2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2012年 7月23日(月) 

快速越後・信州ぐるり一周号

2012年 7月22日(日)乗車


妙高高原駅に停車中の「越後・信州ぐるり一周号」
 

 7月21日・22日と、快速越後・信州ぐるり一周号が運転されました。この列車は、21日に新潟から越後川口駅・飯山線を経由して長野まで運転。22日は、長野から直江津経由で新潟まで運転され、途中の駅で観光が出来るように蜃気楼ダイヤ(21日:十日町〜戸狩野沢温泉・22日:妙高高原〜直江津)が設定されました。
 7月21日も十日町から乗車予定でしたが、長野地区大雨の影響によるダイヤ乱れの影響により移動が困難となり断念し、22日のみの乗車となりました。

■暑い長野から涼しい妙高高原へ
 昨日は乗車できませんでしたが、本日は長野駅始発ですので無事に快速越後・信州ぐるり一周号に乗車できます。4番線で待つことしばし、首都圏色のキハ47系が入線してきました。
 撮影を終えて車内へ、2両だけの指定席はかなり埋まっていますが、中間のイベント車はガラガラ・・・。何名か乗客がきますが、停車中のあまりの暑さに退散してゆきます。という事で、2号車に乗車を決定しました。窓を全開にして一昔前の普通列車の旅です。
 
 長野を出た列車は、直江津に向けて進みます。市街地では、撮影をしている方が結構いました。列車は市街地を抜けて豊野築堤へ。ここもかなりの方が撮影されていました。豊野を出ると飯山線と分かれて信越本線を進みます。次第に勾配がきつくなり、キハ47のエンジン音と漂う排気ガスを堪能しながら旅を楽しみます。標高が高くなるにつれて次第に窓からは涼しい風が入ってきます。黒姫を過ぎて新潟県に入ると妙高高原駅に到着します。

長野駅発車案内
 

長野駅4番線に入線
 

長野駅で発車を待ちます
 

間もなく長野を発車
 

長野総合車両センター付近を通過
 

豊野築堤付近
 

211系が疎開されている豊野に到着
 

昨日運転された飯山線と分かれます
 

だんだん山岳地帯に入ります
 

鳥居川に沿って
 

イベント車の2号車
 

扇風機がフル回転
 

戸草トンネルに入ります
 

戸草トンネル通過中
 

黒姫まで来ると涼しいです

黒姫に到着
   
■妙高高原から日本海へ
 妙高高原では、少々停車します。ここで撮影タイムとばかりに撮影に励みます。189系使用の妙高4号と交換すると発車します。妙高高原・新井・高田・直江津は、蜃気楼ダイヤで2回停車するので下車観光も楽しめるようになっています。列車は、二本木を過ぎるとだんだん下り勾配に差し掛かります。また、天気も良くないため暑い事は無いのですが湿度は高くなります。
 新井を過ぎて、建設中の北陸新幹線の高架橋が見えてきます。新幹線上越駅(建設中・仮称)を見ながら脇野田駅を通過します。新潟支社内の観光できる停車駅も降車する人はほとんどいません。高田を過ぎると、北陸本線が近づいてきて直江津に到着します。
 
 今回は、直江津までの乗車です。直江津から列車は、回送列車で妙高高原へ戻り、妙高高原から再び乗客を乗せて新潟へ向かいます。列車は、直江津駅で6番線から2番線へ転線して回送列車として妙高高原へ向かう準備を始めました。私は、北陸本線に乗り換えのため1番線へ向かいました。短い乗車でしたが、架線下の気動車列車の旅もなかなかでした。

妙高高原に到着
 

しばらく停車します
 

サボは「臨時」
 

号車札は、窓に張り付けられています
 

日本海へ向けて勾配を下ります
 

建設中の北陸新幹線
 

建設中の上越駅(仮称)
 

北陸本線が見えると直江津です
 

直江津に到着

直江津から回送で妙高高原に戻ります

■今回の編成

3号車:キハ47−514
 
 今回は、長野側(22日基準)からキハ47−514+キハ47−189+キハ47−515の3両編成で運転されました。前後が首都圏色(タラコ色)で中間が新潟色という変わった編成も話題となりました。
 当然ながら、1号車・3号車は冷房が入りましたし、2号車は窓全開で扇風機フル回転での運転でした。


 


2号車:キハ47−189

1号車:キハ47−515
   
■指定券など
 指定券は、一時は時報打ちしなけば駄目かと思いましたが、他地区でのイベント列車と重なったためか、余裕で確保することが出来ました。今回は、料金補充券を使用しました。逆に言うと、料金補充券で中継発売出来るほど余裕があったと言うことでしょうか。
 

指定席券
 ※乗車証の配布はありませんでした。