7系W1編成でした。W7系には3回目の乗車になります。自由席の混雑状況は解りませんが、10号車の指定席は、窓側が埋まる程度でした。ただ、高崎でかなりの下車がありましたので高崎までは結構混んでいたかと思います。また、「北陸ロマン」の車内メロディーも初めて聞くことができました。
 列車は、軽井沢・上田に停車して長野に到着しました。W7系の旅もあっという間に終了です。長野駅に降り立つと、Eastiが停車していたので発車まで撮影して、今回の駆け足乗り鉄の旅が終わりました。

高崎駅発車案内

長野駅13番にEastiが停車中

17:30頃長野を発車
 
■指定席券など

SL碓氷物語号指定席券
 
  
 今回は、休出で乗車予定も無かったので指定席券は当日購入となりました。普通車に関しては空席多数との情報が入っていましたので、ギリギリまでグリーン席の空きが出ないか「えきねっと」で確認したところ、軽井沢駅到着前(13:35頃)にグリーン席が△になっていたので、座席位置無指定でとりあえず確保して軽井沢駅で発券しました。
 乗車証明の方は、列車自体ではありませんでした。グリーン車に関しては、車内に入室の際にグリーン券所持の証明となる「乗車証明」が配布されました。こちらは、列車名と日付が入っていましたので良い記念になりました。
 その他、車内販売で500円以上物品を購入すると「購入証明書」が配布されました。こちらは、そのまま乗車証として使えそうなデザインでした。

グリーン車乗車証明(表)
 

グリーン車乗車証明(裏)
 

車内販売購入証明書(表)
 

車内販売購入証明書(裏)