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2:ガタゴト日誌(乗車記) |
作成日:2010年10月18日(月) |
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信州デスティネーションキャンペーン |
快 速 レ ト ロ 小 海 線 号
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2010年10月16日(土)乗車
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小海駅に停車中の快速レトロ小海線号(構内踏切より)
信州デスティネーションキャンペーンの一環として、小海線の中込〜小淵沢で快速レトロ小海線号が運転されました。DD16−11の不調により運転が心配されましたが、当日は無事に1往復運転されました。 |
■須坂から中込へ
須坂駅から2000系特急電車使用の普通列車で長野駅へ向かいます。本日は、D編成が使用されています。まだ、朝早い時間帯ですのでゆっくり快適に乗車できました。長野からは、普通列車小諸行に乗車します。その前に指定席券売機へ。今日の快速レトロ小海線号は、片道(中込→小淵沢)しか取れてないので、小淵沢→中込を検索すると△が出ました。発券すると窓側でした。これに気を良くして、窓口で上りの通路側を窓側に変更できないかと聞くと、1席だけ窓側が空いていて無事に往復窓側で乗車することができることになりました。
上機嫌で、しなの鉄道線の普通列車で小諸へ向かいます。車両は、JR東日本の115系ですので「しなの鉄道」の実感はありませんが・・・。小諸に到着後、大急ぎで改札へ向かい篠ノ井からの運賃を精算して帰りの乗車券を購入します。う〜ん、信州ワンデーパス+しなの鉄道乗車券(篠ノ井〜小諸:往復)より普通乗車券の方が安いかと考えましたが、やはり信州ワンデーパス+しなの鉄道乗車券(篠ノ井〜小諸:往復)が安かったようです。小海線のキハ110系は、佐久平から大混雑して中込に到着しました。 |
長野電鉄(須坂6:18−長野6:44)
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普通列車(長野7:01−小諸8:02)
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小諸駅にて |
普通列車(小諸8:14−中込8:39) |
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■快速レトロ小海線号【中込8:56−小淵沢11:12(所定時刻)】
中込駅に到着するとすでにDD16-11に牽引された快速レトロ小海線号が入線していました。昨年の運転時に「子供を入れて機関車と撮影できないと」との声があったせいか、今年はやや後ろ側に停車させてちゃんと撮影できるようになってました。車内に入ると「トイレの設備は無い」と繰り返し案内しています。座席がほぼ埋まった頃に、快速レトロ小海線号は、秋の小海線を小淵沢へ向けて中込を発車しました。
車窓は、借り入れが終わった田や今まさに稲刈り中の田など秋本番の小海線を進みます。また、沿線には、凄い数のファンが集まっています。特に有名どころは、車内からも歓声が上がるほど集結しています。列車は、最初の停車駅となる八千穂駅に停車します。2分停車ですので撮れそうもありません。八千穂駅を出ると、車に時折追い越されながら進みます。踏切を先頭に撮影の追いかけの方々の車が渋滞している光景も見えました。列車は、小海駅で5分停車します。「トイレに行く方は、改札でご案内しています。」とのことですが、実際は「列車が遅れているのですぐに出ます」とのこと。これで、一部の家族連れやお年寄りから不満の声が一気出ます。しかし、連携が上手く行かないのか、乗客に正確な情報が入らずに多数の方は我慢する羽目に。一か八か強行した方のみ用が足せたようです。私は、トイレの用は無いので構内踏切から広角一杯で撮影しました。
中込を出ると山間部に入ります。一部では紅葉が始まっている場所もありました。千曲川に沿って列車は進みますトンネルに入ると、昭和の夜汽車と言う雰囲気になります。と書きたいところですが、子供のトイレは待ったなしですので。(子)ジュース→(親)おしっこしたくなるから駄目!→(子)泣きわめく→(子)もう乗りたくない/(親)もうウンザリ・・・。の光景が所々で・・・。そんなこんなで、山間部を抜けると視界が開けて野辺山高原に入ります。夏野菜の収穫もピークを過ぎて最終段階でしょうか。刈り入れの済んだ畑も目立ちます。列車は、少々遅れてJR最高地点駅の野辺山に到着しました。野辺山は、遅延している関係ですぐの発車で出発します。
野辺山を出ると、国立天文台宇宙電波観測所のアンテナが見えます。そして、今回の乗車で最大の見せ場のJR最高地点碑を通過します。大勢の方が撮影に訪れていました。沿線は、標高が高い為か木々が多く色づいています。程なくしてC56が移設された清里駅に到着します。と、到着直前で非常停車が・・・。しばらく停車して少し動くとまた急停車。どうやら信号の確認をしている模様ですが、「ドアが開くまで少々お待ちください」としか放送がありません。しばらく停車して少し動いて停車。所定の停止位置のはずですが、ドア開けの指示が無いためドアが開きません。ようやくドアが開くと、みな一斉にトイレに殺到。中には、「ダメならここで降りる」と荷物を持ってトイレに行く人も現れました。清里で、トイレ対応のためさらに発車を遅らせる事態になりました。清里を出ると、「列車を停止させる装置が扱われたため急停車した。現在15分遅れ」の旨の放送がありました。列車は勾配を下って行きます。最初は色づいていた木々が多く見られましたが、勾配を下り小淵沢が近づくにつれて緑の木々が多くなりました。視界が開けると小淵沢のカーブを通過します。ここは、大変多くのファンがこの列車を迎えてくれました。車窓、右側から中央東線が近づいて来ると終点の小淵沢駅に17分遅れて到着しました。八王子行542Mは、接続を取って停車していました。 |
中込駅停車中
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DD16−11が牽引
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トイレ・洗面所は使用禁止
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秋晴れの浅間山を見ながら・・・
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秋の小海線を南下
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小海駅で少々停車
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構内踏切から広角で撮影
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一部では葉も色づき始めました
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千曲川を渡ります
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野辺山高原へ
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野辺山駅での停車も僅か(車窓より)
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国立天文台宇宙電波観測所
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ススキで見にくいですが、鉄道最高地点を通過
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清里駅に停車
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トラブル発生のため少々停車
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小淵沢へ向けて山を下ります
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小淵沢の大カーブを通過
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小淵沢に到着
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小淵沢で入替となります |
最後部のオハニ36−11 |
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■小淵沢駅での折り返し
小淵沢駅到着後は、中央本線の売店に向かい予約制の「甲州かつサンド」を注文します。おおよその機回しの時間を推定して注文しました。(直前の場合は、おおむね35分は必要だそうです)
小海線ホームへ行ってしばらく時間をつぶすと、入れ替えが始まりました。甲府方へ引き上げて側線に客車を移動させます。その後、機回しを行います。機回しは、オハニ36の先頭部付近で一旦停車するので並びを撮影することもできました。DD16は、松本側に一旦移動して客車に連結して作業終了。
程よい時間ですので、売店へ注文した「甲州かつサンド」を引き取りに行きます。ちょうど届いたようで、さっそく食してみます。熱々のカツがサクサクしていて大変美味でした。ソースもたまらない味でした。昼食を済ませると、のんびりとホームでDD16や旧客を眺めて時間を過ごします。 |
側線に旧客を入れます
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機回しためDD16が接近
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入信進行までしばらく並びます
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機回しを終了して待機(トイレ通路(柵内)から撮影)
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予約した「甲州かつサンド」 |
「甲州かつサンド」 |
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■快速レトロ小海線号【小淵沢13:24−中込16:12(所定時刻)】
帰路も、レトロ小海線号に乗車して中込へ戻ります。帰路も、往路と同じ2号車です。進行方向と反対ながら左右反対の席なので違った風景を見ることができます。帰路は、満席と言う案内ながらも空席が結構ありました。小淵沢を発車して中央本線と別れると上り勾配を進みます。DD16のエンジン音が2号車まで聞こえてきます。甲斐大泉駅で交換のため運転停車をして列車は、清里に停車します。清里の停車時間は僅かです。列車はさらに勾配を上り「JR鉄道最高地点」を通過します。遠足なのか小学生が手を振って見送ってくれました。次の野辺山でも停車時間は僅かです。野辺山を出て、佐久海ノ口駅で30分近く運転停車します。佐久海ノ口での運転停車が済むと、列車は、千曲川を時折見ながら進んでゆきます。次の停車駅の小海では、我慢しきれない乗客がトイレに殺到したため見切り発車もできずに停車時間を延長して対応しました。
小海を遅れて発車した列車は、八千穂駅に停車します。こちらは、すぐの発車となりました。西日から夕闇に変わりつつある小海線を一路中込へ向けて走ります。沿道は、パトカーが出てペースカーになっています。もう、おなじみの光景です。羽黒下駅でも18分ほど運転停車がありましたが、実際は遅延した関係で数分にとどまりました。ただ、交換予定の列車(234D)は到着していなかったので、対向列車に影響はありませんでした。羽黒下駅を出ると、中込まであと僅かです。沿線で撮影する人も最後の撮影となり要所要所に見かけました。中込駅には、時刻通り到着しました。
中込駅到着後は、小諸行の到着まで入れ替え作業を見学して過ごしました。 |
小淵沢駅に入線
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オハ47−2266車内
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旧客ボックスシート
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小淵沢駅を発車
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中央本線と別れます
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清里駅での停車は僅か
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鉄道最高地点を通過
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八ヶ岳を見ながら北上
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野辺山での停車時間も僅か
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紅葉が始まっています
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稲刈りが済んだ田が多いです
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佐久海ノ口で30分運転停車(所定)
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千曲川を渡ります
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小海で2分停車を延長
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羽黒下で18分停車
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旧客の旅も間もなく終了です
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中込駅に到着
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入れ替え作業が始まりました
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DD16−11を切り離し機回し |
機回しを終えて客車を押し込みます |
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■中込から須坂へ
普通列車(中込16:57−小諸17:24)
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レトロ小海線の旅も終えて帰路につきます。中込からの小諸行は、混雑していてロングシートに座るのが精一杯でした。佐久平では、降車より乗車が多く小諸まで混雑した状態でした。
小諸からの長野行は階段付近は混んでましたが、最後部の車両は空いていて進行方向に座れました。屋代から混雑しましたが、1ボックス2人程度で長野まで乗車できました。
長野からは、B特急に間に合うように急いで移動します。7分あるので余裕かと思ったら結構忙しいです。地下ホームへ行くと2000系A編成が停車していました。本日は、A編成・D編成の両編成に乗車して終了となりました。
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普通列車(小諸17:33−長野18:37) |
長野電鉄B特急(長野18:44−須坂19:03) |
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■レトロ小海線号の編成・装着品
今年の信州デスティネーションキャンペーンに貸し出された旧型客車は、スハフ42−2234+オハ47−2266+オハニ36−11の3両でした。昨年と同様にトイレの使用はできませんでした。
ヘッドマークやサボは、基本的に昨年の「セピア色」シリーズと同じデザインとなりました。愛称板については、昨年と同じでした。 |
牽引は、DD16−11
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1号車:スハフ42−2234
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2号車:オハ47−2266
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3号車:オハニ36−11
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ヘッドマーク
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愛称板は、昨年と同じデザイン
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サボ(オハニ36用) |
サボ(スハフ42・オハ47用) |
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■指定席券・記念品
指定席券は1か月前の発売と同時に完売状態でしたが、乗車の1週間前に上り(中込→小淵沢)の通路側のみ確保できました。その後、乗車当日に上り列車の窓側への変更が成功し、下り列車も窓側の確保に成功しました。
なお、昨年の乗車時と同様に「乗車記念ポストカード」(乗車証明書fではない)が配布されました。配布も、昨年と同様で指定区間(今回は、小海〜野辺山)に乗車しない限り一切配布されませんでした。 |
上り列車指定席券 |
乗車記念ポストカード |
下り列車指定席券 |
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