2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2013年 8月 5日(月) 

急行富士山トレイン371号

2013年 7月28日(日)乗車


富士駅に入線する急行富士山トレイン371号
 

 JR東海では、特急あさぎり号に使用されていた371系電車を使用して浜松〜御殿場間で、急行富士山トレイン371号を運転しました。沼津〜御殿場では、371系電車のリバイバル運転となりました。

■富士駅から富士山トレイン371号の旅
 急行富士山トレイン371号にちなんで富士駅から乗車しました。富士駅から富士山トレイン371号で御殿場へ。それと、青春18きっぷでは乗車出来ないので、乗車券・急行券・指定券合わせて2000円以内で約1時間(58分)乗車できる手軽さも手伝いました。さらにこの列車は、富士駅で7分止まるので撮影もできると。途中駅から乗車するならこの駅とすぐに決めました。

 富士駅で朝食を済ませて待つことしばし、懐かしい特急あさぎり号で活躍した371系電車が入線してきました。さっそく写真撮影していると、急行灯も付いていると言う嬉しさ。「臨時」の表示でなければ特急あさぎり号に乗っているような感覚です。車内は、往年と同じ7両編成で先頭車(7号車)と6号車は、パックの枠なのか結構乗車率が良かったです。3号車・4号の2階建て車両は、グリーン席(2階)と3列シートの普通車指定席(1階)はファンでほぼ満席。最後部の2号車・1号車が空席が多かったです。多分、座席の埋まり具合から見ても一般枠でしょう。私は、2号車に乗車しました。この座席の座り心地も懐かしいです。高校時代にデビューした当時に乗車した時と変わりありません。東海道本線を快調に進む371系は20分ほどで沼津に到着。沼津からは、御殿場線に入ります。ここからは懐かしい特急あさぎり号を偲んで乗車します。
 東海道本線と分かれて御殿場線に入った、急行富士山トレイン371号は特急あさぎり号を思わせる走りで快調に進みます。沼津から乗車の方もそれなりにいて驚きましたが、首都圏からのパックツアーは沼津駅乗車だったようです。列車は、御殿場線の紹介放送も終わり順調に御殿場へ向かっています。ただ一つ残念だったのは、富士山が見えなかった事。こればかりは、自然条件ですので運がなかったと諦めざるを得ませんが、富士山トレインから富士山の車窓も見てみたかったです。車内では、乗車証の配布も無事に終わりようやく車内が落ち着いたと思う頃、列車は終着の御殿場に到着しました。
 御殿場駅では、最後の留置線の入換えまで見届けて改札へ向かいました。371系は、登場当時は新幹線と見間違える人がいたほど、JR東海がまだいろいろ面白かった良い時代に製作された車両です。1日も長く活躍して、また乗車できる機会があればいいのですが・・・。

本日は富士駅から乗車
 

富士駅停車中
 

表示は「臨時」
 

富士駅ホームにて
 

371系車内
 

普通車の座席
 

沼津駅に停車
 

発車案内
 

沼津駅停車中
 

急行灯も点いてます
 

間もなく沼津を発車
 

富士山は見えません
 

列車は山間部へ
 

最後まで富士山は見えませんでした
 

御殿場に到着
 

サロハ371型
 

先頭部のサイド
 

間もなく入換えのため移動します
 

留置線に移動中

御殿場駅で一休みです
   
■指定席券

急行券・指定券(乗車券付)
 
 この列車は急行列車と運転されたため、「青春18きっぷ」では乗れません。新たに、乗車券・急行券・指定席券が必要になります。
 富士山が「世界文化遺産」に登録された直後の運転でしたので混雑を警戒しましたが、号車を選ばなければ2日前でもほぼ好きな場所を確保できました。(ただ、観光パックの売れ行きは良かったようです)
 この列車では、記念乗車証が配布されました。往路が青。復路が赤をイメージしたもので、小さいながらキラキラ光る出来の良い乗車証でした。

乗車証(表)

乗車証(裏)