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2:ガタゴト日誌(乗車記) |
作成日:2009年10月18日(日) |
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信州ディスティネーションキャンペーン・プレキャンペーン |
快 速 セ ピ ア 色 の 小 海 線 号
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2009年10月17日(土)乗車
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清里駅に停車中の快速セピア色の小海線号
信州ディスティネーションキャンペーンのプレキャーンとして、10月の土曜日に長野支社管内で運転されいている旧型客車ですが、今週は小海線での運転となりました。小海線では、風っこ号(トロッコ風気動車)が無動力でDD16に牽引されて運転されるケースがありますが、純粋な客車列車が運転されるのは「さよなら50系号」の2001年5月以来かと思われます。 |
■長野から中込へ
長野から新幹線あさま506号で佐久平へ向かいます。1〜3号車はそれなりに乗車していますが、4号車は階段位置の関係や指定席に変わる列車もありますので、いつも空いています。今回も、4号車を選択して移動したところ車内は空いていて座席も余裕で選べました。長野から佐久平までの乗車は、僅か24分出終了となります。佐久平で小海線に乗り換えます。本来ならすぐに乗換えが出来ましたが、1本後の列車がハイブリッド気動車「こうみ」でしたので、1本待ってこの列車を選択しました。車内は、高校生で混雑していましたが、次の岩村田で一斉に下車したため岩村田からは座って中込まで移動できました。 |
あさま506号 |
ハイブリッド気動車 |
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■快速セピア色の小海線号
セピア色の小海線号の始発は、中込駅になります。隣接する小海線営業所からセピア色の小海線号が出区してきました。入替をしてホームに据え付けましたが、機関車がホーム端ギリギリのため撮影は出来ませんでしたので早めに乗車しました。今回は、びゅうのパック旅行を利用したためプレミアコースのオハニ36の乗車に成功しました。板張りの車内で他の車両より少し古めです。
中込を出た快速セピア色の小海線号は、秋の小海線を小淵沢へ向けて快調に進みます。車窓は、借り入れが終わった田や今まさに稲刈り中の田など秋本番の小海線を進みます。また、沿線には、凄い数のファンが集まっています。特に有名どころは、車内からも歓声が上がるほど集結していてまるでSLが運転しているような光景です。列車は、最初の停車駅となる八千穂駅に停車します。残念、機関車はホーム端で撮れそうもありません。八千穂駅を出ると、車に時折追い越されながら進みます。踏切を先頭に撮影の追いかけの方々の車が渋滞している光景も見えました。列車は、小海駅で5分停車します。駅の構造の関係で、編成写真は無理でしたがDD16だけは撮影できました。中込を出ると山間部に入ります。一部では紅葉が始まっている場所もありました。千曲川に沿って列車は進みますトンネルに入ると、オハニ36は温かみのある白熱電球ですので、まさに昭和の夜汽車と言う雰囲気になります。山間部を抜けると、視界が開けて野辺山高原に入ります。夏野菜の収穫もピークを過ぎて最終段階でしょうか。刈り入れの済んだ畑も目立ちます。列車は、少々遅れてJR最高地点駅の野辺山に到着しました。7分停車が5分停車に短縮されたため、大慌てで反対ホームから撮影して列車に戻りました。
野辺山を出ると、国立天文台宇宙電波観測所のアンテナが見えます。そして、今回の乗車で最大の見せ場のJR最高地点碑を通過します。大勢の方が撮影に訪れていました。沿線は、標高が高い為か木々が多く色づいています。程なくしてC56が移設された清里駅に到着します。清里駅には14分停車しますのでゆっくりと撮影出来ました。清里を出ると、列車は勾配を下って行きます。最初は色づいていた木々が多く見られましたが、勾配を下り小淵沢が近づくにつれて緑の木々が多くなりました。視界が開けると小淵沢のカーブを通過します。ここは、大変多くのファンがこの列車を迎えてくれました。車窓、右側から中央東線が近づいて来ると終点の小淵沢駅に到着します。 |
始発駅の中込駅
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小海営業所から中込駅へ
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これは渋い組み合わせ
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最後部は、オハニ36−11
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オハニ36−11車内
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オハニ36−11座席
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秋の小海線を小淵沢へ
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八千穂駅に2分停車
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小海駅に5分停車
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小海駅に停車中
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一部では紅葉も始まっています
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トンネル通過中
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千曲川を渡ります
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野辺山高原に入りました
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停車時間を短縮して野辺山に5分停車
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野辺山駅に停車中
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国立天文台宇宙電波観測所
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鉄道最高地点を通過
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標高が高いので木々も色付き始めています
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C56が移設された清里駅
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清里駅には14分停車
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間もなく清里を発車
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小淵沢の大カーブを通過
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中央東線が見えると旅も終盤
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小淵沢駅に到着 |
小淵沢駅に到着したセピア色の小海線号 |
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■小淵沢駅・ヘッドマーク類
小淵沢では、1時間44分ほど折り返し時間があります。セピア色の小海線号は、臨時普通列車(八ヶ岳高原列車号)運転の都合で、一旦留置線へ移動して機回しとなりました。5番線にキハ110系(八ヶ岳高原列車号)、留置線にDD16−11と旧型客車の3並びを見る事が出来ました。
機回しが終了すると、13時の入替開始まで動きが無いとのことですので、ここで昼食(高原野菜とカツの弁当)を食べます。 |
一旦留置線に入ります
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DD16の機回しを行います
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3号車側にDD16接近
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連結作業
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13時まで待機となります(トイレ通路(柵内)から撮影)
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ヘッドマーク(前後共通)
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セピア色の小海線号サボ |
愛称板は前回と同じ「快速」 |
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■快速セピア色の小海線号
小雨がパラパラと降り始めた小淵沢駅から、帰路の快速セピア色の小海線に乗車します。びゅうパックの場合は、基本的に往復共に同じ席番となるので往復共に同じ席になります。小淵沢を出て大カーブを過ぎると、徐々に勾配区間に入ります。列車の速度も徐々に落ちて・・・。というレベルではありません。帰路は、3号車の前にDD16が付いているのですが、明らかに空転を起こして運転難航に陥っています。徐々に速度が落ちてもう駄目かなというレベルで何とか運転しています。結局、清里には9分遅れて到着となりすぐの発車となります。清里を出ると、遅れを取り戻すかのように加速して運転します。JR最高地点碑を通過すると、国立天文台宇宙電波観測所の巨大アンテナが見えてきます。ほとんど露出が無い状態ですので、この辺で撮影している人は少なめです。列車は、8分遅れて野辺山に到着しました。ここで、14分の停車を6分停車に切り詰めて所定時刻の運転に戻ります。我々も編成写真撮影のため反対ホームへ向かいます。空転にはヒヤリとさせられましたが、運転士の方もDD16も良く頑張ってくれました。
野辺山を出ると千曲川に沿って列車は進みます。途中の小海駅で14分停車となります。本日は、トイレが使用不可ということで駅のトイレを使いますが、小海駅は隣接の商業施設のトイレを使うとのことで少し歩きました。一般の方も大勢乗車しているので、トイレに行っていて乗り遅れたという事が無いように一番気を使ったそうです。小海での停車時間中にホームからDD16−11の運転台なども撮影して、ちょうど停車時間の14分が終了しました。列車は、再び中込へ向けてのんびりと走ります。オハニ32の車内でDD16の汽笛を聞きながらの小海線の旅が出来るとは思いませんでした。最後の客扱いの停車駅となる八千穂駅が一番編成写真が撮りやすかったです。八千穂駅を出ると日の入りも早くなってもう夕暮れの時間帯になります。稲刈りが済んだ夕暮れの田圃の車窓を見ていると、列車は終着の中込駅に到着しました。旧型客車で、小海線の中込〜小淵沢を往復する夢のような1往復の列車の旅が終わりました。
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小淵沢駅で発車を待ちます。
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セピア色の小海線号(下り)
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小淵沢の大カーブ
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木々も色づいています
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JR線最高地点
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国立天文台宇宙電波観測所
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野辺山は、停車時間を短縮して6分停車
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野辺山駅に停車中
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間もなく野辺山を発車
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小海駅で14分停車
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小海駅に停車中
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間もなく小海駅を発車
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DD16−11運転台(ホームから撮影)
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八千穂駅にて5分停車
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早くも夕暮れの小海線を中込へ・・・ |
中込駅に到着 |
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■中込から長野へ
あさま533号 |
セピア色の小海線号の旅を終えて、中込から長野へ戻ります。中込16:57発の231Dに乗車します。こちらは、キハ110系2両での運転です。地元の方に加えて、セピア色の小海線号の乗客と撮影したファンが乗車しているので車内は混みあっていました。
佐久平では、乗り換えのため一斉に下車します。臨時に設けられた小海線乗換改札を通過して、新幹線改札を通り新幹線ホームへ移動します。
佐久平から乗車した、新幹線あさま533号は高崎に停車しない速達タイプですので、結構乗っていました。いつもの勘で、空いていそうな乗車口に並び3列席の空席を見つけて長野まで快適に移動できました。 |
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■指定券・乗車記念品など
今回は、知人の方と2名で利用しましたので「びゅう」パックでの旅行となりました。そのため、乗車券・指定席券は全て契約乗車票(契)になっています。利用したのは、「セピア色旧型客車で行く小海線プレミア」(長野発)です。今回は、幸運な事に3号車のオハニ36の座席が確保できましたのでレトロ感あふれる客車で小海線の旅を楽しめました。なお、乗車記念ポストカードは指定区間に乗車した乗客全員に配られました。(他の区間では、一切配布しないとの事。) |
乗車記念ポストカード
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会員券 |
バウチャー券(弁当引換) |
バウチャー券(記念プレート引換)
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長野→小淵沢:乗車券
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長野→佐久平:新幹線自由席特急券
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セピア色の小海線号指定券(上り)
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セピア色の小海線号指定券(下り)
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小淵沢→長野:乗車券 |
佐久平→長野:新幹線自由席特急券 |
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■プレミアコース配布品 |
今回利用した「セピア色旧型客車で行く小海線プレミア」(長野発)では、特製掛紙付き弁当(高原野菜とカツの弁当)と硬券タイプの乗車証明書(上下2枚)と乗車記念プレート(愛称板タイプ)がつきました。こちらの品々は、一般販売されずにツアー限定の配布品となっています。 |
昼食は「高原野菜とカツの弁当」 |
昼食弁当の掛紙
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昼食の「高原野菜とカツの弁当」中身 |
乗車記念プレート(裏)
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乗車記念プレート(表)
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乗車証明書(上り) |
乗車証明書(下り) |
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