2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2011年12月 5日(月) 

 「未知を歩こう信州2011」観光キャンペーン 

快速いいやま風っこ号

2011年12月3日(土)・4日(日)乗車


飯山駅に停車中の快速いいやま風っこ2号(12/4)
 

 「未知を歩こう信州2011」観光キャンペーン の一環として、仙台支社所有のトロッコ風気動車「風っこ」を使用して、先週の快速北アルプス風っこ号(松本〜信濃大町)に続き、今週(12/3・12/4)は、快速いいやま風っこ号が飯山線の長野〜戸狩野沢温泉で2往復運転されました。今回は、先週に引き続き12月上旬の運転となったため「はめ込み窓」を装着したまま運転されました。


■屋代経由で長野へ
 本来は、今日乗車の予定は無かったのですが、休日出勤が予想より早く終わりました。ただ、天候が芳しくなく撮影には向かい無いので、急遽乗車を決めて窓口へ行くとまだ座席が選べる状態でしたので、午後の1往復(3号・4号)を購入して一旦帰宅して、支度を整え須坂駅へ。
 
 まだ時間があるので、須坂から屋代線で屋代へ向かいます。廃線が近づくにつれて乗客も増えているようで、この列車も結構乗っています。3500系で久々に雨の屋代線を南下して、屋代駅で長野行きの「しなの鉄道」に乗り換えます。乗り換え時間は3分と言う素晴らしいタイミングです。
 途中の篠ノ井駅で、先行しているはずの特急しなの号が遅れている関係で、臨時に退避して長野駅には6分ほど遅れて到着しました。 
 

屋代線(須坂11:05−屋代11:43)

しなの鉄道(屋代11:45−長野12:04)
               ※時刻は所定時刻
   
■いいやま風っこ3号(12/3)【長野13:18−戸狩野沢温泉14:27】
 長野から快速いいやま風っこ3号に乗車します。座席は、1号車の一番前のボックスです。座席が選べる状況ですので相席にはなりません。車内も、空席が多くのんびりした雰囲気です。一般の乗客寄り、鉄道ファンの方の乗車が圧倒的に多いです。
 長野を発車して、長総を眺めながら北長野に到着します。北長野では、運転停車をして346Mと行き違いを行います。続いて三才でも、134Dと交換を行います。所定停車の豊野を過ぎて信越本線と分かれると、一気にローカル色豊かな車窓になります。この列車は、飯山線内は各駅に運転停車又は客扱い停車をするので、普通列車に乗っている感覚です。立ヶ花から千曲川と寄り添う形で北上してゆきます。
 
 車内では、乗車記念ポストカードの配布が行われましたが、今回も主だったトラブルはなく終了しました。続いて車内改札がありましたが、指定券を持たずに乗車した一般の方もいました。この乗車率ですので、座席の移動もなくそのまま座れましたが・・・。列車は、飯山駅を僅かな停車で発車して、続いて北飯山に停車します。北飯山出ると信濃平の田園地帯を走行します。長野から戸狩野沢温泉だと、あっという間の乗車で終点の戸狩野沢温泉に到着しました。
 

長野駅発車案内
 

長野駅で発車を待つ「いいやま風っこ」
 

ヘッドマーク
 

サボ
 

長総付近を通過
 

豊野付近を通過中
 

延伸工事中の北陸新幹線を見ながら北上
 

千曲川に沿って進みます
 

替佐駅で134Dと交換
 

替佐駅にて。変わった雲
 

沿線は、初冬の風景です
 

新幹線飯山駅(工事中)付近
 

信濃平を通過

戸狩野沢温泉に到着
   
■いいやま風っこ4号(12/3)【戸狩野沢温泉14:35−長野15:46】
 戸狩野沢温泉での折り返し時間は僅かです。一部の方が下車したほかは、ほとんどの乗客はそのまま折り返す形になります。大部分の方は座席の移動を行いました。私は、往復で違う景色を楽しみたいので、隣のボックスへ楽ちん移動で済ませました。
 戸狩野沢温泉を発車する頃には、天候も回復していて西日が差し込む中を長野まで乗車します。これが大誤算で、カーテンなどありませんから日差しがもろに差し込んで、はめ込み窓ガラスも手伝って暑い暑い。これには少し参りました。信濃平の田園風景も、先ほどのどんより暗い印象から明るい印象に変わりました。天気一つでこれだけ印象が変わるものだと実感・・・。
 
 飯山駅では、137Dと交換するため少々停車します。もちろん、鐘楼との撮影もバッチリ済ませます。4号も、3号と同様に各駅に運転停車しながら進みます。西日に照らされて美しく光る千曲川に沿って、のんびりと南下してゆきます。信越本線と並行すると豊野です。
 豊野では、139Dと3327Mとの交換。348Mの退避を行うためしばらく停車となります。信越本線(海線)のダイヤが乱れている関係で、348Mが6分遅延した関係で、348Mと三才で交換する3327Mの豊野到着が遅れた関係で豊野を8分遅れで発車しました。豊野で直江津方面や先行する長野行に乗り換えた方が多かったので、最後は本当に寂しい状態で長野駅に5分遅れて到着しました。
 列車の方も、ホームに余裕がないのか、基地線のダイヤに余裕がないのか、降車が終わり車内点検が終了するとすぐに長総へ引き上げました。
 
 これで、初日の3号・4号の乗車は終了です。

戸狩野沢温泉に停車中
 

戸狩野沢温泉で折り返し4号になります
 

天候は回復しました
 

西日を浴びて長野へ
 

車内は空いてます
 

飯山駅で少々停車
 

七福の鐘
 

千曲川に沿って南下
 

トンネル通過中
 

信越本線が並行すると豊野です
 

豊野駅で少々停車
 

妙高7号と交換
 

長野駅に到着

終点長野
   
■B特急ゆけむり号で帰路へ

B特急ゆけむり号(長野16:03-須坂16:23)
 長野からB特急ゆけむり号で帰路につきます。発車間際にホームに入ったのですが、奇跡的に前展望の2列目が空いていました。思いがけぬ、前展望を楽しみながらの帰路となりました。
 この列車は、B特急ですので途中の市役所前・本郷・信濃吉田・朝陽に停車します。ダイヤ改正をしてかなり日が経ちますが、まだ、この4駅に「ゆけむり」が停車するのは新鮮に感じます。
 「北回廊パス」なので、信州中野まで行っても良いかな。と思いましたが、明日に備えて須坂で下車しました。

■2000系電車で長野へ

普通(須坂8:01−長野8:29)
 須坂から2000系電車で長野へ向かいます。最近では、週末の朝1往復しか2000系に乗車できる機会がありません。日曜日の朝ですので、車内も空いていて快適に移動することができました。
 
 本当は、特急スノーモンキー号の選択肢もあるのですが、今日は夕方に特急スノーモンキー号に乗車する予定ですので、朝は2000系の普通列車を選択しました。
   
■いいやま風っこ1号(12/4)【長野9:07−戸狩野沢温泉10:35】
 長野から快速いいやま風っこ1号に乗車します。昨日の3号より空いています。と言う事は、要するにガラガラと言う事です。飯山線の風っこ号は、前回もそうですがいまいち人気がないようです。原因は解りませんが・・・。
 
 長野駅7番線ホームから飯山線方面行きの列車が出るのは珍しいので、7番線の案内とともに記録しておきます。長野を定刻に発車した列車は、北長野駅で交換のため運転停車したほかは、三才駅を通過して豊野に到着します。豊野では5分停車の予定でしたが、少々遅れている関係で停車時間は調整されました。豊野からは、飯山線に入ります。昨日も、同じ列車に乗車したので書くことがあまりないのですが、今日は天候が回復していることも手伝って、沿線で撮影している方も大勢見かけます。
 車内では、乗車記念ポストカードの配布が始まりましたが、人数が少ないのでトラブルもなくすぐに終了しました。途中の飯山駅では24分停車します。昨日の3号は、停車時間がなかったのでちょっと退屈でしたが、1号は気分転換が有難いです。飯山を出ると北飯山に停車して戸狩野沢温泉に到着します。
 

長野駅発車案内
 

長野駅発車待ち
 

7番線ホーム案内と・・・
 

2号車車内
 

今日は天候に恵まれました
 

豊野駅で少々停車
 

しばらくは信越本線と並行
 

信越本線と分かれます
 

千曲川に沿って北上
 

乗車記念撮影用プレート
 

トンネル通過中
 

沿線は初冬の風景です
 

今日は、高社山も見えました
 

新幹線線工事を潜ると飯山です
 

飯山駅で少々停車
 

七福の鐘
 

信濃平を通過

戸狩野沢温泉に到着
       
いいやま風っこ2号(12/4)【戸狩野沢温泉10:43−長野12:03】
 戸狩野沢温泉での折り返しは僅かです。撮影しているともう発車の時刻となりました。往復とも、同じボックスの席を進行方向で購入したので座席を移動する必要はありません。
 戸狩野沢温泉を出た時点での指定された席に座っていた乗客は、1号車14人、2号車0人・・・。観光目的なら1号→4号の乗車で、野沢温泉や飯山市内観光をする人もいますし、昼前の上りという時間帯のせいもあるのでしょうが、ちょっと空きすぎですね。
 
 こちらの列車も、飯山で停車時間がありましたのでゆっくりと撮影できました。飯山からは、次の普通列車まで待てない方が乗ってきたり多少乗客が増えたのは良いのですが・・・。列車は、千曲川に沿って南下して信越本線と並行して豊野へ・・・。と、その前に場内で停止・・・。遅れている、「妙高4号」を先にホームに入れるため5分程度待ちました・・・。まさか、妙高4号に抜かれるとは予想外でした。
 
 豊野を出ると順調に走行し終点の長野に到着しました。到着後、列車はすぐに回送されました。
 

戸狩野沢温泉停車中
 

間もなく発車
 

2号車は無人・・・
 

信濃平を通過
 

飯山駅で少々停車
 

望遠で編成撮影
 

131Dと交換
 

名物の鐘楼とともに
 

アルクマ同士の出会い
 

長野へ向けて進みます
 

千曲川に沿って南下
 

妙高4号に抜かれます
 

長野に到着

すぐに回送されます
   
■午後は、快適な特急車両の旅
 長野に到着後は、「北回廊パス」をフルに生かします。まずは、183系大宮車使用の「妙高5号」で妙高高原へ向かいます。183系アコモ車は快適です。快適な特急車両の旅を楽しみ、1駅だけ新潟県に入った妙高高原で下車します。
 妙高高原で、折り返しとなる「妙高6号」に乗車します。混雑を警戒しましたが、1号車は空席が多く着席して快適に長野へ向かいます。今日は、N103編成でしたので、クハ188−602に久々に乗車しました。
 
 再び戻ってきた長野から、長野電鉄の特急スノーモンキー号で湯田中へ向かいます。本当は、須坂で下車して終了でも良かったのですが、1号車に座れたので湯田中まで乗車します。長野電鉄でリクライニングシートに座って旅行できるとは今でも夢のようです。
 湯田中から折り返しの特急スノーモンキー号に乗車します。こちらも1号車に座れましたので、夕日に映える北信五岳を見ながら快適に須坂に戻りました。
 
 2日間これだけ乗って乗車券2500円で済む「北回廊パス」は安いです。
 

妙高5号(長野12:45−妙高高原13:29)
 

1駅だけ新潟県に入った妙高高原で下車
 

妙高6号(妙高高原14:00−長野14:47)
 

特急スノーモンキー(長野14:57−湯田中15:41)
 

湯田中まで来ました

特急スノーモンキー(湯田中15:56−須坂16:31)
   
■指定席券・乗車記念品
 指定席券は、1か月前の発売時からいつでも購入できました。なぜ、飯山線はいつも空いているのか不思議ですが、今回も乗車3時間前まで座席を選ぶことが出来ました。(さすがに選べる場所は4〜5か所でしたが。)
 今回は、12月4日の指定券は1か月前に購入したのですが、12月3日の指定券は仕事が急に早く終わって乗車したので発車の3時間前の購入でした。両日とも、進行方向窓側の座席を確保しました。
 乗車記念ポストカードは、日付違いの同じデザインのものが配布されました。

12月3日配布のポストカード

12月3日の「いいやま風っこ3号」指定券

12月3日の「いいやま風っこ4号」指定券


12月4日の「いいやま風っこ1号」指定券

12月4日配布のポストカード

12月4日の「いいやま風っこ2号」指定券