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2:ガタゴト日誌(乗車記) |
作成日:2009年10月 5日(月) |
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信州ディスティネーションキャンペーン・プレキャンペーン |
快 速 セ ピ ア 色 の 中 央 線 号
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2009年10月 3日(土)乗車
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富士見駅で発車を待つセピア色の中央線号
信州ディスティネーションキャンペーンのプレイベントの一環として、長野支社では高崎支社所有の旧型客車3両を借り入れて、10月の毎週土曜日に長野支社の各路線で、セピア色号シリーズとして運転します。第1回目は、松本〜富士見(辰野経由)で快速セピア色の中央線号が運転されました。 |
■前半:富士見→辰野
富士見駅に到着すると、すでにセピア色の中央線号は機回しも終えて出発の準備が終了していました。ただ、だま乗車が出来ないようで撮影会状態になっています。牽引するEF64−39には、長野支社お得意の四角いマークではなく、通常の丸いヘッドマーク(大型)が取り付けれています。
一通り撮影を終えた頃、ようやく乗車開始となり乗り込みます。本日は、鉄道少年団の方々が乗車時に出迎えてくれました。今回は、特にパックツアーの申し込みはしていませんので通常の乗車となります。指定された1号車は、一部で空席がありますがほぼ満席の盛況で富士見を発車します。車窓は、稲刈りの最盛期でいたるところで作業を中断して手を振ってくれています。富士見を出て、茅野で5分ほど停車して上諏訪に到着します。上諏訪では20分停車しますが、3番線に到着しましたので先頭部の撮影のみで終了です。上諏訪では、特急あずさ20号と特急スーパーあずさ15号の退避となりますが、今朝の篠ノ井線公衆立ち入りの影響が続いていて、両列車とも遅延して交換したため、こちらの列車も若干の遅れを持って上諏訪を出ます。
上諏訪を出て下諏訪の停車も削りすぐの発車となります。下諏訪のカーブも撮影の方々が結構集まっていました。岡谷もすぐの発車となり中央本線(辰野線)へ入ります。みどり湖経由の新線が徐々に離れてゆきます。旧線をのんびりと辰野方面へ進路変えて進みますので、こちら側に太陽が移動してきました。隣の2号車へ行って見ましたが、こちらは空いていて驚きました。まぁ、パックは2名以上ですので仕方ありませんが・・・。しばらく進み川岸駅を通過すると天竜川に沿って列車は進みます。しばらく天竜川に沿って進むと辰野に到着します。辰野では、9分ほど停車します。辰野の停車でほぼ所定時間に戻ります。 |
始発の富士駅
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EF64−39が牽引
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特製ヘッドマーク
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オハニ36用吊り下げ式サボ
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他の車両の差込型サボ
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「快速」の愛称板
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旧型客車側
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今回は2号車に乗車
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沿線は収穫の秋です
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上諏訪でしばらく停車
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上諏訪駅発車案内 |
辰野駅で少々停車 |
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■後半:辰野→松本
辰野を出た列車は、進路を塩尻に向けて進みます。辰野付近は、まだ収穫目前の田も多く黄金色の車窓が続きます。ここで、乗車記念ポストカードの配布がありました。乗車証明書は、「びゅう」パックのプレミアコースのみとなっていたので、特に配布物は無いかと思っていましたが、乗車証明書と乗車記念ポストカードは別物ということで、乗客全員に配布されました。善知鳥峠をトンネルで越えると、みどり湖経由の新線が見えてきます。だんだんと、列車が新線の方に近づいてゆき合流すると旧塩尻駅構内(現:塩尻大門)を通過して塩尻に到着します。ここで、最後の長時間停車12分が設定されていて撮影タイムになりました。
塩尻を出ると松本は目前です。篠ノ井線を最後の力走で進みます。往年の急行列車の雰囲気を楽しんでいると、列車は終着の松本に到着しました。
松本で編成写真を撮ろうとしましたが、すぐにE257系特急あずさ号17号が到着したため先頭部での撮影で終了しました。最後に、長野へ回送される旧型編成を見送りホームを後にしました。 |
辰野駅停車中
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辰野付近は収穫目前です。
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みどり湖駅経由の新線が見えます
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塩尻駅でも少々停車
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松本駅に到着 |
長野へ回送されます |
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■本日の編成
高崎支社から借り入れた旧型客車は、1号車スハフ42−2234、2号車オハ47−2246、3号車オハニ36−11の3両でした。牽引は、EF64−39が担当しました。今後、電化路線である大糸線・信越本線で運転される際にはこの組み合わせで運転されるものと思われます。 |
牽引機:EF64−39
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3号車:オハニ36−11
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2号車:オハ47−2246 |
1号車:スハフ42−2234 |
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■乗車記念品など
乗車記念ポストカード |
今回は、「びゅう」パックの「プレミア」コースのみ、乗車証が配布(セット)されました。今回は、個人的に乗車したので、乗車証の配布もないかと思いましたが、乗車記念ポストカードが配布されました。
こちらは、乗車証明書ではなく「乗車記念ポストカード」の扱いで1人1枚に限り配布され、一般の家族連れにも大変喜ばれていました。やはり、乗車の記念になるものがあると一般の方々の心象もだいぶ良いようです。
指定席券については、長らく満席状態が続きましたが、前日にようやく「○」になりました。その後、一旦「×」になりましたが、最終的には空席があったまま運転されたようです。 |
指定席券 |
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