169系湘南色で行く信州の旅シリーズ第5弾FINAL

急行信州号(団体臨時列車)

2009.3.8

軽井沢駅で発車を待つ急行信州号
  
 今日は、169系湘南色リバイバル急行シリーズの最終日。最後は、3月7日(土)と8日(日)の2日間で急行信州号が運転されました。最後は、信越本線を走った急行信州号の登場です。今回の169系S52編成を利用したリバイバル急行シリーズは、2人以上がネックとなり参加しません(参加できません)でしたが、今回の急行信州号だけは別格で片道だけ乗車しました。運転時間と途中停車駅(下りは上田、上りは小諸)での編成写真の撮影を考慮して午前の下りに乗車する事にしました。
 
■乗車前に169系を撮影

浅間山の麓を走る169系回送列車(中軽井沢−軽井沢)
 
 当日は、まず戸倉駅で出区前に基地で待機する169系湘南色を撮影します。まだ、ヘッドマークやサボは入っていませんでしたが、普段の169系湘南色を撮影できました。その後は、中軽井沢へ移動して中軽井沢−軽井沢の浅間山がバックになるポイントへ。信越本線で特急あさま号が運転されてい時代には良く来た場所で、道順も現地へ来ると自然と覚えていました。ただ、現地の風景はかなり変わっていて背景にも建物が出来ましたし、畑の少し先には農業小屋も兼ねているのであろうスーパーハウスも出来ていました。何とか3両程度なら撮影可能ですので、このまま撮影することにしました。私がこの場所へ通った時代には、既に169系も塗装変更を終えた後でしたので、浅間山をバックに走る169系湘南色は初めての撮影でした。残念だったのは、曇り空で浅間山が目立たなかった事です。
 その後は、軽井沢駅へ移動して急行信州号の下りに乗車します。

戸倉駅で出発前の169系を撮影
 

ヘッドマークもついていません
 

まだサボ類も装着されていません。

戸倉の車両基地で休むS52編成
   
■急行信州号(団臨)に乗車(下り:軽井沢11:00−長野12:22 2号車8番D席)

上田駅に停車中の急行信州号
 
 軽井沢まで移動して、急行信州号に乗車します。一旦改札を出ると、なにやら揉めている様子が・・・。しなの鉄道乗車用のバウチャー券を回収しているようで揉めているようです。ここで、バウチャー券を渡すと篠ノ井駅までの「しなの鉄道」は、乗車券類の無い状態となり揉めているようです。一部の客には、コピーを渡して対応してたようです。私は、早々に渡して改札を通過してしまいましたが、いくらJRと「しなの鉄道」で打ち合わせは済んでいるとは言え、乗車券や乗車票・参加証(びゅうバッチ等)も無い状態で有人駅から列車に乗るのは不思議な感じです。一般参加の方の中には何回も本当に大丈夫か念を押している方もおられました。
 
 さて、ホームに行くと発車の数分前ということで先頭部も空いていて早々に撮影を進めてゆきます。発車の3分前には撮影を終えて車内へ。指定された席は残念ながら窓と座席が一致しない席でしたが、添乗の社員に聞いてみたところ満席ではないので発車後に空席に移って良いとのことです。軽井沢を発車してから空いている3号車の空席に移動しました。車内放送の「急行信州、長野行」の部分は懐かしいですね。急行信州号の現役に乗っているような気分でした。残念ながら曇りで、浅間山の姿ははっきりと見えませんでした。車内は、2日間運転されているのも手伝ってか、空席が結構ありますので快適に乗車できます。
 車両は、しなの鉄道所有の169系ですので普段から乗車するチャンスがある区間ですが、車内放送が「急行信州」と案内しているので急行の雰囲気満点です。沿線では、撮影している方を結構見かけました。浅間山と絡めたポイントが集中して混んでいたようです。
 
 列車は、小諸に到着しました。小諸では基本的に乗車はできませんが、ドア扱いをするため乗客が次々と乗ってきますが、団体列車の案内に慌てて降車するのを待って小諸を出ます。小諸を出ると田中・大屋に停車して上田に到着します。上田では、トイレ休憩と撮影タイムのため12分止まります。上田駅の長野側には柵があるため立ち位置での撮影しか出来ませんが、編成写真を綺麗に撮影できる唯一の駅ですので皆さん盛んに撮影しています。上田駅では、快速リバイバル信州号と勘違いした乗客が大勢乗り込んで来ました。放送で案内しても快速リバイバル信州号だと思い込んでいる人は降りる気配もありません。撮影やトイレから戻った方に団体列車と説明されて慌てて発車間際に降車してゆきました。1人降車すると次々と降車して誤乗客も無く上田を発車しました。上田を出ると、だいたい往年の急行停車駅に停車してゆきます。戸倉を出ると再び撮影する方が増えてきます。篠ノ井を出ると短いながらJR信越本線に入ります。ここからは、契約乗車票(乗車券・指定席券)が別途あるので、無札乗車では無くなります。信越本線を進み犀川橋梁を渡ると終点の長野駅2番線に到着します。限定の記念サボを購入する方々が、ダッシュで販売場所へ向かって行きました。
 私は、普通に降りて人数を数えましたが、既に販売予定数以上の方が並んでいたので諦めて弁当と記念品を引き換えて3番線へ移動します。

軽井沢駅に停車中の急行信州号
 

115系との並びも撮れました
 

ヘッドライトが点灯し間もなく発車です。
 

急行信州号ヘッドマーク
 

急行信州号愛称板
 

急行信州号サボ
 

3号車車内
 

デッキに貼られた停車駅案内
 

上田駅に停車中の急行信州号
 

早春の「しなの鉄道」を進みます
 

千曲川を渡り長野市へ。
 

長野駅に到着した急行信州号
 
   
■乗車後に急行信州号を撮影

屋代駅付近を軽井沢へむけて走る急行信州号(屋代−戸倉)
 
 長野駅から169系使用の快速で屋代へ移動します。2日連続で屋代駅付近での撮影となりますが、本日は場所を変えて屋代駅から歩いて行ける最も近い踏切で撮影しました。光線具合は、結構良い場所です。
 169系リバイバル急行シリーズ最後の急行信州号を撮影して帰路につきました。
   
■旅行券・記念グッズ
 全車びゅう企画枠での発売となりましたので、あらかじめ乗車券と記念弁当とグッズのセットで販売されました。記念グッズは、「信州」の愛称板をデザインした記念プレートと乗車証明書(片道1枚、往復2枚)とヘッドマークのミニシールの3点セットでした。記念弁当については、3月7日と8日で別デザインの記念掛紙が要されました。なお、弁当については3月7日に開催された「さよならラッセル展示」の記念弁当と同業者で同種類の弁当でした。
ヘッドマークシール

急行信州号記念弁当
  
 上から、会員券・バウチャー券(乗車用・しなの鉄道乗車券)・バウチャー券(観光用・グッズ引換用)・バウチャー券(食事用・特製弁当引換券)。
 左は、急行信州号指定席券。すべて、色調調整してあります。
今回は、しなの鉄道線が入るため指定席券は、篠ノ井→長野で発券されるという変わった形になりました。なお、しなの鉄道乗車用となるバウチャー券(乗車用)は、乗車前に軽井沢駅の改札で回収されました。

乗車記念プレート(表)
 

乗車記念プレート(裏)
 

乗車証明書(表)

乗車証明書(裏)