2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2009年12月22日(火) 

 信州デスティネーションキャンペーン・プレキャンペーン

スノーエクスプレス十日町号

2009年12月20日(日)乗車


飯山駅に停車中の快速スノーエクスプレス十日町号
 

 信州デスティネーションキャンペーン・プレキャンペーンの最後を飾る臨時列車として、秋田支社所有のリゾート気動車「リゾートしらかみ」(ブナ編成)を借り入れて、長野〜十日町で快速スノーエクスプレス十日町号として、12月19日と20日の両日運転されました。

■スノーエクスプレス十日町号【長野11:00−十日町13:40】
 スノーエクスプレス十日町号の下りは、昨日乗車しましたが本日がメインとなります。
 昨日と同じ要領で、須坂駅からB特急で長野へ向かいます。本日は、2000系D編成に変わり3600系L2編成が使用されています。あらかじめ、須坂駅の自動券売機の脇に「特急券不要」の札が付けれていて、改札の脇にも「特急券不要」の掲示が出されています。
 3600系L2編成使用の特急も久々に乗車します。3600系で通過駅を通過するのも不思議な体験です。長野にはほぼ定刻に到着しました。
 
 長野からは、スノーエクスプレス十日町号に乗車します。昨日とは変わり良い天気です。入線してくる「リゾートしらかみ(ブナ編成)」を撮影してから弁当に引き換えます。通常なら、弁当と記念掛紙は別々に渡されるのですが、今回はすでに弁当に掛紙が巻かれた状態で渡されました。
 早速座席に移動して発車を待ちたいところですが、「焼き芋」がどうしても気になり購入していましたら、発車間際になってしまいました。
 長野を出てスノーエクスプレス十日町号は、3号車は「びゅう」の企画枠が多いのかほぼ満席の状態です。今日は、天気もいいので絶好の撮影日和・乗車日和です。長野総合車両センターを過ぎると、北長野を通過して単線区間に入ります。三才を出ると雪景色が美しい築堤上から田園地帯を見ながら進みます。豊野を出ると、飯山線に入り積雪も増えてきます。このあたりから撮影されている方が目立ち始めてきます。千曲川と平行するように列車は進み飯山に到着します。
 
 飯山では14分停車します。ホームの鐘楼と合わせて撮影をします。飯山を出ると、雪景色の美しい信濃平を進み戸狩野沢温泉に到着します。戸狩野沢温泉では5分止まります。ホームで記念撮影を行っているとすぐの発車です。戸狩野沢温泉を出ると山間部に入ります。トンネルも多くなりますが、車内の照明を切り替えトンネル通過中は宇宙をイメージした照明に変わります。この列車には、こんな仕掛けもあったのですね。列車は、撮影する方々の車と競争しながら北上します。森宮野原では9分停車します。今日は、天候がいいので昨日に比べれば積雪量も減ったようです。森宮野原駅を出ると、新潟県に入ります。時刻も13時を過ぎて、これからは長時間停車をする駅もないので、長野駅で引き換えた弁当で昼食にします。列車は、信濃川を渡り新潟県に入りました。下りの旅も終盤ということで、先頭車の展望室へ行って見ました。白銀の世界を列車は、十日町へ向けてラストスパートをかけます。間もなく十日町というところで場内の信号機が「赤」とか・・・。一旦停止して、少し進んで踏切直前にある標識の手前で停車してしまいました。左右のLEDも両側で点滅しています。と、出てきたのは除雪車・・・。
 どうやら、9123Dが到着する時間に入れ替えを行うようです。この除雪車の移動に時間がかかり、定刻より6分遅れの13:46に十日町に到着しました。
 この後は、キナーレへ移動するので僅か数枚を撮影して改札を出ます。

B特急(須坂9:54−長野10:14)
 

長野駅に入線するスノーエクスプレス十日町号
 

長野駅は2番線から発車します
 

ヘッドマーク
 

ブナ編成
 

冬晴れの飯山線を進みます
 

高社山も綺麗に見えます
 

飯山駅で小休止
 

信濃平も一面の銀世界です
 

スノーエクスプレス十日町号車内
 

戸狩野沢温泉で5分停車
 

戸狩野沢温泉停車中
 

トンネル通過中
 

照明部分が宇宙のイメージに
 

森宮野原駅停車中
 

森宮野原駅を間もなく発車
 

信濃川を渡ります
    

冬の飯山線を十日町へ・・・・
 

十日町直前で除雪車が・・・

少々遅れて十日町に到着
   
■キナーレ十日町【十日町温泉】
 十日町到着後は、キナーレの明石の湯(十日町温泉)へ移動します。マイクロバスが準備されているとのことですが、何しろほとんどがパック旅行の乗客ですので、一回では全員の移動もできません。1台でピストン輸送するなら歩いた方が早いので、歩行者用の小道を歩いてゆきました。
 当日は、冬至も近いためか「ゆず湯」になっていました。歩いたので冷えた体も温まる事ができました。
 列車の折り返し時間を利用するので、温泉を楽しむ時間が短く残念でしたが、温泉だけは楽しむ事ができました。帰路は、マイクロバスで戻ります。
   
■スノーエクスプレス十日町号【十日町15:18−長野18:26】
 帰路もスノーエクスプレス十日町号に乗車します。座席も同じ場所です。
 列車は、1番線に転線されていて1番線からの発車となります。ドアは、15分前にようやく開いて乗車します。西日を浴びた十日町を定刻に発車して、列車は長野を目指します。信濃川を渡る頃には夕日が沈み始める時間帯になりました。森宮野原駅で8分停車して列車は夕暮れ時の飯山線を千曲川に沿って進みます。戸狩野沢温泉を出て、日が暮れた信濃平を進むと飯山に到着します。
 
 飯山では、25分停車します。もう日も暮れていますので、積雪も手伝って中々良い感じで撮影ができました。でも、天気が回復していたのでかなり寒かったです。飯山を出ると、最後部の展望席は無人となりましたので、移動して夜の飯山線の旅を楽しみました。列車は、淡々と飯山線を進み豊野に到着しました。豊野を出ると信越線本を進み、三才で飯山線と信越本線の2列車交換を行い終着の長野に到着しました。本日は、「いろどり」が5番線を使用している関係で4番線に到着しました。145Dの入線時間が迫っているため、車内点検終了後はすぐに引き上げます。車内から出て北長野側を見ると既に入信が進行になっていました。ただ、家族連れはほとんど485系いろどり号の撮影に行ってしまい、スノーエクスプレス十日町号を見送ったのはほんの数名でした。
 
 長野からは、B特急で須坂へ戻ります。2000系A編成でした。平日でしたら結構混み合いますが、今日は日曜日ですので車内もすいていて須坂まで快適に乗車できました。

十日町は1番線から発車
 

展望室部分
 

リゾートしらかみ号(ブナ編成)座席
 

西日を浴びて十日町を発車
 

信濃川を渡ります
 

もう日没の時間です・・・
 

森宮野原駅停車中
 

夕闇の信濃平を通過
 

飯山駅で小休止
 

この時間の飯山は冷えました
 

長野到着後は、車内点検終了と同時に引き上げ

B特急(長野18:44−須坂19:03)
       
■指定席券類

会員券
 
 この列車は、指定席のほとんどが「びゅう企画枠」で占められていますので、今回も「びゅう」の旅行パックを利用しました。こちらは、往復の乗車券・指定席券・昼食弁当・キナーレ明石の湯(十日町温泉)入浴券・ちょっぴりプレゼントがついて、1人4500円と大変お得な旅行パックです。2名以上で利用するのであれば、発売枚数が少ない指定席券を購入したり、キャンセル待ちを探す労力を考えると安いと思います。(今回は、知人の方と共同で利用しました。)

バウチャー券(弁当引換用)
 

バウチャー券(入浴用)
 

指定席券(下り)
 

乗車券
 

指定席券(上り)

乗車券


記念弁当掛紙
 

スタンプ用記念台紙
 

記念弁当中身
 
右側:キナーレで配布されたちょっぴりプレゼント→