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レ ト ロ 桃 源 郷 号

2009.4.4

塩山駅で発車を待つ「レトロ桃源郷2号」

  

■レトロ桃源郷2号 (塩山12:23−甲府13:19/3号車12番D席)
 長野駅からはやめの普通列車に乗車できたので、レトロ桃源郷2号にも乗車できました。当初は満席続きでしたが、4月1日に無事に指定席を購入できました。塩山駅に降り立つとすでにレトロ桃源郷2号は発車の準備を終えていました。一通り撮影後に乗車します。おおよそ半分ぐらいの乗車率でしょうか。
 塩山を出た列車は、ゆっくりと中央東線を走ります。EF64に引かれた旧型客車の旅もいいものです。沿線には、桃の花が咲いていて春らしい沿線風景が続きます。途中の山梨市と石和温泉で停車時間があります。この列車は、運転時間より停車時間の方が長い感じもしますが、その間に撮影も出来るので大変助かります。車窓も桃畑から市街地に入ると終着の甲府に到着します。甲府に到着して、車内点検が終了すると列車は電留線へ引き上げてゆきました。
 この列車では、長野在住の知り合いと偶然にも席が近くになり、いろいろお話させていただきました。

塩山で発車を待つレトロ桃源郷2号
 

特製ヘッドマーク
 

115系との並びも見られました。
 

塩山駅を間もなく発車します。
 

レトロ桃源郷乗車口
 

春の中央東線を甲府へ
 

桃畑が続きます
 

山梨市で停車します。
 

石和温泉で停車します。
 

甲府に到着
 
   
■レトロ桃源郷3号(甲府15:17−塩山16:39/1号車2番A席)
 甲府からは、山梨在住の知り合いとレトロ桃源郷で1往復します。まずは、甲府からレトロ桃源郷3号に乗車します。1ヶ月前の時報と同時に購入したのは1号車でした。1号車は、スハフ32が入っていましてなかなか人気のある車両です。他の車両は、空席があってもこの車両だけは、かなりの席がこの車両だけ埋まっています。甲府を出た列車は、酒折を過ぎて石和温泉に停車します。天気は急激に悪くなり雨模様となっていますが撮影に出ます。石和温泉を出ると、だんだん桃畑が多くなってきます。沿線も撮影こられた方が大勢います。
 山梨市でも停車時間があります。山梨市といえば、ホームにある桃の像との組み合わせで、雨の中でもこの場所だけは人気がありました。山梨市を出ると桃畑が広がります。天候が良くないのが残念ですが、スハフ32から見る桃畑は、昭和の時代にタイムスリップした感じでした。スハフ32に乗車すると時間が流れるのは早く、あっと言う間に塩山に到着しました。

始発駅の甲府駅
  

発車案内は、「JR」
 

お座敷列車「華」と並びます
 

甲府駅で発車を待つレトロ桃源郷2号
   

1号車は、人気のスハフ32
 

スハフ32の座席
 

石和温泉に停車
 

石和温泉の看板と旧客
 

最後部側
 

山梨市と言えばこの組み合わせ
  

山梨市にて(先頭側)
 

山梨市にて(後部側)
 

桃畑を通過
 

塩山に到着
 
   
■レトロ桃源郷4号(塩山16:59−甲府17:49/2号車22番A席)
 塩山からの帰路は、レトロ桃源郷4号に乗車します。流石に時間帯のせいか車内には空席が目立ちます。この列車、塩山を出ると山梨市、石和温泉も僅かな停車でスイスイ進んでゆきます。あいにくの雨模様で露出が無いのか、沿線で撮影する人もかなり減りました。列車は、甲府の一駅手前の酒折駅で21分ほど運転停車します。ドアは開きません。トイレも混んでいるので、乗客からは不満の声が多数聞かれました。この駅で、普通列車と特急列車を退避して酒折駅を発車します。数分ほど走行して終点の甲府に到着しました。
 ホームに余裕が無いため、車内点検終了後はすぐに電留線へ引き上げました。その後、普通列車で高尾へ向かいます。石和温泉へ、知り合いとお別れして再び一人旅となります。

片ライトで塩山の発車を待ちます。
 

間もなく発車します。
 

春らしい光景です。
 

電留線へ引き上げます。
 
   
■レトロ桃源郷号編成
 今回のレトロ桃源郷の編成は、当初は「SLレトロ桃源郷」で計画されていたのですが、D51蒸気機関車が不具合を起こしたため使用できず、SLを外して「レトロ桃源郷」として運転されました。(変更は、指定席はおろか時刻表の編集締め切り前でしたので、支障は全くありませんでした。)
 代わりに、EF64型電気機関車のプッシュプル運転となりました。こちらは、EF64型の原色が2両使用されたため、中央東線ではSLよりも現実味のあるレトロ列車となり駅で列車を待つ年配客からも昔の通勤列車を思い出すと好評だったようです。

〜レトロ桃源郷号編成〜
 ←塩山 甲府→ 
EF64−39 スハフ32-2357 オハ47-2261 オハ47-2246 スハフ42-2173 EF64−36
  
  

EF64−39
 

1号車:スハフ32−2357
 

2号車:オハ47−2261
 

3号車:オハ47−2246
 

4号車:スハフ42−2173
 

EF64−36
 
  
■指定券・乗車証
 指定席券については、時報打ちで3号・4号共に確保できました。ただ、列車名「レトロ桃源郷3号」 号数:(無し) 上下区別:上 と設定しないと指定席券が出てこなかったので、少し説明に苦労する場面もありました。(何時も頼む機会が多い駅は、全くそのような苦労はありませんでした。ただ、乗変を頼んだ大きな駅については・・・・。)
 当初は満席続きでしたが、4月1日に「びゅう企画枠」の空席が一気に放出されたようで楽々確保できました。直前に購入された方の多くが3号車でしたので、3号車の枠が開放されたと推測されます。
 乗車証は、硬券タイプの物が準備されました。裏の券番は、乗車日となっています。デザインは、券番の日付以外は全列車共通となっていました。

レトロ桃源郷2号指定席券
 

レトロ桃源郷3号指定席券
 

レトロ桃源郷4号指定席券

乗車証明書(表/裏)
   
※4枚とも、色調を調整しています。