ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2014年 7月 7日(月) 

〜夏の観光キャンペーン「Re Resort信州」オープニング企画〜
懐かしの大糸線189系号
2014年 7月 5日(土)乗車


白馬駅に停車中の快速懐かしの大糸線189系
 

 JR東日本長野支社で行われる、夏の観光キャンペーン「Re Resort信州」オープニングイベントとして、183系・189系N101編成を使用した快速懐かしの大糸線189系が松本〜白馬(回送で南小谷)まで運転されました。
 普段は、主に信越本線で「妙高」として活躍する同編成が、大糸線を白昼に営業運転で走行するのは珍しく貴重な体験でした。
懐かしの篠ノ井線183系からの続きです。 

■特急バスで白馬へ【長野駅東口13:10−白馬駅前14:15】
 長野駅で、「懐かしの篠ノ井線183系」を降りて白馬へ移動します。JR利用でもギリギリ間に合うのですが、時間に余裕を持たせたかったので特急バスで移動しました。13時過ぎに白馬方面からの観光バスタイプのバスが来て、このバスが折り返すのかと思ったら回送で車庫へ。その後に路線バスタイプのバスが来ました。ちゃんと、「【特急】白馬乗鞍」と表示が出ているのでこのバスで行くようです。
 バスは、若干(数席)の空きを残して長野駅東口を出ます。この路線は何回か利用していますが、路線バスタイプは初めてです。バスは、山道を越える事1時間と少しで白馬駅前に到着。5分ほど遅れて到着しましたが、バスなので定刻の範囲ですね。今日は2台で運行していたようで、満員時の救済用に運転されたと思われる2号車も路線バスタイプで、1号車より2号車の方が人気があるのか撮影している方が多々おられました。

特急バスで白馬へ(1号車)

今日は2台で運転(2号車)
   
■懐かしの大糸線189系【白馬15:08−松本16:40】
 白馬から快速懐かしの大糸線189系号に乗車します。とは言え、両端の先頭車はクハ183ですので189系は中間の4両のみになります。こちらは、183系・189系として「妙高」として普段から信越本線を中心に走行しているので、いつでも乗るには乗れるのですが、大糸線で白昼に乗車できる事は臨時列車以外ではありませんでので貴重です。
 白馬駅を定刻に出た列車は松本へ向けて進みます。大糸線で183系・189系に乗車するのは本当に久しぶりです。今日は、残念ながらアルプスの山々は見る事はできませんでしたが、白昼に大糸線を走行する183系・189系の旅は十分に価値があります。車窓に青木湖が見えると列車は簗場駅に停車します。先頭部の撮影はできませんので最後部のみ撮影します。簗場を出ると木崎湖を見ながら列車は南下します。列車は、次第に山間部から平坦な田園地帯に入ってきます。信濃大町では、数人の乗車がありました。ただ、車内は空席だらけなので相席になる事はまずありません。沿線は、朝の篠ノ井線と同じように大勢の方が撮影に訪れています。
 183系・189系N101編成は、穂高と豊科で停車して撮影できる時間がありました。豊科を出ると終着の松本は目前。快速懐かしの大糸線189系号は、定刻に松本駅到着します。松本に到着後は、長野へ回送列車として戻ります。この区間も乗せてくれれば・・・。と、思いつつ役目を終えて松本駅から遠ざかる183系・189系N101編成を見ると、6月30日から続いた祭り(ブログ参照)が終わったような、寂しいと言うか疲れたと言うか。安堵感がこみ上げてきました。
 

HB−E300との並び
 

特急あずさ26号が先行
 

白馬駅を間もなく発車
 

アルプスは見えず残念
 

189系(4号車)車内
 

青木湖付近を通過
 

簗場で少々停車
 

木崎湖付近を通過
 

穂高で少々停車
 

豊科で少々停車
 

豊科駅停車中
 

田園地帯を松本へ
 

松本に到着

列車は長野へ回送
   
■特急しなの17号で長野へ

特急しなの17号(松本17:05−長野17:53)
 今日は、夜に用事がありましたので特急しなの17号で速やかに長野へ戻りました。本日の特急しなの17号は6両編成です。自由席を待つ行列も長かったので、信州特急料金回数券を使うので指定席付近で待ちます。やってきた特急しなの17号は、G編成(付属4両+付属2両)の6両でした。
 一通り乗車が終わった後で、指定席の空席を探します。2号車は混んでいたので、3号車へ移動するとガラガラでしたので、3号車に乗車して空いている車内で長野まで快適に乗車できました。
   
■方向幕・ヘッドマーク

ヘッドマーク
 
 今回は、夏の観光キャンペーン「Re Resort信州」オープニングと言う事で、ヘッドマーク・方向幕(共にシール)が貼り付けられました。
 懐かしの篠ノ井線183系号での失敗を生かして、全部の車両の方向幕(シール)を撮影しました。やはり、「アルクマ」のデザインが複数ありましたので、懐かしの大糸線189系号の方は、6両とも記録する事ができました。
 ヘッドマークの方は、北アルプスの山々をデザインした夏の涼しげなデザインで国鉄色の車体にヘッドマークが引き立つ配色で良かったです。

1号車:方向幕(シール)
 

2号車:方向幕(シール)
 

3号車:方向幕(シール)
 

4号車:方向幕(シール)
 

5号車:方向幕(シール)

6号車:方向幕(シール)
     
■指定席券
  今回は、指定席券も早い段階で売り切れるかと思いましたが、最後まで満席になる事はありませんでした。今回は、座席位置変更で座席を選べ直せる余裕もありましたが、「びゅう」のパック(運転記念プレート付き)が発売されると急速に売れてマルス上は、かなりの席が埋まるように見えましたが、案の定というか実際は空席ばかりが目立つ運転になりました。
 列車名は、文字数の関係なのか189系の「系」がありませんでしたが、車両の形式は解るので記念にはなりました。
 ※乗車証の配布はありませんでした。