2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2011年 2月19日(土) 

スノーエクスプレス十日町号

2011年 2月19日(土)乗車


飯山駅に停車中の快速スノーエクスプレス十日町号
 

 今年も「十日町雪まつり」に合わせて、快速スノーエクスプレス十日町号が運転されました。昨年までは、秋田支社から「リゾートしらかみ」の編成を借り入れての運転となりましたが、今年は昨年デビューした「リゾートビューふるさと」を使用して運転されました。

■2000系B特急で長野へ
 須坂からB特急(2B)で長野へ向かいます。もう残りわずかとなった2000系D編成の列車です。土曜日ですので車内は空いていました。
 このタイヤ改正で、2100系登場までの代走と言う扱いなのか、車掌も乗務していて全て肉声放送でドア扱いもありました。車内放送で、「B特急長野行」と言う車掌氏の肉声放送は本当に久しぶりに聞きました。
 残り少ない2000系特急列車の乗車は、あっという間に長野駅到着で終了しました。
   
■スノーエクスプレス十日町号【長野9:00−十日町11:23】
 長野駅に到着後、待つことしばし遠くからあのライトが見えて来ました。HB−E300が本当に静かに長野駅5番線に入線してきました。発車までの僅かな時間で撮影を終えて車内へ・・・。
 本日は、下りだけ1人用の席ですので快適に十日町まで行かれそうです。長野を出た、スノーエクスプレス十日町号は案内では満席とのことでしたが、結構空席があります。座席のポケットには、乗車証が入れてありまして自由に持ち帰ることができます。列車は、唯一の通過駅である北長野駅を通過して郊外を進みます。三才駅で交換のため運転停車をして、薄らと雪が残る豊野の田園地帯を抜けると豊野に到着します。ここで、交換のため10分ほど停車しますので撮影ができます。
 
 豊野を出ると信越本線と別れて飯山線を進みます。飯山線内は、各駅に停車しながら十日町まで向かいます。ほとんど雪が無かった豊野と比べ1駅進むごとに雪が多くなってきます。千曲川としばらく並走して進みますが、本日は撮影に来ている方も少ないようです。列車は、千曲川と一旦別れて飯山駅に到着します。雪は、これでもかなり溶けたそうですが、それでも長野市内とはかなり違います。5分ほど停車しますので、ホームで鐘楼と合わせて記念撮影をします。飯山から乗ってくる人も結構いまして、空いている席も結構埋まりました。冬晴れの美しい雪景色の信濃平をを通過すると戸狩野沢温泉に到着します。戸狩野沢温泉を出ると、再び千曲川と寄りそうように列車は進みます。沿線の積雪もかなり多くなってきました。森宮野原では、1分の停車でしたが、多くの乗客が慌ただしく最高積雪の柱を撮影しています。新潟県に入り、飯山線も新潟支社の管轄に入ります。列車は1駅ずつ確実に進み、信濃川を渡ると十日町に定刻に到着しました。

長野駅発車案内
 

長野駅に停車中のスノーEXP十日町
 

行先表示
 

豊野付近を通過
 

豊野駅に停車中
 

信越本線と別れます
 

千曲川に沿って進みます
 

往路は1人用の席でした
 

だんだん雪が多くなってきます
 

飯山線の前面展望
 

しばらく千曲川とはお別れです
 

永國禅寺
 

飯山駅停車中
 

冬の信濃平を通過
 

再び千曲川に沿って進みます
 

積雪もかなり多くなりました
 

森宮野原駅停車中
 

信濃川を渡ります
 

十日町は目前です
 
 
十日町に到着
 

雪まつりの横断幕

改札前でも歓迎行事がありました
   
■十日町「雪まつり」&「ラーメン博」
 十日町では、「第62回十日町雪まつり」が開催されていましたので、雪像見学のため市内を散策しました。市内は、見物の人で大変混みあいましたが、雪像の力作を見ることができて良い思い出になりました。散策を終えた後は、「ラーメン博」へ行き冷えた体を温めます。今回は、2店舗のラーメンを食しました。会場は、混雑していて2店舗回るだけでも結構時間がかかりました。さすがに、行列できる店を選んだので味は良かったです。
 今回の観光で残念だったのは、「明石の湯」(十日町温泉)に入る時間が無かったことでしょうか。ここの温泉は、結構お気に入りでしたので残念でした。また、訪れた際にはぜひ入浴したいと思います。

十日町駅
 

駅前イベント広場へ行く「雪のトンネル」
 

駅前イベント広場
 

輝く優勝
 

アリスinワンダーランド
 

機関車トーマス
 

羽ばたけ十日町
 

雪うさぎ
 

ウェルカムセレモニー
 

本日は、ラーメン博で昼食
 

「万太郎」のラーメン

「らーめん大輝」のラーメン
       
■スノーエクスプレス十日町号【十日町15:25−長野18:05】
 十日町での観光を終えて帰路も、快速スノーエクスプレス十日町号で長野へ戻ります。この日に限っては、帰路となる上り列車の乗車率の方が若干良いように見えました。おそらく、「雪まつり」関連の臨時列車から乗り継いだ方が多かったのでしょう。鉄道ファンの方の姿が若干増えたかのように思えます。
 列車は、冬場晴れの十日町を後に長野を目指して走ります。帰路も、各駅に運転停車してゆきます。車内も、往路とは違って静かです。西日が美しく雪を照らす飯山線を1駅1駅確実に長野へ向けて進みます。桑名川の運転停車が終わると、西日から夕闇せまる車窓に変化します。夕暮れの千曲川と別れると戸狩野沢温泉に到着します。
 
 戸狩野沢温泉で5分停車で車外に出て休憩できます。その後、夕暮れの信濃平を進み飯山でさらに5分停車となります。日が長くなり、飯山までは車窓を楽しむことができました。飯山を出ると、外は暗くなり千曲川も見えなくなります。暗闇の中を列車は進み信越本線が薄ら見えてくると豊野に到着します。豊野を出ると、一気に速度を上げてこの列車で唯一の通過駅である三才駅を通過します。快速で、運転停車以外に通過駅があるのは三才だけです。三才を出ると、終着駅目前の北長野で少々止まり長野駅のホームが空くのを待ちます。そして、終着の長野駅に到着。飯山線専用の4番線に到着しました。これは貴重ですので、番線案内と合わせて撮影して、今回の十日町への乗り鉄も無事に終了しました。

十日町に停車中のHE−E300系
 

十日町で発車を待つスノーEXP十日町
   

行先案内
 

西日差す飯山線を長野へ
 

信濃川を渡ります
 


 

夕暮れの千曲川
 

戸狩野沢温泉に到着
 

戸狩野沢温泉停車中
 

夕暮れの信濃平を通過
 

飯山駅停車中

長野駅4番線に到着
   
■B特急ゆけむり号で須坂へ
 長野駅での乗り換えを急いで、18時12分発のB特急ゆけむり号に乗車します。もう、本当に発車案内が点滅を始める頃にホームに到着したので、1枚撮影するのがやっとでした。
 このダイヤ改正で、B特急に「ゆけむり」も使用されるようになりました。また、信州中野駅終着になりました。「B特急ゆけむり号信州中野行」の放送も新鮮でしたが、今まで通過していたB特急停車駅に停車していくのも非常に新鮮でした。
 こちらも、あっという間に須坂に到着しました。
         
■指定席券など
 指定席券ついては、19日以外は比較的簡単に窓側を購入することができました。ただ、「十日町雪まつり」のメインとされる19日だけは購入が難航しました。最終的には、18日の指定券は別の列車の指定に変更して使用して、前日に直前勝負で指定席の照会をしてみたところ辛うじて数席の空席があり購入できました。
 乗車証の方は、下り列車は座席のポケットに入っていました。こういう配り方もあるんだなと思いましたが、他の席の分まで持ち去る輩がいないか心配になりました。この列車、「十日町雪まつり」への臨時列車の特製上、飯山線内の駅からの乗車も結構ありましたので・・・。上り列車の方は、車掌が配布しました。

下り列車指定席券
 

上り列車指定席券
 

下り列車乗車証
 

下り列車乗車証(裏)
 

上り列車乗車証

上り列車乗車証(裏)
   ※指定席券は、色調調整・画像加工済