ガタゴト日誌(乗車記)  

観光列車つどい号

2014年 8月23日(土)乗車


賢島駅に停車中の観光列車つどい号
 

 昨年行われた第62回伊勢神宮式年遷宮に合わせて登場した、2000系を改造した観光列車つどい号。当初は、今年の3月までの運転予定で縁がないかと思われましたが、9月まで運転期間が延長されたため乗車することができました。
 当初は、8月9日に乗車予定でしたが、台風接近による大雨のため伊勢市まで定時にたどりつく見込みが無いと案内されたため、名古屋駅で乗車日を列車を変更して8月23日にようやく乗車することができました。

■観光列車つどい号 第3列車
 観光特急しまかぜ号で賢島駅に到着して、折り返し観光列車つどい号に乗車します。つどい号は全車自由席と言う事で早前に乗車口に並ぶのですが・・・。もうすでに列が出来ている・・・。本日は、停電によるダイヤ乱れで第2列車の到着が遅れましたが、折り返し時間を調整してほぼ定時に発車しました。
 車内は、ほぼ満席の盛況でホームページに書いてあるように座れない人もいました。私も、座れるには座れましたが、海側でなく山側でした。と言うことで、車窓は延々と山が続きます。反対側は、伊勢湾が見えたようで歓声が上がりますが、こちらは山しか見えません。おまけに自由席で立席までいる状況ですので、車内を見て歩く事もできず一瞬のすきをついてカウンターでアイスコーヒーを注文して座席で飲みながら過します。やはり、1号車の座席部分くらいは指定席にした方が良いですよね。列車は、山間部を進みようやく町が見えてきたと思ったら、もう五十鈴川に到着です。五十鈴川を出ると、宇治山田駅に停車して伊勢市に到着します。
 山側だったのが残念でしたが、観光列車つどい号の旅が楽しめました。列車は、定期列車の合間を縫って運転するので伊勢市駅には1分の停車ですぐに回送列車で発車します。

発車案内は「団体列車」
 

賢島駅停車中
 

先頭部
 

先頭側面
 

座席は窓側に湖底に固定されています
 

賢島を発車
 

ほとんどは山中の走行です
 

ドアは2か所以外は開きません
 

1号車に乗車
 

山間を走行し町が見えきました
 

五十鈴川駅に停車
 

JR線が見えくると伊勢市です
 

終着の伊勢市に到着

すぐに回送となります
   
■観光列車つどい号 第4列車
 伊勢市駅から鳥羽駅まで、観光列車つどい号に再び乗車します。こちらも本数の多い定期列車の合間を縫って運転するので、入線から発車まで1分と言う厳しさ。しかも、今日は停電事故でダイヤが乱れていて2分遅れで到着。伊勢市駅では1枚撮影してすぐに乗車。乗車した同時にドアが閉まりました・・・。危なかった。伊勢市駅を出た列車、賢島駅へ向けて走行します。今回は、海側の席を確保。やはり時間帯の関係か、車内はガラガラで数名しか乗車していません。と言うことで、ゆっくりと乗車を楽しむ事ができます。
 列車は、五十鈴川を出て山間部に入ります。車内は、空いていて大雨の山間を走る事もあって寂しく感じます。列車は、ひたすら山間を進み、しばらくして一瞬だけ伊勢湾が見えます。伊勢湾が見えると下車駅の鳥羽駅はすぐです。
 鳥羽駅では、ダイヤ乱れの影響で数分停車しましたので撮影もゆっくりできました。こうして、近鉄観光列車つどい号の乗車は終わりました。

伊勢市駅から乗車
 

発車案内は「貸切」
 

入線後すぐに発車します
 

伊勢市駅を発車
 

五十鈴川を通過
 

一瞬、伊勢湾が見えます
 

鳥羽駅に到着

鳥羽駅で下車
    
■つどい号車内
 つどい号は、観光列車の他にも団体列車での運用も考慮して、観光バス2台程度の定員となる座席数80席となっています。座席は全て窓側を向いている2人掛けシートです。中間の車両はイベントスペースで、カウンターでは軽食や飲み物も販売しています。1号車の運転台側は、「風のあそびば」。3号車の運転台側には「こども運転台」が設置されています。
 随所に改造種車の2000系の面影が残ってはいますが、9ヶ月の間でこれだけ改造できるのは、流石は近鉄と言うところでしょうか。

客室内(1号車後側・3号車)
 

イベントスペース(2号車)
 

風のあそびば(1号車前側)

本日は大雨で風の体感はできません(第4列車)
   
■観光列車券

乗車証明書
 
 本来は、8月9日に乗車予定でしたが、台風接近による大雨のため乗車を断念しました。この時は、近くの近畿日本ツ―リストで購入したのですが、特に手数料は徴収されずに購入できました。ただ、先ほども記載したように乗車できませんでしたので、名古屋で日付の変更を行いました。
 このため、観光列車券は近鉄の特急券窓口で発売されるものと同じ券が入手できました。この列車は、途中駅での乗降もできますが、発売するのは乗車駅のみ指定で、降車駅は停車駅なら好きな駅で降りる感じです。券面もそのような感じで、ご丁寧に停車駅と到着時間が記載されています。
 記念乗車証の方は、2号車のカウンターから好きに持って行っていいようで、となり日付スタンプもありセルフサービスで行います。

つどい号第3列車観光列車券

つどい号第3列車観光列車券