2:ガタゴト日誌(乗車記)
作成日:2011年10月25日(火)
「未知を歩こう信州2011」観光キャンペーン
快速信越線紀行号
2011年10月23日(日)乗車
妙高高原駅に停車中の快速信越線紀行号
「未知を歩こう信州2011」観光キャンペーンの一環として、先週の臨時快速大糸線紀行号に続いて、長野〜直江津で臨時快速信越線紀行号が運行されました。
牽引は、EF64−37が牽引を担当しました。なお、長野・直江津共に機回しが行われたため、プッシュプル運転はありませんでした。
■久々の特急スノーモンキーで長野へ
B特急スノーモンキー(須坂7:53−長野8:13)
須坂駅に到着すると、ちょうどB特急スノーモンキー号と2000系D編成使用の普通列車の両方に乗車できる時間。
どちらに乗ろうか迷いましたが、2000系D編成は先週乗ったばかりですので、本日はB特急スノーモンキー号に乗車します。座席設備の良い1号車は、結構な乗車率でしたが、何とか車両の端となる窓側に座れました。快適なリクライニングシートで、長野まであっという間に到着しました。
■日本海を目指して旧客の旅
長野駅で時間をつぶして、ようやく信越線紀行号が入線してきました。まずは、8番線を使った機回しから撮影を始めます。その後、機回しが終わった時点ですぐに乗れるかと思いましたが、ブレーキの試験を行ってもまだ乗れない・・・。仕方ないので、編成写真の撮影に回りました。普段は、7番線から出ることが多いのですが、本日は6番線から発車するので編成写真も撮影できます。
ちょうど写真撮影も終えたころには発車時刻となりました。往路は、機関車の真後ろの席ですのでEF64のブロワー音も楽しめます。長野を出た列車は、一路直江津をめざして北上します。長野地区では、機関車牽引の客車列車のため多少の誤差はありますが、ほぼ長総を出場した試運転列車のスジで運転されます。ちゃんと北長野で交換待ちのため運転停車も行いました。北長野を出ると、リンゴ畑を抜けて豊野築堤を通過して豊野に到着します。豊野での停車時間は1分・・・。降りるのは難しそうです。豊野を出ると山間部に入ります。周りの木々は、もう少し紅葉まで時間がかかりそうです。EF64の走行音を楽しみながら旧型客車の旅は続きます。黒姫での停車時間も1分で、ササッと撮影するのがやっとでした。
ようやく色づき始めた木々を見ていると、列車は県境を越えて妙高高原駅に到着。妙高高原では、7分ほどの停車となります。編成写真が撮れる唯一の駅ですので、反対ホームは結構混みあいました。妙高高原を出ると次は直江津まで停車しません。もちろん運転停車はありますが、客扱いをする駅は長野県側に重点が置かれています。妙高高原を出ると、次の関山駅で列車交換の運転停車を行います。関山を出ると停車せずに直江津へ向かいます。関山を出ると乗車記念ポストカードの配布が始まりました。例によって、ソワソワし始める人がいましたが、1人1枚が徹底されたようでなにより。
列車の間隔が空いている時間帯なのか、列車は本当に新井も高田も通過して北上します。沿線は、収穫を終えた田園風景が広がり、関山から列車の行く手に山は見えません。確実に日本海を目指して北上しています。高田からは市街地に入り、一旦市街地が途切れると北陸本線が近づいてきて終点の直江津に到着します。
直江津では、すぐに機回しが始まりました。
長野駅発車案内
長野駅に停車中の旧客
8番線を使用した機回し
先行の343Mとの並び
ヘッドマーク
長野にしては珍しく編成写真も撮れました
間もなく発車
専用のサボ
スハフ32空の眺め
リンゴ畑を走り豊野へ
豊野駅に少々停車
信濃町に入ると木々も色づき始めます
黒姫で1分停車
秋の信越本線を北上
妙高高原では7分停車
まずは編成写真を撮影
山間の駅での小休止
新潟県に入り直江津へ
北陸本線が見えてくると直江津
終点直江津に到着
直江津駅に到着
機回しが始まります
■合間に糸魚川へ
直江津に到着後は、折り返しの時間で糸魚川へ向かいます。413系3連の富山行で一路糸魚川へ。日本海沿いに沿って進みますが、あいにくの天候で海の荒れています・・・。
普通列車(直江津12:08-糸魚川12:47)
ちょうど空いている時間帯なのか、トンネル駅の筒石駅での降車が多かったほかは、大した混雑もなく糸魚川駅に到着しました。糸魚川駅では、「5489」で予約した指定券を受け取り、折り返しの列車を待ちます。構内に留置されているDD16−304を見て、在りし日の飯山線を思い出したり、長野では見られないEF510牽引の貨物列車を撮影していると、折り返し時間もあっという間に過ぎます。
帰路の直江津行きも413系・・・。この時間帯は、413系の運用が多いのでしょうか。帰路も、トンネル駅の筒石駅からの乗車が目立ったほかは、大した混雑もなく直江津に到着しました。
DD16−304
EF510−17貨物列車
683系特急はくたか13号
普通列車(糸魚川13:33-直江津14:12)
■夕暮れ時の旧客の旅
帰路の快速信越線紀行号は、一番海側の1番線からの発車となります。2番線を1番線と勘違いする一般の方も多く、繰り返し放送で注意したり社員の方が案内をしています。
雨も小ぶりになった直江津を定刻に発車した快速信越線紀行号は、北陸本線と分かれて信越本線を内陸部へ進んでゆきます。帰路の上り列車も、下りと同様に長野側に重点が置かれた停車駅となっていて、直江津の次は妙高高原まで停車しません。実際は、列車交換などで停車はありますがドアは開きません。旧型客車もトイレの整備が終わったので、トイレ用の停車も不要なようです。
車内はと言うと、往路よりは空席が多いです。ただ、3号車は、びゅう商品発売時には企画枠となっていた号車ですので、往路と同じ顔ぶれが同じ席に座っています。一部は、後日一般枠に回されたようで多少空いている席もありますが、列車全体でみれば往路よりは遥かに空席が多いです。高田を過ぎて、さっそく乗車記念ポストカードの配布がありました。例によって、ソワソワしている人もいましたが、トラブルもなく平和に配布も終了しました。
脇野田周辺の北陸新幹線工事が進む車窓を見ながら列車は進みます。 なんか、新井駅を通過すると雨足が強くなっているようで少々心配です。スイッチバックの二本木駅を通過して、関山では交換列車待ちのため2分ほど停車します。そして、妙高高原駅でようやく車外に出て一息つけます。
妙高高原を出ると県境を超えて長野県に入り黒姫でしばらく停車します。黒姫では、雨が止んでいて助かりました。黒姫では、ゆっくりと撮影できました。ここで、「妙高7号」の交換待ち合わせと「妙高8号」の通過待ちを行います189系との並びもバッチリ撮影できます。黒姫を出ると日没との闘いです。黒姫のお立ち台や古間の築堤などは大勢のフアンの方でにぎわいました。列車は、牟礼を通過して次第に高度を下げてゆきます。山間の勾配を下ると視界が開けて、千曲川の対岸の中野・小布施・須坂の街並みが見えると、飯山線が並行して豊野に到着します。豊野で交換待ちのため、しばらく停車するので撮影に出ますが、もう手持ちでは限度みたいです。豊野を出て、夕闇せまる豊野築堤を通過し三才で交換のため運転停車をすると、列車は長野市街地に入り終着の長野に到着します。
長野駅では、終着駅の余韻に浸る暇もなく牽引してきたEF64-37の機回しが始まりました。
直江津駅発車案内
直江津駅1番から発車
直江津駅で発車を待つ快速信越線紀行号
北陸本線と分かれて信越本線へ
建設中の北陸新幹線
山間部に入ってきます
妙高高原で少々停車
トンネル通過中
黒姫でしばらく停車します
黒姫での編成写真
妙高7号と交換
妙高8号を退避
旧型客車(スハフ42側)
秋の古間付近を通過
山間部を次第に下ってゆきます
飯山線と並行すると豊野
豊野駅で少々停車
乗車記念プレート
夕暮れの豊野築艇
旧型客車の旅もあと僅か
終着長野に到着
すぐに機回しが始まります。
■B特急スノーモンキー号で帰路に
B特急スノーモンキー(長野17:13-須坂17:33)
帰路もちょうどいい時間帯に、特急スノーモンキー号がありましたので、この列車で帰路につきます。
さすがに、改札口から遠い1号車は空いていました。今日は、日曜日も手伝って、市役所前・権堂からの乗車も少なく快適に須坂まで乗車できました。
それにしても、B特急の朝陽停車の選択は正しかったようで、今日も結構な人が降りてゆきました。
もう少し乗りたい気もしますが、須坂に定刻通りに到着して、本日の乗り鉄も無事に終了しました。
■指定席券など
今回は、前回に続いて知人の方とパック旅行で申し込みをしたので、乗客全員に配られた乗車記念ポストカードのほかに、乗車記念グッズ(乗車証明書・記念プレート・記念掛紙付き弁当「鱈めし」)も入手する事が出来ました。指定券の手配の手間がかからず、弁当と記念グッズが貰えればかなりお得なパックかと思います。
今回は、企画枠「JR行程1」で確保できましたので、指定券は契約乗車票(指定券)となっています。
指定席券の方は、大糸線紀行号と同様に一旦は「満席」になりましたが、その後、他の臨時列車と重なったことから空席が出て、当日のMVでの検索では、「○」となっている状況でした。終盤では、さらに指定券がマルスに戻ったようで、窓側の選択も容易にできたようです。
乗車記念ポストカード
昼食は、直江津名物の「鱈めし」
「鱈めし」の中身
記念弁当掛紙
会員券
バウチャー券(弁当引替用)
バウチャー券(記念グッズ引換用)
下り列車指定券
契約乗車票(ゆき)
上り列車路指定券
契約乗車票(かえり)
乗車証明書(表)
乗車証明書(裏)
記念プレート(表)
記念プレート(裏)