新城駅に停車中の佐久間レールパーク１号
　

■名古屋〜豊橋 　始発駅の名古屋駅にやってきました。すでに、３番線の「佐久間レールパーク」の自由席乗り場は長い列になっています。すでに前回乗車して要領が解っていますので、朝食に「きしめん」を食べます。列車は、発車２分前にならないと入線して来ません。 　３番線に１１７系国鉄色を使用した佐久間レールパーク１号が入線してきました。自由席側の乗車に時間がかかってるため発車１分後の７時２１分頃まで先頭部で撮影できました。名古屋を数分遅れて発車した佐久間レールパーク１号は、朝の東海道本線を豊橋へ向けて走ります。 　 　名古屋を出て停車駅などの案内が終了すると、金山に到着します。私は、３号車に乗車したのですが、車内は空席がかなりありました。車内では、「正規の指定客が来たら席をゆずる」条件で、指定席券が結構売れました。自由席の方は、満席状態ですでに名古屋から立っている人もいます。区間利用の乗客も結構いますので、指定席でも自由席だと思って乗り込んできて座ってしまう乗客もいます。車掌が巡回に来て誘導しますが、１駅程度では間に合わずそのまま降りてしまう乗客も結構いました。東海道本線を快調に進み列車は豊橋に到着しました。 始発駅の名古屋駅 　 発車案内 　 発車２分前に入線 　 ４号車側ヘッドマーク 　 側面表示は「快速」のみ 　 間もなく豊橋に到着

■豊橋〜中部天竜 　豊橋では列車の進行方向が変わるため少々停車となります。ホームでは、「佐久間レールパーク弁当」の販売もありますが、前回購入したのでパスして先頭車の撮影に全力を注ぎます。 　豊橋からは、進行方向が変わり飯田線に入ります。豊橋では、多少は指定席にも乗客が乗りましたが、まだ座席には余裕があります。今日は、絶好の天気ですので沿線も大勢のファンの方々が撮影に訪れていました。新城駅での停車時間でようやく撮影チャンスが出来ました。先頭部は、架線柱の陰が入ってしまい残念でしたが、美しい国鉄色の１１７系を十分に撮影できました。新城から指定席もまとまった乗車があり、空席も少なくなってきました。列車は、豊川を渡り山間に入ってきました。山間の方が、景色が良いので撮影するファンの方も増えてきます。 　 　長篠城跡が見てくると列車は、本長篠駅に停車します。本長篠駅でも島式ホームながら撮影のチャンスがありました。本長篠を出ると指定席の空席も少なくなります。先行列車に１１９系国鉄色が入っているようで、１１９系を撮影してから、佐久間レールパーク１号に乗る方も多いようです。最後の停車駅となる湯谷温泉を出ると指定席は満席になりました。ここで、お待ちかねの乗車証明書の配布が始まります。指定席に無効印を押してから乗車証が渡されます。９月は、１１１系が特別公開車両ですので、クハ１１１−１がデザインされた乗車証でした。乗車証を貰えば中部天竜は目前です。後は、１１７系の乗り心地を楽しんでいると天竜川が接近してきて、列車は中部天竜駅に定刻に到着しました。 　 　なるほど、駅構内には水色の国鉄色となった１１９系が停車しています。佐久間レールパーク１号は、車内点検が終了すると留置線へ引き上げます。その１瞬、１１９系と１１７系の国鉄色が並びました。１１７系国鉄色の佐久間レールパーク１号の乗車を締めくくるに相応しい光景でした。 　 豊橋で進行方向が変わります 　 豊橋駅停車中 　 新城駅停車中 　 １号車側ヘッドマーク 　 間違いなくＪＲ東海の車両です 　 豊川を渡り山間へ・・・ 　 長篠城跡 　 本長篠駅でも停車 　 本長篠駅にて 　 天竜川が近づくと中部天竜です 　 終点の中部天竜に到着 　 国鉄色の１１９系とも一瞬並びました。

■１１７系Ｓ１１編成（国鉄色） 　今回、１１７系登場時の国鉄色に塗装変更されたのは、１１７系Ｓ１１編成４両です。基本的に１０月３１日までの佐久間レールパーク号は、この編成が優先使用となります。（但し、都合によりＪＲ色での運転もあります。） 　１１７系が中京地区で運用を始めた際もこの塗装ですので、懐かしい国鉄色の１１７系復活となりました。平日は、他の１１７系と共通で運用されて、ＪＲ色との連結運用もあります。 　まさか、ＪＲ東海で国鉄色のリバイバル塗装をするとは思いませんでした。 １号車（自由）：クハ１１６−２０６ 　 ２号車（自由）：モハ１１６−４９ 　 ３号車（指定）：モハ１１７−４９ 　 ４号車（指定）：クハ１１７−２５

■指定券・乗車証 　佐久間レールパーク１号の指定席を中部天竜まで利用すると乗車証明書がもらえます。 　デザインは、毎月変わりその月の「特別展示車両」がデザインされます。今月は、クハ１１１−１でした。