2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2012年 9月11日(火) 

風っこもぐら号/風っこループ号

2012年 9月 9日(日)乗車


水上駅に停車中の快速風っこもぐら号
 

 昨年の「群馬デスティネーションキャンペーン」で大好評だった、「風っこ」を使用した「風っこもぐら」・「風っこループ」が今年も運転されました。晩夏から初秋の上越国境を、トロッコ風気動車でのんびりと旅行できました。
 今年は、控車のキハ47がタラコ(首都圏)色が使用されるようになりました。

快速風っこループ2号【越後湯沢10:00−水上11:19】
 越後湯沢駅から「風っこループ2号」に乗車します。この列車だけ、窓側の指定が取れましたので「風っこ」の旅が楽しめそうです。但し、後ろ向きの席ですが・・・。首都圏色のキハ47が先頭で「風っこループ2号」が入線してきました。運転時間帯が早いのか、車内も1ボックスに2人程度と空いています。乗車を楽しむなら2号が狙い目のようです。
 
 越後湯沢駅を発車した、「風っこループ2号」は初秋の上越線を水上へ向かいます。先頭の2両(キハ47)は控車で、寒くなったら移動出来るようになっています。昨年も1両(新潟色)が連結されていましたが、移動する乗客が多かったので2両に増やしたのでしょうか。列車は、淡々と進みついにトンネルに入りました。寒い。この一言に尽きます。進行方向と逆で良かったです。列車は、トンネルをゆっくりと進み土合駅に少々停車します。土合駅を出るとしばらくして、ループ線の下に次の停車駅となる湯檜曽駅が見えてきます。乗客の方々は一斉に進行方向右側にくぎ付けになりますが、左側には湯檜曽駅の旧駅跡もあります。列車はトンネルを通過して湯檜曽駅へ。ここで数分停車して先ほど通過した線路を見る事が出来ます。
 
 湯檜曽駅も発車の時刻となり乗客も車内に戻りましたが、なかなか発車しません。ようやく発車したかと思えば緊急停止しました。警告灯が云々という話声は聞こえましたが、急停車の原因等は放送されないまま運転を再開し終点の水上に到着しました。関東側の水上は暑いですね。

越後湯沢駅発車案内
 

新津から回送で到着
 

始発の越後湯沢駅
 

控車のキハ47のドアは開きません
 

風っこ号は編成後部となります
 

風っこ号車内
 

越後湯沢駅を発車
 

上越線を水上へ
 

初秋の風景が広がります
 

川に水がありません・・・
 

第二松川トンネルに突入
 

上越線の撮影名所付近
 

土合駅で少々停車
 

こちらは風っこ側
 

土合駅に停車中の「風っこ」
 

旧湯檜曽駅跡
 

解りにくいですが、トンネルに「風っこ」の影

水上に到着
   
■快速風っこもぐら号【水上12:10−越後湯沢13:26】
 水上からは、折り返しとなる快速風っこもぐら号に乗車します。この列車は、SLみなかみ号からの接続となりますので並びが撮影できます。この列車は満席となっていて、指定席券売機で何回も空席照会をしましたが、最後まで△すら見る事はありませんでした。SLみなかみ号からのすぐの接続となっていますが、まぁ乗り換えがそんなに早く終わるわけもなく」、乗り換え終了を待って数分遅れで出発。今回は、控車のキハ47に乗車します。昨年乗車時に上り勾配のトンネル走行時に、排気ガスが結構車内に流れてきたのと、関東側からの水上から乗車してトンネルに入ると本当に寒く感じるので予防的に最初から移動しています。
 
 列車は、トンネル内(入口あたりですが)の湯檜曽駅に停車します。こちらはすぐの発車となります。そしてトンネルを延々と走るうちに控車には大勢の子連れが移ってきました。で、ここで気がつきました。2号車の控車に乗ったのですが、前の車両は「風っこ」ですので、冷たい風が車内に入りこむことに・・・。そうこうしていると、列車はモグラ駅で有名な土合に到着。ここでしばらく停車します。急げば地上まで行かれそうですが、トンネル駅内をぶらぶらして時間をつぶします。それにしても首都圏色のキハ47が土合に停車しているとか不思議な光景です。列車は、再びトンネルを延々と走行して湯沢側に出ました。一気に暖かくなりましたが、水上側の暑さはありませんでした。ゆっくりと初秋の上越線を走り越後湯沢に到着しました。
 

水上駅1番線に入線
 

水上からは「風っこ」が先頭です
 

SLみなかみ号の到着を待ちます
 

列車は山間部へ
 

湯檜曽駅で少々停車
 

土合駅でしばらく停車
 

後部の撮影は無理そうです
 

先頭は撮れました
 

トンネル駅内にキハ47首都圏色が・・・
 

トンネル駅に停車中の「風っこ」
 

トンネルを抜けます

特急はくたか号との並び
   
快速風っこループ4号【越後湯沢13:40−水上15:02】
 再び越後湯沢から快速風っこループ4号で水上へ向かいます。今度も、座席指定は通路側ですのでキハ47の控車に乗車します。特に指定券を持っていれば何か言われる事もありません。今日は、キハ47系で上越国境を1往復すると言う、「風っこ」よりもおいしい体験が出来ます。風っこ号の方は、家族連れでかなりの席が埋まってますし、キハ47の方も一人旅や幼児連れの家族で上手く住み分けが出来ているのではないでしょうか。
 列車は、上越線を進みいよいよトンネル区間に入ります。列車がトンネル区間に入ると、控車の方が乗車率が高くようです。でも、控車で窓を開ければ意味がないような・・・。昨年は、添乗した支社の方が注意に回りましたが、今回はそういうことなく結局は「風っこ」と50歩100歩な状態に・・・。列車は、土合駅で少々停車します。土合駅を出ると、しばらくしてループ線の下に今度停車する湯檜曽駅が見えます。長いトンネルを延々と通過しますが、なにしろトンネルですのでループしているような感覚もなく湯檜曽駅に到着。やはり、気温が全然違いますね。湯檜曽駅を発車すると、終点の水上に到着します。列車は、回送列車で新津へ戻ります。乗客の多くは、SLみなかみ号に乗り換えて旅はまだまだ終わらないようです。

再び越後湯沢から乗車
 

発車案内
 

キハ47首都圏色が先頭
 

上越線を進みます
 

越後中里付近を通過
 

土合駅に到着
 

土合駅で少々停車
 

次の停車駅である湯檜曽駅が見えます
 

第2湯檜曽トンネルに突入

水上駅到着後は回送で戻ります
    
■記念品・指定券
 指定券は、JR西日本の「5489」を使用して何とか3列車ともに確保できました。やはり人気の「風っこもぐら」「風っこループ4号」は通路側の指定となりました。昨年は、乗車証明書の配布はありませんでしたが、今年は新前橋運輸区特製の乗車証明書が配布されました。「風っこループ」(2号・4ごうで同じデザイン)・「風っこもぐら」共に全列車で配布されました。

風っこループ2号指定券
 

風っこもぐら号指定券
 

風っこループ4号指定券
 

風っこループ号乗車記念証(2号・4号共通)
 

風っこもぐら号乗車記念証

乗車証裏(全列車共通)