2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2009年12月28日(月) 

ありがとう磐越西線国鉄色号

2009年12月26日(土)乗車


五泉駅に停車中の快速ありがとう磐越西線国鉄色号
 

 キハ58系急行型気動車(国鉄色)とキハ52気動車を連結した、臨時列車「ありがとう磐越西線国鉄色」が運転されました。列車名の通り、キハ58系急行型気動車とキハ52系気動車(国鉄色)の磐越西線での惜別運転の模様です。
 同じ主旨の列車が、12月12日・13日に米坂線で運転されています。

■新潟〜津川
 新潟駅構内で朝食を摂り、たの列車撮影を兼ねて8時30分頃にホームへ移動しします。9時を過ぎると「バウチャー券」と弁当の引き換えが始まりますが、列車が入線してきていないので引き換えはしません。しばらくして、「ありがとう国鉄色磐越西線号」が入線してきましたたので、バウチャー券を弁当に引き換えて乗車します。本日は進行方向とは逆の席ですが、窓側を確保できただけ良しとしましょう。
 まだ、発車までかなりの時間がありますので、撮影をしていると発車時刻になりました。ロングシート部分は発売しませんので、私が乗車した1号車(キハ28)だけ見れば、通路側の席を嫌いロングシート部分に座る人もいるので大体定員通りの乗車かと思います。
 
 あいにくの天候の中を列車は、新津へ向けて走行しています。中々の駿足ぶりで気動車急行にでも乗っているような雰囲気です。最初の停車駅である新津駅が磐越西線への基点となります。5分停車するので、反対ホームへ向かうも貨物列車が接近して来たため断念して先頭部のみ撮影していると発車時刻に・・・。
 新津からは、信越本線と分かれて磐越西線に入ります。沿線で撮影する方も増えてきましたが、本日はあいにくな天候です。ここで乗車証明書の配布区間について案内がありました。普段ならすぐに配るのですが、今回は日出谷駅発車後に配布するとのことです。列車は、五泉駅に到着しました。五泉駅では、対向ホームから撮影できますので編成写真を撮影できました。
 
 五泉駅を出ると、山岳地帯に入ります。外の気温が低いのか窓ガラスも曇りがちになってきます。列車は、追いかけをする方々の車に抜かされながら、のんびりと磐越西線を走ります。途中から阿賀野川の流れが見えて来るようになります。雪景色の阿賀野川も久々ですので、車窓も飽きる事はありません。しばらく阿賀野川に沿って進むと、列車は津川に到着します。

新潟駅発車案内
 

新潟駅停車中
 

表示は「臨時」
 

編成後部がキハ52です
 

「きらきらうえつ」との並び
 

新潟駅を間もなく出発
 

小阿賀野川を渡り郊外へ・・・
 

冬の田園地帯を進みます
 

磐越西線の基点、新津駅に停車中
 

信越本線と分岐して磐越西線へ
 

五泉駅に停車中(キハ58側)
 

五泉駅に停車中(キハ52側)
 

五泉周辺も根雪のようです
 

早出川を渡ります
 

阿賀野川に沿って津川へ

津川駅に到着
   
■津川〜会津若松
 津川駅は、この時期では珍しく雨模様です。停車時間で、屋根のある範囲での撮影に留め車内で過ごします。津川を出て、再び阿賀野川に沿って列車は進みます。列車は、日出谷を通過して記念乗車証の配布が始まります。今回は、配布方法が特殊で以前のように普通に「バウチャー券」と引き換えではなく、1人分となる乗車票2枚(指定券・乗車券)を確認して「バウチャー券」と引き換えの方式が取られました。このため、私の席に来た頃には徳沢駅に運転停車(14分)中で、快速あがの号が通過する頃でした。
 
 徳沢駅で列車交換のため14分運転停車した「ありがとう磐越西線国鉄色号」は、その後は順調に進み野沢駅に到着しました。ホームには「雪だるま」が出迎えてくれました。この駅でも3番線から編成写真が撮れました。ここまで来ると結構冷えますね。「雪だるま」に見送られて野沢駅を発車しました。ここで、新潟駅で引き換えた弁当を昼食にして食べます。キハ58系の車内で弁当を食べる事はもうないでしょう。車内での昼食もしっかり楽しんでおきました。昼食を食べ終わる頃に一の戸橋梁を通過します。こちらは、大勢のファンの方が集結していて車内からも歓声が上がりました。喜多方駅で最後の長時間停車をして会津盆地を進みます。塩川駅を発車すると車窓に磐梯山が見えてくると旅も終盤です。長かったような短かったキハ58系の旅も、終点の会津若松に定刻に到着して終了しました。
 会津若松では、一旦、中線に入りますので入れ替えの光景を見てから再度写真撮影をして終了しました。帰路は、長野への接続の都合で普通列車(定期列車)で新津へ戻りました。
 

津川駅にて
 

阿賀野川を渡ります
 

山間部を野沢へ
 

野沢駅は「雪だるま」がお出迎え
 

3番線から編成写真を・・・(キハ58)
 

3番線から編成写真を・・・(キハ58)
 

一の戸橋梁は大勢のファンが撮影に
 

喜多方駅に到着
 

喜多方駅停車中(キハ58)
 

喜多方駅に停車中(キハ52)
 

磐梯山が見えてくると旅も終盤
 

会津若松駅に到着
 

一旦引き上げます
 

中線で一旦休憩します(キハ52)
 

中線で一旦休憩します(キハ58)

「あかべぇ」がお出迎え
          
■本日の編成・サボ類
 今回の編成は、キハ58系が会津若松側2両。キハ52系が新潟側2両の4両編成でした。電話予約の際に、座席位置の指定はできなかったので完全に運任せとなりました。
 今回の運転では、4両全てにサボと愛称板が取り付けられての運転となりました。

1号車:キハ28−2371
 

2号車:キハ58−1022
 

3号車:キハ52−137
 

4号車:キハ52−127
 

キハ58系装着されたサボ(キハ52と共通デザイン)
  

キハ58系装着された愛称板(キハ52と共通デザイン)
 

キハ52系装着されたサボ(キハ58と共通デザイン)

キハ52系装着された愛称板(キハ58と共通デザイン)
      
■指定席券類


記念弁当掛紙
 今回の乗車記念弁当は、新潟駅での配布となりました。いつものように掛紙と弁当は別々の配布となりました。弁当の内容は、幕の内弁当でなかなか良い内容でした。なお、弁当の掛け紙は、上下で別のデザインが用意されていました。
 乗車証明書は、前回までのラミネート加工された珍しいタイプではなく、以前のタイプに戻りました。ただ、サイズが小さくなり120mmのマルス券と同じ大きさとなりました。
 今回は、配布方法が特殊で以前のように普通に「バウチャー券」と引き換えではなく、1人分となる乗車票2枚(指定券・乗車券)を確認して「バウチャー券」と引き換えの方式が取られました。

記念弁当中身
 

乗車証明(表)
 

乗車証明(裏)

 今回運転された「ありがとう磐越西線国鉄色号」は、全車びゅう企画枠の団体列車扱いでの運転となりました。それでも、片道ずつ1名から申し込みが出来ましたので気軽に乗車する事が出来ました。
 片道の乗車券・指定券に弁当がついて3600円と言うお得な乗車でした。なお、案内券は「乗車証明書」引換券になっていて、購入時の人数に関わらず1人1枚配布が徹底されていました。
 今回は、コンビニ決済を利用しましたので、支払い証明にレシート2枚が付きます。


コンビニ決済受領証
  

コンビニ決済受付証
 
 
会員券
 

案内券(乗車証引換)
 

バウチャー券(弁当引換)
   

指定席券
   

乗車券