2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2013年 7月21日(日) 

 風っこ飯山線90周年号

2013年 7月20日(土)乗車



 飯山線の飯山駅〜西大滝駅の開業90周年を記念して、快速風っこ飯山線90周年号が運転されました。同日運転された快速信越飯山回遊号と合わせて乗り継ぐことができました。

■千曲川に沿って長野へ
 森宮野原駅から快速風っこ飯山線90周年号に乗車します。窓側はほぼ埋まる感じの乗車率で森宮野原駅を発車します。今回も千曲川沿いの進行方向窓側を確保して、夏のトロッコ風気動車「風っこ」の旅を楽しみます。やはり夏本番の時期ですので、西日が射して風は心地良いものの結構暑いです。車内では、乗車記念のポストカードが配布されました。列車は、千曲川に沿ってゆっくりと進みます。沿線で撮影している人はほとんど見かけませんでした。
 森宮野原駅を出て約50分で列車は山間部を抜けて戸狩野沢温泉に到着します。前回と同様に早着でしたのでホームでゆっくりと撮影できました。ホームに降りると、やはり気温差がありこちらの方が暑いです。その後、列車は夏で緑の絨毯が美しい信濃平の田園地帯を通過して飯山へ。今回は、早着気味でしたので途中駅で埋めたい飲み物も購入できましたが、時刻表上の停車時間ではちょっとの飲み物を買いに行くか微妙な停車時間でしたので、あらかじめ多めに購入しておく事をお勧めします。「風っこ」だから風が入ってきて涼しいとは言え、やはり暑いですし喉は乾きます。車内販売は無理でも、クーラーボックスに飲み物を入れて車内の隅で販売すれば停車時間が短くても助かるのですが・・・。
 飯山駅を発車すると再び千曲川と沿って進みます。しばらく西日に輝く千曲川を見ていると旅も後半に入ってきます。立ヶ花付近で再び千曲川と分かれてしばらくすると、信越本線が接近してきて並行して豊野へ。豊野駅では、長野新幹線の接続をとって遅れている普通列車と交換して信越本線に入ります。
 列車は、信越本線をラストスパートと行きたいところですが、三才で運転転車して飯山線と交換。北長野を通過して長野総合車両センターを見えてくると、長野市街地に入り列車は長野駅に到着しました。
 今回は、車内放送時にオルゴールが鳴りませんでした。JR東日本で気動車用の車内オルゴールを装備している車両は少ないので、「JR東日本(長野支社)管内ではなかなか聞けない車内オルゴール」としてアピールしてオルゴールを鳴らした後に車内放送をすれば乗客も楽しめたのかもしれません。
  

森宮野原駅構内に留置中
 

1番ホームに入線
 

森宮野原駅で発車待ち
 

山間部を下ってゆきます
 

トンネル通過中
 

千曲川に沿って「風っこ」の旅
 

戸狩野沢温泉停車中
 

信濃平付近を通過
 

飯山駅で少々停車
 

高社山と千曲川を見ながら豊野へ
 

豊野手前から信越本線と並行
 

豊野で少々停車
 

三才で141Dと交換

長野駅に到着
   
■ヘッドマークなど
 今回は、風っこ飯山線90周年と言う事で、特製のヘッドマークとサボが準備されました。「アルクマ」は、すっかりイベント列車のヘッドマークデザインの顔になったようです。
   
■指定席券・記念品
 長野支社管内で運転される「風っこ」は空いていて、通常ならば指定席券の確保にさほど苦労はしません。ただ、今回は「青春18きっぷ」の期間と「風っこ飯山線90周年」という“周年号”と列車名がついていて、このような列車は比較的競争率が高いので、今回は「えきねっと」を使ってみました。最近は、「えきねっと」対応の臨時列車も増えてきてありがたい事です。今回は、運悪く進行方向と逆の席でしたので他の列車に乗車変更しました。肝心なこちらの列車は、前日に進行方向窓側の席を確保することが出来ました。
 なお、乗車記念に記念ポストカードが配布されました。一時は、SL列車(SL信越線120周年)ですらなにも配られない時期を考えるとありがたい事です。

乗車記念ポストカード(裏)

乗車記念ポストカード(表)

指定席券