S L 湯 け む り 号
2008.12.21
鳴子温泉駅で並ぶSL湯けむり号とリゾートみのり号
■新庄〜鳴子温泉
山形から新幹線つばさ171号で新庄に到着すると、ちょうどC11−325が入れ替え作業を始めていました。本来ならD51−498が担当するはずでしたが、ボイラー不調で急遽、真岡鐵道所有のC11−325が牽引にあたり後補機にDE10が連結されます。
C11−325は、車庫内で12系客車を連結ししばらく待機します。5番線に鳴子温泉方面からの普通列車が到着し、すぐに車庫に引き上げた後にSL湯けむり号が入線して来ました。発車までの時間は僅かで、先頭部の撮影をして乗車したころには、すでに新庄を発車していました。車内は建前上、新庄−鳴子温泉も満席ですが空席がかなりありました。列車は、奥羽本線(山形線)と分かれて陸羽東線を進みます。最初の停車駅、瀬見温泉で5分停車となります。ここでさっそく、C11の撮影が出来ました。僅か5分停車で忙しい撮影になりました。沿線では、大勢の方が撮影していると思いきや、ポツポツいる程度です。
沿線は、雪景色とはならずに日陰に所々雪が少し見える程度です。次の最上駅では、後部補機となるDE10の撮影を行いました。ここで、C11の点検作業が長引き少々遅れての出発になりました。続いて停車の赤倉温泉では、停車時間を短縮してすぐの発車となりました。沿線も、撮影の方々増えたと思う頃、ちょうど半分となる鳴子温泉に到着します。鳴子温泉では、点検・給水と列車交換のため1時間10分停車します。乗客は、ほとんどがホームへ出てゆきました。 |
C11−325の入替作業
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お座敷客車「ふるさと」との並び
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庫に入り12系を連結します。
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始発駅となる新庄
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発車案内
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新庄駅で発車を待つSL湯けむり号
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SL湯けむり号ヘッドマーク
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SL湯けむり号愛称板
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行先表示は「臨時」
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瀬見温泉で5分停車
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最上駅では、補機となるDE10を撮影
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沿線に雪はありません
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日陰部分に雪が見えました。
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鳴子温泉駅に到着
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■鳴子温泉〜小牛田
鳴子温泉駅では、1時間10分停車しますので駅前をフラフラして時間を過ごします。その後は、駅構内でSL湯けむり号の撮影をします。今回の行程で唯一、編成写真が撮影できる駅ですので先頭部は大変混雑していましたが何とか撮影に成功しました。停車時間の後半は、リゾートみのり号が到着しC11との並びが実現しました。リゾートみのり号も鳴子温泉ではしばらく停車しますので撮影会が実現しました。
鳴子温泉を出て列車は、車内はほぼ満席でしたがやはり所々空席が目立ちました。最初の鳴子御殿湯駅では絵葉書が配布されました。その後に停車した、岩出山・西古川では、歓迎太鼓や甘酒・漬物・おにぎりの配布と大変名歓迎ぶりでした。市街地に入ると撮影や見物の人多くなり古川に到着しました。古川では、大勢の乗客が下車しましたが、代わりに乗車してくる方も多く驚きました。古川では、歓迎太鼓の演奏に耳を傾けていると発車時刻となり古川を出ます。終着の小牛田まではあと一息です。
列車は、名残を惜しむかのように煙を出して小牛田を目指します。小牛田には、定刻に到着しました。SLの回りは凄い人だかりで回送で引き上げるまで大混雑となりました。
今回は、D51がボイラー不調で一時はどうなるかと心配しましたが、真岡鐵道からC11を借り入れて無事に運転されて何よりでした。 |
70分停車の鳴子温泉ではほぼ全員が下車
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鳴子温泉では、給水と点検作業が・・・
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C11の点検作業中
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鳴子温泉では、ゆっくりと撮影が出来ます
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こちら側からも撮影できました。
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リゾートみのり号との並び
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鳴子温泉出発セレモニー
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鳴子温泉出発セレモニー
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岩出山駅で5分停車
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岩出山駅での歓迎の太鼓演奏
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西古川駅に停車
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古川駅に停車
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古川駅の歓迎太鼓
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小牛田駅に到着
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大役を終えたC11−325
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歓迎の横断幕
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■指定券と乗車証
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今回のSL湯けむり号は、D51からC11に牽引機が変更になりましたが、急な変更だったため「乗車証」・「乗車記念しおり」などは、D51のままで配布されました。
また、乗車記念グッズの発売は中止となりました。 |
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