2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2011年11月 8日(火) 

「未知を歩こう信州2011」観光キャンペーン 

快速ニューなのはな信濃路号

2011年11月 6日(日)乗車


長野駅に入線する快速ニューなのはな信濃路号
 

 「未知を歩こう信州2011」観光キャンペーン の一環として、千葉支社所有の「ニューなのはな」を使用した臨時快速ニューはのはな信濃路号が、長野〜茅野で運転されました。
 最近の長野支社は、他支社から車両を借り受けてイベント運転をする機会が多くなりました。この点は、有難い限りです。

■ニューなのはな号で信州の旅
 長野駅5番ホームにニューなのはな号が入線してきました。本日に限り、臨時快速ニューなのはな信濃路号として長野〜茅野で運転されます。車内は、お座敷(グリーン席)ではなくボックス席(普通車)での運転となります。乗車率は、残念ですがお世辞にも良くありません。
 特急しなの6号に続く形で、長野を定刻に出た快速ニューなのはな信濃路号は茅野を目指して進みます。犀川を渡り篠ノ井線に入ると一気に紅葉が見ごろの秋の車窓になります。最初は、指定された席にいたのですが、乗車記念のポストカードの配布が終わると関東から乗車に来た知人の席にお邪魔して3人で雑談などして過ごしていたらもう姨捨停車中。姨捨では、紅葉と駅名表示とニュ−なのはな号を入れて撮影。昨日の土合駅の階段を登った筋肉痛が響いて、とてもじゃありませんが停車時間に反対ホームへ行くのは不可能でした。
 
 姨捨を出ると、次は松本まで停車しません。松本からも結構乗車する乗客もいて車内も若干賑やかになりました。今回は、ボックスシートでの運転でしたが、この車両のボックスシートを馬鹿にしてはいけません。さすが、登場時に臨時特急フラワービーチさざなみ号として運転しただけあって、非常にゆったりとしていて疲れることがありません。途中の岡谷駅で、気力を振り絞って反対ホームへ行って編成写真を撮ってきました。その後は、延々と雑談していると上諏訪を通り越して列車は終点の茅野に到着しました。
 
 今回は、あっという間の乗車でした。車両の方は、塩尻大門へ回送されてゆきました。

長野駅発車案内
 

しなの6号と並び(後)
 

しなの6号との並び(前)
 

長野駅駅名表示と合わせて
 

往路は「快速」表示
 

本日は、ボックスシートでの運転
 

犀川を通過中
 

姨捨駅で小休止
 

善光寺平からの眺望
 

秋の篠ノ井線を松本へ・・・
 

塩尻大門付近を通過
 

みどり湖付近
 

岡谷駅発車案内
 

岡谷駅にて少々停車
 

茅野駅に到着

車両は、塩尻大門へ回送
   
■予想外の需要
 時間をつぶし再び茅野駅に戻りました。帰路も、ニューなのはな信濃路号に乗車します。往路同様に車内は空いていました。上諏訪を出ると早々に乗車記念ポストカードが配布されて、あとはゆったりと長野を目指すだけになりました。本日は、倒木の影響で先ほどまで中央西線が運転を見合わせていました。その関係で、塩尻からダイヤの乱れに巻き込まれてノロノロ運転で何とか松本駅に到着。特急しなの号遅延している関係で乗客が大勢乗車してきました。
 松本を7分近い遅れで発車した、ニューなのはな信濃路号は松本からは多くの乗客で賑わいました。まさに予想外の需要と言うところでしょうか。案外、松本から偶然乗り合わせた乗客の反応が良かったので、宣伝次第では案外良い乗車率になるのではと思いました。

 篠ノ井線内は、特急を思わせる速度で走行する区間もあり回復運転に努めていました。すでに、下りの特急しなの号も運転を再開しているので、何処かで臨時の退避が予想されるかと思いましたが、そのような様子もな上りの特急しなの号は車両が到着せず運転できないので、行き違いも全て一旦停止ですぐの発車となったため、冠着での運転停車で定時に回復しました。
 冠着を出ると、トンネルを通過して美しい善光寺平の夜景が飛び込んできます。ただ、残念なのが姨捨での停車時間が1分と言う事で、夜景を堪能できないことでしょうか。その分、車窓から夜景を存分に楽しみました。列車は高度を下げてゆき、篠ノ井を通過して犀川を渡ると終点の長野に到着しました。最後まで、特急しなの号の退避はありませんでした。
 長野でのニューなのはな号の旅も、雨模様ですが無事に終了しました。

茅野駅に入線する「ニューなのはな信濃路」
 

茅野駅停車中
 

発車案内とニューなのはな
 

下りは、「臨時」表示
 

間もなく茅野を発車
 

1号車客室内
 

饅頭をつまみながら列車の旅

長野に到着
   
■指定席券・乗車記念品
 指定席券は、JR西日本の5489で事前予約して購入しました。案外この方法を利用して購入している人が多く驚きましたが、もう糸魚川まで取りに行ける用事がないので、今回で5489の購入は一区切りとなります。指定券の方は、当日でも進行窓側を購入できるほど空いていていました。
 今回も、乗車記念ポストカードが配布されました。一人一枚を徹底していることと、もうあまり複数枚貰おうとする人も減ったのか、車内でもスムーズに配布されてました。長野支社でイベント列車を運転する際は、ポストカードの配布が定着すればいいのですが・・・。
 

記念ポストカード

下り列車指定券

上り列車指定券