2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2010年 8月13日(金) 

快速いろどり軽井沢号

2010年 8月13日(金)乗車


小諸駅に停車中の快速いろどり軽井沢2号
 

 今年も、屋代〜軽井沢間で485系「いろどり」を使用した快速いろどり軽井沢号が運転されました。昨年とほぼ同じ運転で、長野総合車両センターから屋代まで回送列車で車両が送られてきます。
 今年は、新たな試みで「予約席」(指定席)が登場しました。予約席の利用客に限り乗車証明証が配布されました。

いろどり軽井沢2号【屋代8:56−軽井沢10:32】
 須坂から長野電鉄屋代線で屋代へ向かいます。久々の屋代線の旅を楽しみ屋代に着きました。
 屋代からは、快速いろどり軽井沢2号に乗車します。今年は、時間に余裕がなく入線から発車まで3分と言う慌ただしさです。ホームで待つことしばし、485系「いろどり」が入線してきました。ヘッドマークは、「い・ろ・ど・り」のままです。発車まで時間がないので先頭部だけ撮影してすぐに乗車。予約席の1号車は、私と知人の方の2人だけと言う寂しさ・・・。上田駅では、停車時間がありますので自由席も見にってみましたがこちらも空いていました。時間帯からして仕方ないのでしょうか。
 
 上田を出た列車は、夏のしなの鉄道線を快調に軽井沢に向けて走行しています。さて、予約席を事前に購入した人には、飲料引換券が付いていて飲み物がもらえます。ただし、種類は選べません。4号車のフリースペースで引きかえましたが、本日はアセロラジュースでした。貰うだけでは悪いので、屋代駅の記念入場券(以前発売された169系湘南色と花)を購入しました。そうこうしているうちに、列車は小諸駅に到着しました。小諸では、12分停車します。小諸で、ようやく編成写真等の撮影ができました。その他に、キハE200との顔合わせも撮影できました。
 
 小諸を出ると軽井沢まであと少しです。先程、先に発車した小海線キハE200系の普通列車を東小諸で追い越して列車は快調に進みます。信濃追分では、少々停車となります。昨年に引き続き、地元の方々による「お茶」などのおもてなしを受けてしばし休憩・・・。信濃追分を出ると、途中の浅間山のよく見えるポイントで徐行のサービスがありましたが、残念ながら浅間山は完全に見えず・・・。そして、景色が開けてくると中軽井沢に停車して終着の軽井沢に到着しました。 
 

長野電鉄屋代線で屋代へ
 

始発の屋代駅
 

屋代での入線から発車までは僅か
 

屋代では「いろどり」マーク
 

1号車に乗車
 

1号車:座席車車内
 

1号車のソファ部分
 

前面展望を放映中
 

簡易個室車両
 

上田駅に停車中
 

上田では「いろどり軽井沢」表示に
 

フリースペース車から見た風景
 

4号車:フリースペース
 

予約席限定で飲料がもらえました
 

夏の「しなの鉄道」を軽井沢へ

小諸では、キハE200と顔合わせ
 

小諸駅停車中
 

東小諸でキハE200を追い越し
 

浅間山を見ながら
 

信濃追分停車中
 

信濃追分にて

浅間山は完全に見えず・・・
 

軽井沢に到着
 

EF63型電気機関車がお出迎え
 
   
■いろどり軽井沢1号【軽井沢10:48−屋代11:56】
 帰路も、快速いろどり軽井沢1号で屋代へ戻ります。一旦、軽井沢駅のホームに降りた後に車内整備を行い乗車となりましたが、その前に先頭部への撮影に。なんか、広角18mmで限界なくらいホームの端に先頭部が来ています。まるで、往年の下り特急あさま号(11両)を考えていただければ簡単かと思います。何とか、先頭部の撮影をして予約席の1号車へ・・・。
 帰路は、空席はありますが結構乗車しています。本日は、予約席に余裕があったため当日分の予約席の券は、4号車のフリースペースでも販売していました。本来なら、往復のどちらかはコンパートメントに乗りたかったのですが、予約席ではないと乗車証明書がもらえませんしコンパートメントは部屋売りで1500円かかるので往復とも座席車両にしました。
 
 軽井沢を出た列車は、屋代を目指してきた線路を戻ります。車内は、当日の飛び込み客で結構乗車してます。関東から来た客がほとんどで、500円は混雑回避のための「ライナー券」と言う認識(実際に何組かこのような話をしていた家族連れがいました。)なのか、中軽井沢や御代田・小諸で下車する方が大勢いました。この列車は、時間帯がいいのか途中の駅でも乗降が多くありました。1号については、信濃追分で少々停車する以外は、ほとんど短い停車時間ですので快調に進みます。
 
 帰路は、あっと言う間に屋代に到着しました。5分の乗り換えで、長野電鉄須坂行に接続となりますので終着駅の余韻に浸る暇もなく慌ただしく乗り換えとなりました。帰路の須坂行は、松代で乗降があったものの須坂まで結構乗車していました。

軽井沢駅停車中
 

軽井沢駅の乗車案内
  

6号車はホーム端に・・・
 

保線車両
 

信濃追分で6分停車
 

信濃追分停車中
 
 
曇り空の風景を見て屋代へ
 

5分接続の屋代線で須坂へ
 
   
■指定席券・乗車証明書
 今回の運転では、予約席の設定がありました。予約席は、しなの鉄道の本社へ電話又は停車駅へ申し込みを行う方式です。予約席を利用の場合は、乗車券も強制的に同時に購入させられます。フリー乗車券の利用もOKですが、こちらも同時に購入する必要がありました。
 私の場合は、長野電鉄の須坂駅から屋代線を利用して屋代へ行くので、須坂駅で「千曲川湯っくりフリー」を購入するのが自然ですが、予約席利用の場合は電話で申し込んで「千曲川湯っくりフリー」も郵送してもらうしか手がありませんでした。
 支払いは、銀行振り込みか駅での支払いと言う事で駅で支払いをしました。後は、郵送を待つばかりですが、乗車3日前に発送して前日に書留で到着と言う慌ただしい方法でした。万一の遅延や書留の不在を考慮してもう少し余裕がある発送をお願いしたいところです。
 金額的には、予約席・自由席とも同じ500円ですが、予約席には飲料引換券が付くので座席確保の他にもいろいろお得でした。なお、普通乗車券を選択した場合は、料金補充券で発行されました。
 郵送の場合は、前日に「予約券」「乗車券」「飲料引換券」「乗車証明書」が全て送られてきました。
 

いろどり軽井沢号乗車証明書
 

予約席用の普通乗車券は料金補充券
 

いろどり軽井沢2号の予約券

いろどり軽井沢1号の予約券
 
予約席限定の飲料引換券

復路と長電は、「千曲川湯っくりフリー」を使用
 

「千曲川湯っくりフリー」裏面
 

自由席用特別車両券(車内で購入)
 

自由席用特別車両券裏
 

電話申し込み後、駅での支払いが終わると貰える申込書(画像加工あり)