春の信濃路キャンペーン2009
 「歩こう!信州」春の信濃路 知る旅・学ぶ旅

快速いいやま菜の花まつり号

2009.5.2

森宮野原から戸狩野沢温泉へ回送で到着する「いいやま菜の花まつり」
   
 春の信濃路キャンペーン2009、「歩こう!信州」春の信濃路 知る旅・学ぶ旅のキャンペーンの一環として、信越本線・飯山線の長野〜戸狩野沢温泉間に快速いいやま菜の花まつり号が運行されました。飯山市で毎年行われる「菜の花まつり」に合わせて運行される臨時列車です。一見すると、キハ110系2両で運転されそうな列車ですが、旧型客車(レトロ客車)4連で運転されます。しかも、牽引はDD16−11と言う事で指定席券も早々に完売(その後、企画枠開放で空席あり)となり、撮影のほうも遠方の各地から大勢のファンが撮影に訪れました。
   
■下り「いいやま菜の花まつり」(長野9:48−戸狩野沢温泉10:54)
 戸倉駅から「しなのGO・ZEN1号」で長野駅に到着するとすでに、7番線に「いいやま菜の花まつり」が停車していました。すでに機回しも終了しているようですが、まだ乗車する事はできそうにも無いようです。7番ホームで、先頭のDD16に向かって歩いている頃にドアが開き乗車が始まりました。先頭のDD16を撮影後は、すぐに車内に入り発車を待ちます。
 長野を発車した「いいやま菜の花まつり」は、DD16−11に牽引されて快調に飯山方面へ走行します。普段撮影するや、長野総合車両センター内の通称「廃車置き場」等を普段とは違う目線で見ます。北長野を通過する頃に車内を一通り見て歩きます。今回は、かなり売れ残っているようで車内も4号車を除いても空いています。3号車は、数人しか乗車していません。4号車のオハニ36については、車両が車両ですのでファンの方々でかなりの席が埋まっています。それでも満席ではありませんが・・・。席に戻ると、列車は三才駅をr通過するところです。三才駅を過ぎると撮影の方々が急に増えてきます。豊野の築堤付近でも大勢の方が撮影されていました。豊野では5分停車します。
 
 豊野駅を発車した列車は、飯山線に入り信濃浅野駅を通過すると千曲川と平行して北上します。非電化の飯山線に入ると撮影の方も急に増えてきます。平行する道路も撮影の方々の車で混みあっています。こちらは、のんびりと新緑の飯山線をDD16のエンジン音を聞きながら進みます。トンネルに入ると、オハニ36の白熱電球が柔らかい明るさで独特のいい雰囲気を出しています。列車は、蓮駅通過中に急にブレーキがかかり何事かと思いましたが、何とか減速だけで停車に至らず無事に通過しました。蓮を過ぎるとまだ田植え前の田圃が広がります。平行する国道117号線もチラリと時折見えますが、結構混雑していて渋滞しています。しばらく、道路を時折見ながら旧客の旅を楽しむと飯山に到着します。飯山から「飯山菜の花まつり」会場までバスが出ますので、大勢の方が下車します。一般の方の下車が多かったです。
 飯山を出ると、終着まであと一息です。信濃平駅の菜の花をバックに撮る人や、信濃平の田園地帯で撮影する人など沿線は、大勢のファンで賑わいます。そして、列車は終着の戸狩野沢温泉に到着します。
 
 戸狩野沢温泉では、急いで下車して改札を出て陸橋を渡り反対側へ向かいます。ちょうど、編成写真が階段や階段下から撮影できますので、こちらから撮影します。とは言え、もう降車が終了していて出発信号も進行現示。ゆっくり撮影する時間もなく、列車は機関車の付け替えのため森宮野原駅へ回送されました。

発車案内にも列車名が表示されました。
  

すでにDD16に機回しは終わっていました。
 

長野駅で発車を待つ「いいやま菜の花まつり」
 

長野総合車両センター通称「廃車置場」
 

間もなく豊野に到着です。
 

豊野では5分停車します。
 

延伸工事中の北陸新幹線を車窓に・・・
 

八重桜に「鯉幟」と春ですね〜
 

トンネル通過中は、白熱電球の良い雰囲気です。
 

千曲川に沿って飯山へ
 

飯山駅の菜の花
 

信濃平付近を通過
 

戸狩野沢温泉に到着
 

列車は、森宮野原駅へ回送
 
   
■上り「いいやま菜の花まつり」(戸狩野沢温泉13:50−長野15:12)
 帰路も、いいやま菜の花まつり号に乗車します。列車は、森宮野原から回送で到着するので11分前にならないと入線しません。そこで、駅近くの踏切で回送列車を撮影のため待ちます。所定より若干遅れて、DD16−11に牽引された回送が到着しました。撮影後は、駆け足で息も切れ切れの状態で改札を通過して、何とか発車の4分前に到着できました。その後、DD16の撮影やホームでの撮影を終える頃に発車時刻となりました。
 帰路も4号車のオハニ36に乗車ですが、座席は進行と反対向きです。列車は、少ない乗客を乗せて飯山へ向かいます。光線具合の良い信濃平の田園地帯の踏切は、どこもファンが大勢撮影に訪れていて、午前以上の混雑となっていました。列車は、信濃平で停車して若干の乗客を乗せて飯山に到着しました。

 飯山では、「びゅう」のパック旅行に利用する「飯山菜の花まつり」会場からのシャトルバスの遅延に備えて、あらかじめ14分停車します。バスのほうは、定刻だったのか否かは定かではありませんが、列車到着と同時に飯山駅に到着しました。この時間を利用して一旦駅の外に出て、駐車場から編成写真の撮影をします。長野駅が7番線発着ですので、乗車で編成写真を撮るとなると上りの飯山駅での停車時間しかチャンスがありません。
 また、駅舎側には菜の花が咲き誇っていて旧客と合わせて撮影も出来ました。
 飯山からは、往路より乗客が多く満遍なく席が埋まっている状態でした。下りよりは、格段に乗車率が良いようです。早くも西日になりかけの飯山線を、車と抜きつ抜かれつの状態で進んで行きます。有名な撮影地には、大勢のファンの方が固まって撮影しています。飯山線の走行も終わり、豊野から信越本線に入ります。
 
 豊野を出ると田園地帯を過ぎて、りんごの花の綺麗な林檎畑の中を走ってゆきます。光線具合も良くないので撮影の方もだいぶ減りました。車窓は、林檎畑から住宅地に変わり三才を通過して住宅地を通過します。時折、手を振る親子連れの姿を見ることが出来ました。長野電鉄と長野新幹線の下を潜り北長野駅を通過すると右手は徐々に市街地になり、左手は長野総合車両センターを過ぎると、終点の長野に定刻に到着しました。牽引してきたDD16は、機回しを行い連結位置を変えて長野総合車両センターへ引き上げます。
 往復共にオハニ36に乗車した貴重な飯山線の旅も無事に終了しました。

森宮野原から回送が到着(近くの踏切より)
 

戸狩野沢温泉に停車中の旧客
    

戸狩野沢温泉駅名板と旧客
 

間もなく戸狩野沢温泉を出発します。
 

オハニ36−11車内
 

飯山駅でしばらく停車
 

飯山駅の歓迎横断幕
 

飯山駅では撮影タイムとなります。
 

飯山駅名物の鐘楼と旧客
 

菜の花と旧型客車
 

午後の飯山線を長野へ
 

信越本線が近づくと間もなく豊野です。
 
     
■いいやま菜の花まつり号編成

牽引機DD16−11
 
 今回、飯山線で運転された「いいやま菜の花まつり」は、旧型客車4連(高崎車)で運転されました。
 長野側から、スハフ42−2234(1号車)+オハ47−2261(2号車)+オハ47−2246(3号車)+オハニ36−11(4号車)の4連が使用され、牽引はDD16−11(長野車)が使用されました。
 長野総合車両センターから長野駅の往復の出入区も、DD16−11が全て担当し、長野駅では機回しも行われました。この関係で、一部の普通列車(7番線着)の到着ホームが変更される処置がとられました。
 
  

1号車:スハフ42−2234
 

2号車:オハ47−2261
 

3号車:オハ47−2246
 

4号車:オハニ36−11
 
       
■ヘッドマークなど
 今回の運転では、DD16−11には前後にヘッドマークが取り付けられました。こちらは、昨年運転された「風っこ八ヶ岳高原」と同じタイプの形状です。客車側にも、行先表示(サボ)が列車名入りで用意されました。オハニ36−11にも吊下型に対応した行先表示(サボ)が準備されました。全てプラ製でした。
 また、旧型客車は手動ドアのため出入口が制限されたため「締切」表示も準備されました。

DD16に装着のヘッドマーク(前後同一柄)
 

一部ドアは締め切り扱いです。
 

オハニ36の吊り下げ式サボ
 

他の車両の差込型サボ
 
     
■指定席券・記念弁当

乗車記念弁当(掛紙と中身)
 指定席券は、1ヶ月前の10時発売に間に合いませんでしたので、「ビューカード取れTEL」で1ヶ月前の午後に一旦確保しました残が少ないので通路側でしたが、直前に4号車の窓側に変更できました。
 乗車記念弁当は、今回は寿司(いなり・海苔巻き)が主体の変わった内容となりまして逆に新鮮でした。

下り列車用指定券(色調調整済み)
 

上り列車用指定券(色調調整済み)