■北アルプスを目指して旧客の旅
松本に少々遅れて到着した特急しなの6号を降りて6番線へ急ぎます。まずは写真撮影。広角で1枚撮影して大慌てで5番線へ向かい、席についたところで列車は動き始めました。往路は、ブドウ色のEF64−37が先頭で運転します。
松本を発車して、秋晴れの大糸線を北アルプスを目指して北上します。梓川を渡ると車窓は市街地から田園風景が続く景色に一変します。昨年と違い、旧型客車のトイレが整備されたためトイレ問題もなく車内は平和な雰囲気で北上します。乗車率は、満席ではありませんが7割ぐらいは乗車しているでしょうか。車内では、さっそく乗車証明書の配布が始まりました。この放送が流れると、右往左往する人が続出するのがイベント列車の一種の名物です。ただ、今日配布する方は記憶力が良いようで、1人で複数もらうのは不可能に近いようでした。
そんなこんなで、秋晴れの中美しく見える北アルプスの山々を見ながら列車は進み、途中の安曇追分で後続の特急あずさ3号の通過待ちを行います。その後、信濃松川駅で交換のため3分停車となります。ライト点灯のEF64−37を撮影できる唯一の機会ですのでダッシュで先頭へ向かうも、交換列車が遅延している関係でゆっくりと撮影できました。次の信濃大町では、早くも下車する人も出始めました。信濃大町からは、知人の方の席に移り(何と3号車の一番前)談笑して過します。列車は、山間部に入りEF64−37のブロワ音も良く聞こえます。列車は、遅れを気にすることなく白馬駅に到着。白馬でも下車する人が目立ちました。
白馬を出ると、終着の南小谷はもうすぐそこ。列車は、ゆっくりと確実に北上します。信濃森上を通過して定番の撮影地は・・・。凄い人出だった・・・。SL並みの人出で車内からも驚きの歓声が上がる程でした。車窓に姫川が沿うようになると、列車は終点の南小谷駅に到着します。
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松本駅停車中
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発車案内
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梓川を渡ります
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北アルプスを目指して北上
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秋の大糸線を進みます
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安曇追分で特急あずさ3号を退避
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信濃松川で少々停車
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ヘッドマーク
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列車はさらに北上
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高瀬川を渡ると信濃大町に停車
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木崎湖を通過
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秋晴れの大糸線を北上します
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白馬は目前
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南小谷に到着
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南小谷に到着した大糸線紀行号 |
歓迎の太鼓演奏 |
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