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2:ガタゴト日誌(乗車記) |
作成日:2009年11月29日(日) |
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信州デスティネーションキャンペーン・プレキャンペーン |
急 行 信 濃 路 の 宴 号
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2009年11月28日(土)乗車
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姨捨駅に停車中の急行信濃路の宴号
信州デスティネーションキャンペーンの一環として、長野〜上諏訪で485系お座敷電車「宴」を使用した臨時急行信濃路の宴号が運転されました。485系お座敷電車「宴」が、多客臨時列車として使用されること自体珍しいのですが、今回は長野地区での運転と言う事で乗車してきました。
列車種別も、この手の列車は快速が通例ですが、今回は急行として運転されましたので乗車券のほかに急行券・グリーン券が必要となりました。 |
■急行信濃路の宴号【上り:長野9:38−上諏訪11:41】
長野駅に到着して待つことしばし、485系「宴」を使用した急行信濃路の宴号が入線して来ました。早速、撮影していると発車時刻も迫ってきて乗車します。入口で靴を脱ぎ配られた袋に入れて、各自保管する方式を取ります。荷物を整理して一息つくことには、急行信濃路の宴号は長野駅を発車していました。
車内を見て回ると企画枠の1号車・2号車はほぼ満席ぐらいですが、一般枠には空席が多数ありました。編成は、上諏訪側が6号車で長野側が1号車となっています。ちょうど、特急しなの号と同じ感じです。では、さっそく前展望となる6号車へ行ってしばし前面展望を楽しみます。篠ノ井を出た頃に自席に戻り、姨捨での撮影の準備に入ります。この列車は、種別は急行ですが、観光目的と特急しなの8号退避・みすず号交換のため姨捨駅で15分ほど停車します。姨捨駅で、景色や車両などを撮影していると時間は過ぎては発車時間となります。姨捨を出た列車は、順調に篠ノ井線を進みます。トンネルを抜けて明科に近づきましたが、天候が悪く北アルプスは見ることは出来ませんでした。
松本での停車時間で再度撮影をして車内に戻ると、空いていた席も満席とはなりませんが結構埋まりました。松本から塩尻を経て、辰野経由の旧線を見ながら列車は快調に塩嶺トンネルを通過して諏訪地区に入ります。岡谷を出ると諏訪湖が見えてきます。諏訪湖の車窓を見ていると、列車は終着の上諏訪駅1番線に到着しました。列車は、5分ほどで塩尻大門へ回送されました。上諏訪駅1番線から下り列車が発車するのを見るのは初めての体験でしたので不思議な感じでした。 |
長野駅発車案内
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長野駅に入線する急行信濃路の宴号
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6番線からの発車です
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長野駅で発車を待ちます
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お座敷電車「宴」車内
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6号車の前展望スペース
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169系「快速」とすれ違い
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姨捨駅に停車
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撮影時間もあります
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313系「みすず」と交換
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姨捨駅に停車中の「宴」
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駅ホームからの眺め
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松本駅で9分停車します
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中央本線(辰野経由)を見ながら進みます
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岡谷に到着です
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諏訪湖が見えると旅も終盤です
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上諏訪に到着しました |
上諏訪到着後は、塩尻大門へ回送されます |
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■普通列車乗り歩き
普通列車(上諏訪12:14−松本12:52)
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急行信濃路の宴号の折り返し時間は、一旦普通列車で松本へ戻ります。
松本から、松本−塩尻間を313系、塩尻−辰野間を123系、辰野−岡谷間を119系、岡谷−上諏訪間を115系と、いろいろな車種に乗りながら辰野経由で上諏訪まで戻りました。
長野地区では、通常では乗車できない車両(123系、119系)にも乗車できましたので、とても良い時間調整となった同時に、「信州ワンデーパス」を利用したので追加料金も掛からずに済みました。 |
普通列車(松本13:29−塩尻13:50)
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普通列車(塩尻14:22−辰野14:42)
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普通列車(辰野14:46−岡谷15:00) |
普通列車(岡谷15:30−上諏訪15:39) |
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■急行信濃路の宴号【下り:上諏訪15:51−長野17:37】
上諏訪駅に戻り、長野への帰路も急行信濃路の宴号に乗車します。上諏訪駅に到着するとすでに列車は入線していました。車内は、1号車から号車が増えるたびに空いていく感じでした。企画枠の1号車・2号車は程よく混んでいました。一般枠も3号車・4号車はそれなりに乗っていますが、5号車・6号車は空いていました。
上諏訪を出た急行信濃路の宴号は、長野へ向けて夕暮れの諏訪湖を見ながら長野を目指します。ほとんどの乗客は、観光などを済ませた後ですので静かな車内です。列車は、塩嶺トンネルを通過して塩尻を経て松本に到着しました。若干乗車の方が上回る程度の乗客の入れ替えがあり、日没となった篠ノ井線を長野へ向けて走行します。景色も見えませんので、ただひたすら乗車しているのみです。途中の明科と冠着で交換のため運転停車した以外は順調に進み、姨捨から見る綺麗な善光寺平の夜景を見ながら列車は進みます。
桑ノ原信号所で、スイッチバックの列車交換がありました。ここで、特急しなの22号と交換になります。桑ノ原信号所を出ると篠ノ井に停車して犀川を渡り終着の長野に到着しました。長野からの乗り換えの長野電鉄は、10分の連絡でB特急がありましたので、撮影もそこそこに長野電鉄乗り場へ移動しました。
帰路となる下り列車は、上りより乗っていたかと思います。1号車・2号車の企画枠は、ほぼ一般の方々で満席でしたので、編成全体で見ると一般客と鉄道ファンの半々の乗車ではなかったかと思います。
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上諏訪駅で発車を待つ急行信濃路の宴号
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上諏訪駅名表示と「宴」
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上諏訪駅発車案内
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発車案内と「宴」
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あずさ24号との並び
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夕暮れの諏訪湖を見ながら長野へ
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岡谷を出発・・・
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松本で7分ほど停車
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松本を出ると日没になります
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善光寺平の夜景
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桑ノ原信号所で特急しなの22号と交換 |
終着駅の長野に到着 |
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■お座敷電車「宴」車内
シンプルな「宴」ロゴマーク
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1994年に登場した、485系から改造されたお座敷電車「宴」は、その後に登場するJR東日本のお座敷電車シリーズの基本となった編成です。
車内は、お座敷客室を中心に展望室や多目的室などが完備されています。お座敷の客室は、基本的には掘りコタツ式を採用していますが、低屋根のパンタグラフがあるエリアのみフラットなお座敷となっています。
この編成は、鉄道関連の国際デザインコンペティションである、「ブルネル賞」の奨励賞を1994年に受賞しました。現在でも車内にPRの広告が設置されています。 |
ブルネル賞受賞のPR広告
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お座敷の座席配列(6号車)
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掘りごたつ式になっています。
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カラオケ用機器
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荷物スペース
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蓋は跳ね上げ式です
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前面展望(上り6号車)
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展望スペース(下り6号車)
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下駄箱部分 |
今回は、袋に入れて各自保管になりました |
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■指定席券
今回は急行列車として運転されましたので、乗車券のほかに急行券・グリーン券が必要となりました。この手の列車が、急行で運転されるのは珍しいので指定券自体は珍しい急行券・グリーン券となりましたが、料金的には少々割高となりました。
信州デスティネーションキャンペーンのプレキャンペーンの一環として運転されたようですが、乗車証明書や乗車記念ポストカードの配布はどちらでも良いのですが、千葉・仙台・新潟の各プレキャンペーンでのイベント列車の運転とは異なり沿線の観光パンフレット等も配布されず寂しい運転となりました。 |
上り列車指定券 |
下り列車指定券(当日、空いている号車に変更) |
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