2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2013年 7月22日(月) 

快速信越・飯山回遊号

2013年 7月20日(土)乗車


青海川駅に停車中の「信越・飯山回遊号」
 

 新潟支社の夏の臨時列車で、高田から長岡を経由して十日町を結ぶ臨時快速信越飯山回遊号が運転されました。車両は、長野支社所有のHB−E300系(リゾートビューふるさと)を使用すると言う事で、物珍しさも手伝って乗車してきました。

■リゾート列車は日本海沿って
 長野から始発の普通列車で始発駅の高田駅に到着しました。高田駅で待つことしばし、始発の普通列車の続行でHB−E300系が長野から回送列車で到着します。なんか複雑な心境ですが、新潟支社の臨時列車ですので仕方ないです。
 信越本線(山線)で、HB−E300に乗車できる機会が来るとは思いませんでした。回送列車では、度々運転していますが・・・。盛大なお見送りで、列車は高田駅を発車して直江津へ。車内は、乗車した2号車は5割ぐらいの乗車率で窓側が埋まる程度です。列車は、ほどなくして直江津に到着。
 
 直江津からは信越本線(海線)に入り、多少乗客も増えて通路側も多少は埋まるようになりましたが、それでも6割程度の乗車率でしょうか。直江津を出ると、犀潟を通過していよいよ日本海が見えてきます。この区間からは、新潟支社の臨時快速として時折運転していますので珍しくもないようですが、私は初乗車なのと普段は海とは縁がない生活ですので、海が見えてくると嬉しくなります。列車は、日本海沿いを進み青海川駅でしばらく停車します。日本海が近くに見え潮風にあたりながらホームで気分転換をします。再び列車に乗車して、柏崎を過ぎると列車内陸に入ります。山間部を進むと上越線が接近してきて宮内駅を通過すると長岡駅に到着します。

始発の高田駅
 

長野から回送列車で到着
 

お見送りの横断幕
 

高田駅で発車を待ちます
 

高田駅にて
 

行先表示
 

前面展望
 

直江津駅で少々停車
 

直江津駅発車案内
 
 
直江津駅停車中
 

前面展望のモニターに日本海が見えてくると・・・
 

車窓にも日本海が見えてきました
 

青海川駅で少々停車
 

日本海をバックに
 

日本海も間近に見えます
 

間もなく青海川駅を発車
 

列車は内陸へ

長岡駅に到着
   
■リゾート列車で上越線から飯山線へ
 長岡駅で進行方向が変わるため少々停車となります。向きを変えて長岡を発車して宮内駅を再び通過して今度は先ほど通ってきた信越本線と分かれて上越線を進みます。車窓には時折、信濃川が見え隠れするようになります。緑濃い上越線走行する距離は短く列車は越後川口駅に到着します。
 越後川口駅からは、飯山線に入ります。信濃川を渡り山間部へ列車は進みます。と、内ヶ巻駅に停車。飯山線内は、時刻表上は越後川口から十日町までノンストップになっていますが、踏切等の関係で各駅に運転停車していくようです。これは、冬季に運転にされる快速スノーエクスプレス十日町号((長野)・豊野−十日町)も同じですので、飯山線全線で同じシステムなのかもしれません。今回の快速信越・飯山回遊号の乗車を以て、HB−E300系で飯山線を全線乗車できました。
 列車は、各駅に僅かながら運転停車を繰り返し車窓に北越急行線の高架橋が見えてくると、終点の十日町に到着します。終点の十日町では、お出迎えを受けて駅の外に出ました。駅付近を散策などして、風っこ飯山線90周年号に乗車のため森宮野原へ移動します。

長岡駅で進行方向が変わります
 

長岡駅から上越線に入ります
 

長岡駅の横断幕
 

上越線を進むと信濃川が見えてきます
 

越後川口駅から飯山線に入ります
 

信濃川を渡ります
 

北越急行線が見えてくると終点十日町です
 

十日町に到着
 

十日町駅でのお出迎え

歓迎の看板
   
■指定席券
 列車自体は、指定席(一般枠)が完売の割には6割程度の乗車率でした。「びゅう」旅行商品の1号車と一般発売の2号車に分かれていて、これは「車いす」対応座席の有無の関係です。「びゅう」旅行商品の方は、それなりの旅行代金を支払っているので、沿線の名物がいろいろ配られて食べられたようです。一般枠は、観光パンフレットのみの配布で終了しました。せっかく車内販売が乗車しているのですから、旅行商品で配った沿線の名物のうち特別に梱包されたもの以外の1〜2種類は車内販売すれば、一般枠でもさらに旅が楽しめたでしょうし旅行商品との差別化も維持出来たかと思います。(乗車証等の配布はありませんでした)