2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2011年 7月26日(火) 

只見線全線開通40周年号

2011年 7月23日(土)乗車


会津坂下でダブレット交換
 

 只見線全線開通40周年を記念して、仙台支社では快速只見線全通40周年号を旧型客車3両を使用して会津若松〜只見で1往復運転しました。この区間をDE10+旧型客車の編成で運転することは珍しく乗車・撮影ともに大勢のファンの方が訪れました。

■只見40周年リレー号

只見40周年リレー号
 
 小出駅から只見までは、快速只見40周年リレー号に乗車します。この列車が運転されないと、長野から只見40周年号の乗車は出来ません。
 やってきたのは、キハ40系2両でセミクロス+ロングの編成。やはり、ボックス席に乗客が集中しましたが、結果的には2両ともほぼ満席の状態でした。
 
 途中の大白川で長時間停車がありました。その後、発車の段階で信号トラブルが発生して10分遅れでの発車となりました。結果的に只見駅の到着も10分遅れましたのが、接続は所定通り行われました。
 

夏らしいローカル線の旅

破間川に沿って
   
■只見線全線開通40周年号
 快速只見40周年リレー号の到着が遅れた関係で、快速只見線開通40周年号はすぐの接続となり慌ただしい乗り換えが終わるとすぐに発車しました。車内は、満席の割には結構空席が目立っています。夏の只見線を旧型客車で旅をするのは初めてです。DE10の警笛を聞きながら只見線をゆっくりと進んでゆきます。沿線では、大勢の方が撮影に訪れています。旧型客車は非冷房なので冷房はありませんが、窓から入ってくる風は心地良く冷房も特にいりません。昔は、こんな感じで旅が出来たのでしょうね。
 
 列車は、会津川口駅に到着しました。ここからは、停車時間を削って所定の時刻で運転となります。会津川口駅ではタブレットの交換がありました。DE10でタブレット交換が見られるのは珍しいので、機関車の周辺には大勢の方々が撮影のために集まりました。その後、只見川を時折見ながら列車は進み会津柳津に到着しました。ここでは、地元の方々による歓迎のイベントがありました。ただ、停止位置が非常に悪く先頭の撮影ができません。ファンの方々は、まぁそんなもんだろうと納得していますが、一般の乗客は自分の子供を入れて撮影が出来ないのでかなり不満そうです。SLの時は、少し後ろに下げて停車していたので、今回もそうすればよかったのですが・・・。
 
 その後列車は進み、会津坂下で再びタブレット交換を行います。列車は、会津盆地に入り景色も開けてきます。会津高田で3分停車しますので、ここでようやく先頭部の撮影が出来ました。会津高田を出て、阿賀川を渡ると会津若松に入ります。西若松の7分停車でようやく先頭の写真が撮れるかと思えば、信号が変わらず直前で急停車・・・。それでも3分あったので撮影は出来ました。西若松を出ると終点の会津若松は目前です。旅の最後は雨となってしまいましたが、夏の只見線を旧型客車で旅が出来た満足感はありました。終点の会津若松に到着すると、DE10はすぐに切り離されて機回しが始まりました。
 

特製のサボ
 

夏の只見線旧客の旅
 

会津川口でタブレット交換
 

只見川を渡ります
 

会津柳津で停車(敷地外より)
 

あかべこが2匹・・・
 

会津柳津駅にて
 

ヘッドマーク(客車より)

会津坂下でダブレット交換
 

会津坂下停車中
 

会津盆地に入ります
 

会津高田で少々停車
 

阿賀川を渡ると会津若松へ
 

西若松で少々停車
 

会津若松に到着

機関車はすぐに切り離されました
   
■指定席券類など
 指定席券は、時報打ちに失敗して知人の方に分けてもらいました。
 その後も、MVでたびたび見ていたのですが、上りに関しては1度も△を見ることはありませんでした。今回は、団体枠が結構入っていたようです。
 
 乗車証は、上りのみの乗車で下りは解りませんが、タブレット型の変わったデザインの乗車証でした。一般の乗客の方々の評判も良かったです。ただ、ダブレットを知らない乗客(一般)の方がほとんどですので、放送で少し説明して渡せば更に良かったかと思います。

指定席券
 

上り:乗車証明書(表)

上り:乗車証明書(下)