2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2013年 3月26日(火) 

 ありがとう・さようなら169系イベント  

急  行  信  州  号

2013年 3月24日(日)乗車


霧の軽井沢でEF63型電気機関車と並ぶ急行信州号
 

 しなの鉄道所有の169系電車が4月29日でラストランとなるのを記念して、急行信州号が篠ノ井−軽井沢で2往復運転されました。この列車の3号車には、イベントの演出として「上野←→長野」のサボ(実際の運転区間ではない)が装着されました。
 この列車は、現役時代には主に長野−上野での運転でしたが、169系電車が諸般の都合で篠ノ井−長野のJR線に入線できないので、篠ノ井駅発着での運転となりました。

急行信州2号(篠ノ井9:17−軽井沢10:18)
 篠ノ井駅から急行信州2号に乗車します。篠ノ井駅2番線に進入してくる169系を見ると、長野まで運転されていた頃を思い出します。篠ノ井駅は、しっかりと列車名を出した発車案内が出ていました。駅構内での撮影を終えて車内へ。1号車・2号車はそれなりに席が埋まってます。本日は、一般の方々の乗車も結構あります。3号車は、最後部も手伝ってか空いています。
 今回の運転では、乗車証が配布されるのは急行信州1号・4号ですので、対象外の急行信州2号は空いているのかもしれません。篠ノ井を発車した列車は、しなの鉄道線を快調に走ります。途中の上田からの乗車はさすがに多く空席も少なくなりました。小諸を過ぎて浅間山は辛うじて見おる事が出来ましたが、撮影地周辺は雲で見る事が出来なかったようです。小諸を出て軽井沢に近づくにつれて天気は悪くなり、霧の軽井沢に定刻に到着しました。
 

戸倉駅からの回送列車
 

篠ノ井駅2番線に入線
 

篠ノ井駅で折り返しとなります
 

篠ノ井駅に停車中
 

急行信州2号
 

発車案内
 

3号車車内
 

新幹線が見えてくると間もなく上田
 

信濃国分寺付近を通過
 

間もなく小諸
 

浅間山は見えず・・・

軽井沢駅に到着
   
■急行信州1号(軽井沢10:56−篠ノ井11:57)
 軽井沢からは、急行信州1号になります。まだ、駅の外でグッズ販売をしているのでホームは空いています。一旦ドアを閉めて、座席転換が終わるとドアが開きます。まずは座席の確保を。その後、ゆっくりと撮影します。臨時急行にしては珍しく1番線に入っているので、EF63形電気機関車や10000形電気機関車と合わせて撮影することができました。撮影が終わるころ、続々と戦利品を手にした方々がホームにやってきました。最初はガラガラだった車内でしたが、あれよあれよと席が埋まり満席に。やはり、乗車証を配る列車と配らない列車では人気が違うようです。軽井沢立ち席が出る状態で発車時刻となります。
 列車は、霧の軽井沢を定刻に発車します。小諸の手前あたりまでは浅間山は見えませんでしたが、その後ははっきりと見えました。沿線で撮影する方も増えてきました。列車は、小諸・上田でも大勢の乗客が乗ってきましたが、反対に降りる人もいて混雑はあまり変わりません。上田を出ると、乗車証の配布が始まります。配布が始まると知らないで乗車して、突然乗車証を渡されて驚く方が多く私も驚きました。普通に速達列車として急行券を払って乗っている方が少なからずいたようです。屋代を過ぎて、千曲川を渡れば終点の篠ノ井です。無理なのは十分に承知の上で書きますが、本当に長野まで運転できれば・・・。
 

折り返し急行信州1号に
 

10000形電気機関車と169系
 

EF63形電気機関車と169系
 

霧の軽井沢を出発
 

小諸付近で浅間山が見えました
 

間もなく上田
 

屋代駅構内の169系S53編成
 

屋代線跡が分かれます
 

千曲川を渡ると篠ノ井です

篠ノ井駅に到着
   
■急行信州4号(篠ノ井12:12−軽井沢13:11)
 篠ノ井で折り返し急行信州4号になります。一旦ドアを閉めて座席転換後すぐにドアが開きました。今回は、旅行会社の団体も乗車するようで篠ノ井から混み合いました。発車間際に来ても全車自由席なので座席を探して右往左往しています。落ち着いた頃に篠ノ井駅を発車。軽井沢を目指します。途中の上田や小諸からの乗車も多く、小諸から先が今日一番の混雑となりました。まぁ、小諸から乗車証の配布となりますしね。乗車証は、手際良く配布され短時間で終了しました。乗車証を上下列車で貰えば、次にきなるのは浅間山ですが・・・。またもや見えなかった。上り列車とは相性が良くないようです。
 列車は、軽井沢駅に定刻に到着。到着後は、撮影会のため小移動して115系と停止位置を合わせて撮影会が始まりした。(撮影会の模様は、「鉄道イベント」をご覧ください)
 帰路も、急行信州3号に乗車してフル乗車したかったのですが、夕刻に出社する用事があり泣く泣く先行の普通列車で帰路につきます。4月の運転時は、別の場所へ遠征となるので、追加の運転がない限りは今回の急行信州号が、急行信州号の企画としては最後の乗車となりそうです。
 

篠ノ井から折り返し急行信州4号に
 

発車案内
 

2番線に停車中
 

千曲川を渡り千曲市へ
 

屋代線跡と並行して屋代へ
 

葛尾トンネルに突入
 

坂城付近
 

間もなく小諸
 

小諸駅停車中
 

またしても浅間山は見えず
 

軽井沢に到着

撮影会のため小移動
       
■ヘッドマークなど
 この列車でも往年の急行信州号を再現すべく、ヘッドマーク・サボ・愛称札などが取り付けれました。3号車については、往年の急行信州号を再現すべく「長野←→上野」のサボが取り付けれました。

ヘッドマーク
 

特製サボ
 

愛称札

3号車は往年を再現した演出
   
■記念品など

信州1号乗車証
 
 今回の運転でも乗車証明書が配布されました。今回は、急行信州1号・4号での配布となりまして軽井沢からの乗客に便利な列車で配布されました。
 急行券についても、信州号専用の急行券が用意されました。車内で購入した急行券は、運輸区発行となっています。

信州4号乗車証
 

乗車証裏(共通)
 

急行券(篠ノ井→軽井沢)

急行券(軽井沢→篠ノ井)