2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2010年10月13日(水) 

 信州デスティネーションキャンペーン開幕記念

快速未知を歩こう信州号

2010年10月 9日(土)乗車


小諸駅に停車中の快速未知を歩こう信州号
 

 信州デスティネーションキャンペーンの開幕を記念して、JR東日本・しなの鉄道で快速未知を歩こう信州号が長野〜軽井沢間で運転されました。この列車は、長野〜戸倉まで定期列車の1630Mとして各駅停車で運転され、戸倉から延長という形で軽井沢まで快速運転されました。車両は、169系湘南色S52編成が使用されました。

■未知を歩こう信州号
 長野駅の改札を入り発車案内を見ると「普通 8:17 戸倉」って・・・。まぁ、戸倉までは定期の普通列車ですので仕方ありませんが、列車名を期待していたので残念。で、ホームに行くとヘッドマークが試乗会の団臨に使用された「169系湘南色・・・」。横サボは通常の「長野←→軽井沢」で、愛称板は「アルクマ」。ということで、折角の「未知を歩こう信州号」も外観では全く判別が付きませんでした。
 ただ、ホームには大勢の乗客が並んでいます。乗客と言っても、見るからに鉄道ファンしかいませんが・・・。ホームの列も結構長くなり、混雑するか心配になってきました。先発の8:17発の軽井沢行が発車すると同時にドアが開きます。乗車してしまえば思ったより混雑していません。
 
 定刻に長野を発車した快速未知を歩こう信州号は、軽井沢へ向けてひた走ります。救いだったのは、長野から快速未知を歩こう信州号という列車名がアナウンスされたことです。列車は、各駅に確実に停車して篠ノ井を過ぎて、しなの鉄道に入りました。通常なら終着となる戸倉駅で4分停車します。この間に、運転台には昨年使用された「おばすて棚田紀行」のヘッドマークが積み込まれました。戸倉からは、快速運転で軽井沢を目指します。上田で大勢の乗客を乗せた快速未知を歩こ信州号は小諸に到着します。小諸では、少々停車するので編成写真を撮影しました。息も絶え絶えで、なんとか編成写真の撮影に成功しました。
 小諸を出ると、乗車証の配布がありました。これを貰うために大勢のファンが乗車していました。車窓に目を向けると、本日は雨模様で浅間山も見えません。所々では、紅葉が始まりかけています。列車は、ゆっくりと速度を落として軽井沢に到着しました。
 
 軽井沢は、かなり寒かったです。この列車は、折り返し快速おばすて棚田紀行号になります。このため、しばらくホームで待つことになります。

長野駅発車案内
 

長野駅では所定の5番線から発車
 

ヘッドマークは試乗会と同じもの
 

サボと愛称板
 

戸倉から軽井沢へ延長運転
 

秋の景色を見ながら軽井沢へ
 

一部で紅葉が始まっていました

軽井沢に到着
   
■乗車証明書
 今回は、快速列車ながら乗車証明書が配布されました。インクジェット用紙の名刺サイズの用紙に印刷されているものですが、手作り感があって温かみのある証明書でした。
 先日の「リバイバル信州」と、本日運転の169系湘南色を使用する臨時列車に乗車して、乗車証が合わせて4列車分集めると記念品(運転士時刻表のレプリカ)が貰えました。
 ※詳しくは、しなの鉄道のHPをご覧ください。