183系・189系しなのサンセット号

2011年 7月 6日(水)乗車


長野駅3番線から発車する快速しなのサンセット2号
 

 7月1日から諸般の都合(踏切保安関係)で、しなの鉄道所有の169系電車がJR線(篠ノ井−長野)に入線が出来なくなり、169系で運転されていた快速しなのサンライズ号・快速しなのサンセット号は、183系・189系長野車で暫定運用されています。
 しなの鉄道(旧信越本線)を走る189系は、快速運転も手伝って往年の特急あさま号を思い出させるには十分です。
 平日だと、上田から折り返しの607M(土曜・休日運休)も運転されるので、平日にぜひ乗車してみたいと思っていましたが、7月6日にようやく仕事の都合がついて乗車してみることにしました。

189系に車両変更を告知するポケットティッシュ
(上田市在住の知人の方から頂きました)

   
■快速しなのサンセット2号【長野18:24−上田18:50/2号車6番D席】
 長野駅3番線。昔は、4番線を名乗り1993年12月のダイヤ改正まで特急あさま号の発車ホームとして使われてきたホーム。その後、3番線と4番線に分割されて、もうこのホームに189系は入らないだろうと思っていましたが・・・。
 2011年7月から、しなの鉄道所有の169系が諸般の都合でJR線(篠ノ井−長野)に入線できなくなり、一部の運用を183系・189系長野車が暫定的に代走することになりました。もちろん、快速サンセット2号も3番線から発車します。ということで、長野駅の3番線(旧4番線)に189系が帰ってきました。これは、在りし日の特急あさま号を偲んで絶対に乗車しなくてなりません。
 
 何とか仕事を定時で切り上げて、長野駅東口の駐車場まで車を走らせて18時6分になんとか到着。今回は、往復乗車券を購入する必要があるので窓口で購入します。あまりこういう事は言いたくありませんが、「しなの鉄道線経由で」と言った途端に嫌な顔してため息つくなら券売機で購入できるようにするか、往復乗車券の発売自体をやめてください。駄目なら駄目で別の手段を考えますので。
 乗車券も何とか往復分購入して、3番線へ向かいます。後ろ側(北長野側)の3両分は、かなりの列になっています。そんな中を、183系・189系N101編成が3番線に入線してきました。

乗車整理券
 番線は3番ですが、元をたどれば4番線。特急あさま号の発車ホームに189系(183系)が戻ってきました。もうこれだけ見れただけでも十分です。ただ、長野駅での折り返し時間は5分と大変慌ただしいです。先頭部の撮影を終えたころには、発車のメロディーがなっていました。本日は、上田に在住の知人の方と一緒に乗車して、在りし日の特急あさま号を偲んで上田まで乗車します。後ろ側の4号車〜6号車は、結構座席が埋まってますが、ホームの端に止まる1号車・2号車は空席が結構あります。
 
 2号車の座席に座ると同時に長野駅を発車しました。また、ふたたび3番線(旧4番線)から189系で長野駅発車の景色を見られるとは思いませんでした。
 車内放送が終わると、ライナー券の発売が開始されます。何名かで手分けして一斉発売するそうで、大体の乗客はあらかじめ200円を準備していて機械的にスムーズに進んでゆきます。犀川を渡り、篠ノ井を通過すると篠ノ井線が右側へ分かれてゆきます。ここからは、しなの鉄道線に入ります。
 
 長野を出ると、上田までノンストップは早いですね。特急あさま号の時代も、特急あさま6号が長野−上田間をノンストップで運転していました。当時の運転時間は21分、現在は26分ですので5分程時間は掛かっていますが、それでも特急あさま号を偲ぶには十分な速度です。屋代駅も戸倉駅も通過するのでかなりの優越感があります。知人の方と話をしていると、もう列車は減速を始め上田駅の構内に入っていました。終着の上田に到着すると、先行していた軽井沢行が接続待ちをしています。こちらにもかなりの方が乗り換えてゆきました。ここで、帰宅する知人の方とお別れして、折り返しの快速長野行に乗車します。

長野駅3番線に605Mが到着
 

これはいつでも見られる光景
 

行先表示は「快速」
 

3番線に183系・189系が・・・
 

折り返し時間は5分です
 

長野駅3番線(旧4番線)から発車
 

月曜日に比べて空いてました
 

犀川橋梁を通過
 

篠ノ井駅を通過
 

篠ノ井線が分かれてゆきます
 

千曲川橋梁を通過
 

26分で上田に到着
 

2号車車内

上田駅に到着
   
■快速列車(607M)【上田18:56−長野19:27/3号車13番A席】
 帰路は、折り返しの快速列車(607M)に乗車します。この列車は、土曜休日運休の快速ですので平日のみの運転です。長野から快速しなのサンセット号で上田まで行って、長野へ183系・189系で戻るには平日に乗車を行う必要があります。そのため、平日に乗車できるチャンスを狙ってました。
 183系・189系(長野車)は、イベント列車等で「しなの鉄道線」に入ることは多々ありますが、上田駅の中線(2番線)で折り返すのは珍しいのではないでしょうか。
 今回は、あらかじめ長野駅の窓口で上田(しなの鉄道)までの往復乗車券を購入しておいたので、短い5分の折り返しでも十分に撮影できました。
 
 撮影を終えて車内に入ると、通勤時間帯なので結構乗客が乗っています。車内では、車掌(ライナ−券販売係)が「ライナー券入れ」に差し込まれたままの「サンセット券」を回収しています。以外に皆さん車内に放置して降りてしまうようです。適当に空いている場所を探して座ると同時に上田を発車しました。気分は、夕方の特急あさま号の気分です。快速列車ですが、停車駅は絞られていて 戸倉・屋代・篠ノ井のみの停車です。往年の特急あさま号時代で近い列車は・・・。
◆同じ時間帯の往年の特急あさま号(1997年9月)
 あさま27号 上田18:54−長野19:18【停車駅:戸倉】(489系又は189系9両)
 あさま29号 上田19:22−長野19:49【停車駅:戸倉・屋代・篠ノ井】(189系9両)
 時間帯では、特急あさま27号がほぼ同じような時間帯で運転されています。停車駅から見れば、特急あさま29号の方がほぼ同じ停車駅で運転されていました。どちらにしても、183系・189系を使用している期間は、JR時代の特急あさま号と同等の運転をするサービス列車とみてとれるでしょう。
 夕暮れの「しなの鉄道」(旧信越本線)を長野へ向かう189系に揺られていくと、特急あさま号時代を思い出します。ただ違うのは、特急あさま号の時代は降車客主体でしたが、こ列車では乗降共に多いことです。停車する駅から必ず何名か乗車してきます。写真撮影も良いですが、ここはゆっくり乗車して昔の特急あさま号を偲んで乗ることにしました。
 列車は、快調に進み篠ノ井からJR信越本線に入ります。篠ノ井を出ると長野まで止まりません上田から31分で長野駅に到着しました。往復で63分、しっかりと在りし日の特急あさま号を思い出しながらの旅でした。
 183系・189系N101編成は、終着駅の余韻に浸るい余裕もなく、5分後には快速しなのサンセット4号として上田へ折り返しました。

上田での折り返しも5分です
 

上田で折り返し快速長野行(607M)に
 

行先表示は「快速・長野」
 

夕暮れの「しなの鉄道」(旧信越本線)を長野へ