快速:信越自然郷初秋風っこ号  長野−森宮野原
2014年 9月27日(土)乗車_ 
 仙台支社所有のトロッコ風気動車「風っこ」を使用した臨時快速信越自然郷初秋風っこ号が、9月27日と28日の両日で長野〜森宮野原で1日1往復運転されました。
 今回は、専用のヘッドマークも装備されての運転となりました。
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 今回は、9月27日に乗車しました。秋晴れの天候に恵まれ、さわやかな風を感じながら飯山線で「風っこ」の旅を楽しむことができました。
 来年には、長野以北は「しなの鉄道」に経営分離されますので、長野から飯山線方面へこのような臨時列車が運行できるのか気になります。
T.長野→森宮野原
 長野駅7番線から、今回の快速信越自然郷初秋風っこ号の旅が始まります。ただ、この時間帯は長野総合車両センターからの出入区が多く、特急しなの6号・快速リゾートビューふるさと号に続いての入線となるため、入線から発車まではあまり時間はありません。
 長野駅では手際よく撮影を進めて、車内に入ると既に観光パンフレットを座っている乗客のみに配っていました。要するに、ホームで記念写真を撮っていた家族連れやファンは貰えなかったということです。まぁ、後で配るような事を言ってはいましたが・・・。ただ、サイダーだけは再度配布に来たので乗客全員がもらえました。
 さて、長野を定刻に出た快速信越自然郷初秋風っこ号は森宮野原駅を目指して北上します。長野総合車両センターを通過して三才を出るとリンゴ畑を進みます。で、肝心な観光パンフレットですが、一向に配る気配もなく豊野を出たら一斉に配るかと思いきや、なんと豊野で観光パンフレットが入った箱を抱えてスタッフが降りてしまいました。と言うことで、一部の乗客は観光パンフレットが貰うことができませんでした。
 
 豊野から列車は飯山線に入り、立ヶ花の手前から千曲川に沿って進みます。今日は天候にも恵まれて、秋の農村の光景を楽しむとともに高社山もしっかりと見ることができました。列車は、千曲川と分かれて秋の農村を抜け新幹線の高架が見えてきました。市街地に入り新しい飯山駅のホームを通過すると飯山駅に到着します。鐘楼と「風っこ」を合わせて撮るのも今回が最後の機会となります。飯山を出ると、収穫間近の黄金色の稲穂が絨毯みたいに美しい信濃平を通過します。車内のあちこちから歓声が上がります。列車は、戸狩野沢温泉を出て再び千曲川に沿って進み、終点の森宮野原に到着しました。今日は、あまり撮影している方も少なく拍子抜けしました。

特製ヘッドマーク
 

特製サボ
 

長野駅発車案内
 

長野駅7番線から発車
 

長野を出発
 

長野総合車両センターを通過
 

583系も見られました
 

龍興寺サイダーが配布されました
 

北長野で運転停車
 

列車は豊野へ
 

間もなく豊野に到着
 

飯山線に入り千曲川に沿って
 

替佐駅に停車
 

秋の飯山線を進みます
 

トンネル通過中
 

高社山もよく見えます
 

新しい飯山駅を通過
 

飯山駅で少々停車
 

現在の飯山駅は最後になります
 

飯山駅停車中
 

秋の信濃平を快走
 

再び千曲川に沿って
 

間もなく森宮野原
 

森宮野原に到着

列車は側線へ

歓迎の横断幕
 
U.「駅の温泉」津南へ
 森宮野原駅到着後は、知人の方々と後続の十日町行に乗車して津南へ。普段は、飯山か十日町まで往復していたのですが、森宮野原から数駅先の津南駅の中に温泉施設「リバーサイド津南」がありまして、設備自体は知っていたのですが、中々行く機会がないので思い切っていくことにしました。
 まずは、併設されている「かねさま蕎麦」で昼食。コシのある蕎麦を賞味した後は温泉へ。ここの温泉はすごいですね。信号機で営業が終わるまでの時間が解るとか。それと施設内に飯山線関連の鉄道部品が展示されていて、「飯山線じょんのび風っこ」のヘッドマークもありました。
 温泉の方ですが、本当に浴槽に立って窓を見ると線路が見えました。単純温泉(源泉)を楽しんだ後は、サウナで汗を流して休憩室で談笑すると、ちょうど良い時間に上り列車が来ます。この列車に乗車して森宮野原へ戻りました。

普通列車(森宮野原12:00−津南12:13)
 

津南駅に到着
 

津南駅駅舎(リバーサイド津南)
 

かねさま蕎麦で昼食
 

温泉入口
 

受付には信号機が・・・
 

鉄道部品が多数・・・
 

懐かしいヘッドマークが
 

普通(津南14:02−森宮野原14:18)

素晴らしい入湯券
   ※館内は、すべて撮影許可を得て撮影。 
 
V.森宮野原→長野
 森宮野原から帰路となる上りの快速信越自然郷初秋風っこ号に乗車します。今度は、往路とは反対の山側の席の1号車のD席(進行方向(一応)窓側)に座ります。もう、秋分の日も過ぎて日の入りが早くなり車内には西日が差しこんでいます。車内も往路の下りよりは空いていて空席が目立ちます。
 列車は、秋の飯山線を進み西日に色付く田園地帯を進み、やがて西日に美しく光る千曲川と離れて戸狩野沢温泉に到着します。戸狩野沢温泉を出ると、西日に照らされた美しい田園地帯の信濃平を通過します。そして、列車は飯山駅へ。現在の飯山駅に「風っこ」が停車するのはこれが最後です。次回運転があるとすると、新駅の飯山駅に停車することになります。
 飯山駅を出て、すぐに新しい飯山駅を通過して列車は、西日を追いかけるように長野へ向かいます。途中から再び千曲川に沿って南下します。立ヶ花を通過すると、千曲川と分かれてしばらく進み信濃浅野を過ぎると信越本線と並走して豊野に到着します。豊野を出ると信越本線に入り、リンゴ畑を抜けて長野を目指します。三才で運転停車をして長野電鉄と交差して北長野を過ぎると、長野総合車両センターの脇を通過します。そして、列車はゆっくりと長野駅に到着しました。
 今回は天候に恵まれて、秋の心地よい風を受けながら飯山線で「風っこ」の旅が楽しめました。

始発の森宮野原駅
 

駐車場から編成写真も撮れました
 

森宮野原駅停車中
 

森宮野原を発車
 

西日を浴びて長野へ
  

トンネルに突入
 

トンネル通過中
 

秋らしい景色が続きます
 

飯山線での「風っこ」の旅
 

西日に光る千曲川と分かれます
 

戸狩野沢停車中
 

秋の信濃平を通過
 

飯山駅に停車中
 

高社山を見て再び千曲川と並行
 

長野新幹線車両センター

長野電鉄と交差

長野に到着
 
W.指定席券

下り列車指定券

上り列車指定券
 指定席券は、とりあえず進行方向を抑えたいので時報打ちをしました。飯山線で運転される「風っこ」は空いていることが多いので、今回も発売直後は空いていて窓側も空いていましたが数日後には窓側はほぼ埋まっていました。下り列車については、乗車当日に千曲川が見える進行方向に変更することができました。
 ※乗車証等の配布はありませんでした。