快速:C61ばんえつ物語号  新潟−会津若松
2015年 5月 9日(土)乗車_ 
 今年も、磐越西線へSLばんえつ物語号に乗ってきました。C57−180号機が定期検査のため、5月の運転はC61−20号機が快速SLばんえつ物語号を牽引し、列車名も快速C61ばんえつ物語号として運転されています。
 牽引する蒸気機関車と列車名および運転時刻が多少違う以外は、SLばんえつ物語号と変わりはありません。
 普段は、高崎支社管内を走行するC61形蒸気機関車が、新緑の磐越西線を走行する貴重な運転となりました。
 久しぶりに、新緑の時期に乗車しましたが、個人的にはこの時期に乗車するのが一番好きです。
   
新緑の磐越西線C61牽引列車の旅

新潟駅停車中
 

ヘッドマーク部分
 

方向幕(シール式)
 

客車(7号車側)
 

新津駅停車中
 

津川駅停車中
 

山都駅停車中

会津若松駅に到着

 上越新幹線「とき303号」で新潟駅に到着して3番線ホームへ移動します。ホームにはすでに列車が到着していたのですが、停止位置が明らかにおかしいです。回送を牽引してきたEF81型電気機関車は所定位置よりかなり手前に止まっていて、最後部のC61型蒸気機関車はまだホームに入っていません。しばらく、この状態で停車していたので、ホーム据え付け後の撮影時間が減ることを考えて方向幕やサボなど撮れるものを先に撮影しておきます。
 しばらくして、ようやく所定位置まで移動してC61の撮影もできました。やはり、連休直後の土曜日ですので空いていてこの日を選んでよかったです。
 今回も、グリーン車を確保できたのでC61を撮影後は7号車に移動して、グリーン券を見せて乗車証を貰い車内へ。今日は2列席の窓側ですので、今までとは違う景色が楽しめそうです。
 
 9時28分、定刻に新潟駅を発車しました。列車は、順調に速度を上げてと書きたいところですがC57よりはゆっくりした速度で進みます。やはり、新潟駅を少し早めに発車するのは頷けます。高崎支社からの借りた機関車ですし無理もできませんからね。列車は、新津駅で小休止して磐越西線に入ります。列車が進むにつれて天気が悪くなってきますが、沿線で撮影する方は増えてきます。五泉を過ぎて、いよいよ雨が降ってきたようです。今日は、晴れとまでは言いませんが曇りの予報でしたので雨は残念です。ここで、グリーン車を出て売店へ向かいます。グリーン車は人気があって満席ですが、普通車は空席が多く相席にならすに1人で1ボックスを使えるならこちらの方が快適そうです。売店から戻り、購入したビールなどを飲みながらゆっくりとC61ばんえつ物語号の旅を楽しみます。
  
 途中の津川駅では、雨上りの新緑が綺麗に映える中を撮影しました。列車は進み、車内ではじゃんけん大会が始まりました。が、全て1回戦で敗北しました。1回も勝てないなんて・・・。という感じで、列車は小雨降る山都駅に停車。小雨が降っていたので、機関車で写真と撮る人も少なく余裕で撮影できました。また、山都駅では給水作業も行われていて停車時間一杯作業が行われていました。
  山都駅を出ると旅も終盤です。列車徐々に下り勾配にはいり高度を下げてゆきます。そして、長く続いた木々が続く山間部から視界が開けて会津盆地に出ました。残念ながら磐梯山は曇りで見ることができませんでした。喜多方を過ぎて、田植直前の田園地帯を通過し塩川を出ると終点の会津若松駅に定刻に到着しました。ゆっくりと、C61の撮影をする時間もなく、乗客の降車が終わるとすぐにホームから引き上げ、C61ばんえつ物語号の旅が終わりました。


始発の新潟駅
 

発車案内
 

C61-20が牽引
 

サボ(7号車)
 

オコジョのロゴマーク
 

オコジョルーム
 

1号車展望室からC61を見る
 

4号車の展望車
 

郵便ポスト
 

グリーン車に乗車
 

新潟車両センター付近を通過
 

新津駅に停車
 

早出川を渡ります
 

沿線は田植の準備
 

ゆったりとSL列車の旅
 

グリーン車内
 

新緑の阿賀野川に沿って
 

後部展望車からの風景
 

山都を出て喜多方へ
 

会津盆地をラストスパート
 

会津若松に到着
 
 
オコジョのたからばこ(弁当)リニューアル

外装は変わりません

中身は変わりました
 SLばんえつ物語号限定で発売されている弁当「オコジョのたからばこ」がリニューアルされました。
 「オコミ」の愛妻弁当になったようです。「煮物」「漬物」「笹巻おこわ」と、従来のお子様向けから少し方向を変えたようです。以前の方が、おかず部分が「おつまみ」として、おにぎりはそのまま食べられたので重宝したのですが・・・。(個人的な感想です)
 
指定席券・記念品など

車内ポスト限定の消印
 今回は、C61蒸気機関車が牽引するということで指定席の争奪戦も激しく、1ヶ月前の夕方にようやく普通車のD席側を確保できました。その後、団体枠・企画枠が解放されたのか、普通車は空席のありに変わり乗車日までそのままの状態でしたが、グリーン車の空きは全く見ることがなく、前日の昼休みにようやく△を見つけました。
 今回は、SLばんえつ物語号ではなく、C61ばんえつ物語号で運転とのことで「乗車手帳」の配布はありませんでした。代わりに記念乗車証が配布されました。

グリーン券
 

グリーン車乗車証(表)
   

グリーン車乗車証(裏)
 
スタンプは、「オコミ」も登場 

記念乗車証(表)
 

記念乗車証(裏)