ＥＦ６０−１９に付け替えられ高崎に停車中
　

■D51に揺られて高崎へ 　水上発大船行の「ＥＬ＆ＳＬみなかみ」の設定は、本日一日限りですので注目が集まります。Ｄ５１が連結された時点では人影も空くなかったのですが、発車時刻が近づくにつれて大勢の乗客が集まりました。　 　６両編成の１２系客車にほぼ満席の乗客を乗せて、Ｄ５１-498号機が牽引するＥＬ＆ＳＬみなかみ号は定刻に発車しました。 　進行方向の座席を確保できたのは奇跡ですが、残念ながら左側の席ですので撮影の方々の姿を見ることは少ないです。代わりにホームで列車を待つ皆さんの姿は見えます。上り列車は、高崎へ坂を下るので迫力はあまりありません。ただ、平坦な区間や発車時には迫力ある走行音が２号車まで聞こえてきます。１回戦敗退のじゃんけん大会が終わると列車は渋川駅に到着します。 　渋川では、停車時間を利用して撮影会を行いホームには売店が出ています。噂のアイスも売ってましたので、「チーズケーキ」味を食してみましたが、意外においしく驚きました。次回もぜひ購入しないと。渋川では、先行する快速たんばらラベンダー畑号が、踏切確認で発車できない事態となり後続のこの列車も足止めとなりました。１０分後に運転再開となり、快速たんばらラベンダー畑号に続いてこちらも発車。高崎には８分ほどの遅れとなりました。 水上駅臨時列車案内 　 Ｄ５１−４９８が移動 　 １２系客車で大船へ 　 15：30に水上を発車 　 水上駅で撮影タイム中 　 Ｄ５１−４９８ヘッドマーク 　 水上駅停車中 　 夕暮れの上越線を高崎へ 　 利根川を渡ります 　 渋川で少々停車 　 方向幕は「臨時」 信越本線が近づくと高崎に到着

■高崎での機関車交換 　高崎では、Ｄ５１−４９８からＥＦ６０−１９に機関車を交換します。まさにＥＬ＆ＳＬみなかみ号にふさわしい機関車交換の作業です。本日は、到着が遅れた関係ですぐにＳＬは引き上げずに少し撮影できる余裕がありました。逆にＥＦ６0-19の方は撮影できる時間が短かったです。 Ｄ５１−１９８ ＥＦ６０-１９

■ＥＦ６０に牽引されて都心を縦断大船へ 　高崎を発車した列車は、ＥＦ６0−１９が牽引します。遅れも高崎で吸収しほぼ定刻の運転となっています。夕闇せまる高崎線をＥＦ６0は快調に進みます。日が沈むのも早くなって、大宮では薄暗い中を５分停車を利用して撮影します。大宮からは、湘南新宿ラインに入り列車は進みます。夜の都心を１２系客車で縦断するとは大変貴重な体験です。 　新宿で、結構な数の乗客を降ろして列車は大崎から横須賀線に入ります。基本的に通過列車の待ち合わせはありませんので、それなりの速度で進み横浜へ。さすがに横浜では４割くらいの降車がありました。横浜を出るとラストスパートで運転して大船駅に到着。結構前よりに停車しましたが撮影だけは出来ました。大船で、ゴミの回収作業が行われ作業が終わると列車は回送で大船を発車しました。 　昨年とは、反対の水上発大船行の初運転でしたが、乗車時間は５時間１４分・・・。指定券の時間を見ると長く感じますが、乗ってしまえばあっという間でした。 　 ＥＦ６０−１９ヘッドマーク 　 夕食は「とりめし」 　 大宮で５分停車 　 夜の都心を縦断 　 大船に到着 ５時間１４分の旅が終わりました

■夏の１２系客車車内 　１月の正月飾りに続いて、１２系客車に夏をイメージする装飾が施され乗客から大変好評でした。秋も「紅葉」の装飾が行われるのか期待しています。

■指定券・乗車証 新デザインの乗車証 　指定席券は、時報打ちで確保することが出来ませんでした。が、ＪＲ西日本の「5489」で何とか確保することが出来ました。しかも、２号車Ａ席という一番条件の良い席でした。 　糸魚川へは、７月の「越後・信州ぐるり」に乗車の際についでに立ち寄りました。 　 　記念乗車証（ポストカード）は、８月から新デザインに変わりました。この乗車記念証は、高崎支社の上越線・信越本線でＳＬが運転された際に配布されるもので、Ｄ５１／Ｃ６１どちらにも対応しています。 　今回の「ＥＬ＆ＳＬみなかみ号」に対応した乗車証の配布はありませんでした。 指定席券