秋の信濃路キャンペーン2008
信越本線開業120周年記念
SL信越120周年1号
(DL信越120周年2号)
2008.11.23


長野駅7番線に入線するSL信越線120周年1号
 
 信越本線開業120周年と「秋の信濃路キャンペーン2008」のメインイベントとして、D51−498を使用したSL信越120周年号が長野−黒姫で運転されました。往路の黒姫行は、D51が牽引します。復路の長野行は、DD16重連が牽引して列車名が、「DL信越120周年号」として運転されました。
 D51−498が、長野−黒姫で運転されるのは1994年10月以来14年ぶりの運転となりました。
   
■指定席券の確保
 まずは、期日までに申込金を払いに行きます。申込金を払うと「旅行お申込金預り証」(領収証)をもらいます。
 乗車券類は、1ヶ月前に配送されてきます。
 1ヶ月前と少し過ぎた頃に、乗車券類が送られてきます。
 
 まずは、会員券です。
 昼食(弁当付き)ですので、引き換えのバウチャー券(食事用)がついてきます。

契約乗車票タイプの指定券
(SL信越120周年1号3人分。他にC/D席)

長野→黒姫の契約乗車票(3人分)
 

契約乗車票タイプの指定券
(DL信越120周年2号3人分。他にB/D席)

黒姫→長野の契約乗車票(3人分)
   
   
■SL信越120周年1号
 今日は、家族も乗車するので時間間際でも良かったのですが、早くから駅に行きたいとのことでしたので1時間前に長野駅に到着しました。ちょうど、8番線をSL編成が通過する時間ででしたので空いているうちに家族にSLを見せて、「駅そば」でも食べながら気長に入線を待ちます。
 8時35を過ぎた頃に、SL信越120周年1号が入線してきました。SLの先頭は、大変な混雑で家族は早々に客車に乗ってしまいましたが、私は何とか縦位置で撮影に成功しました。その後は、今日のところは大人しく客車に戻り発車時刻を待ちます。
 
 長野市役所脇の踏切で障害物検知が作動したため、飯山線126Dの到着が遅れ8:56頃に長野駅を発車しました。再び長野駅からSL列車に乗車できるとは思いませんでした。沿線は、凄い人出で撮影には適さないだろうと思う場所にも大勢の人が撮影に来ています。列車は、長野総合車両センターを通過して北長野を通過します。三才駅を通過すると豊野築堤には大勢の方が撮影に詰め掛けています。列車が遅れたため、豊野駅での停車が削られすぐに発車となるはずでしたが、この先の踏切で障害物検知装置が作動したので一旦停車して、結局遅れが回復できないまま牟礼へ向かいます。途中の上浅野の築堤は逆光になるのかあまり人はいませんでした。牟礼でも遅れ回復のため停車時間が削られて発車となりました。
 
 上り勾配が続く区間でD51の汽笛とドラフト音が4号車まで聞こえてきます。間もなく列車は、トンネルを通過して戸草に入ります。戸草は、ものすごい人出で車内からも歓声が上がりました。いや、試運転なんてものではない人出に驚きました。古間を通過すると、日陰には雪が見えるようになりました。黒姫手前のカーブにも大勢の人が撮影しているのを見ると列車は、終着の黒姫に到着しました。
 黒姫駅では、折り返しの時間でSLを撮影したり眺めたりして過ごします。

一旦、8番線を通過して電留線へ
 

電留線で入線を待ちます。
 

発車案内は、SL信越1号
 

6・7番線への階段にはD51の飾りが・・・
 

乗車位置案内
 

特製の行先表示
 

SL信越120周年ヘッドマーク
 

後部は、DD16重連です。
 

晩秋の北信濃を走ります。
 

鳥居川に沿って進みます。
 

戸草は凄い人出でした。
 

終着の黒姫に到着しました。
 
   
■DL信越120周年2号
 黒姫駅では、僅かな時間で折り返しDL信越120周年2号となります。家族は、黒姫駅前のイベントを見たそうでしたが、パックツアーで帰路の列車も指定されているので仕方ありません。
 DL信越120周年2号は、DD16型ディーゼル機関車を2両連結しています。D51は、最後部逆向きとなります。車内は、SLとは違い空席も目立ちました。私達のボックスのうち残り1席も誰も来る事がありませんでした。家族には解りませんが、まさかDD16重連が牽引する客車列車に乗車できるとは思いませんでした。黒姫を出る時も、D51の汽笛は聞こえましたので家族はSLに乗っているみたいだと言っていましたが、私はDD16−11とDD16−301が織り成す汽笛に耳を傾けていました。当然ながら、黒姫山バックのお立ち台は大変な混雑となっていて車内からも歓声が上がっていました。
 
 列車は、ゆっくりと信越本線を進んでゆきます。先ほどは、凄い人出だった戸草もDLが狙える位置だけ混んでいて後は空いていました。牟礼で行き違いのため停車して列車は、山間部を抜けて豊野に到着しました。豊野での停車時間も僅かですぐの発車となりました。広い田園地帯が広がる豊野築堤は凄い人出でした。その後の、撮影地も光線具合の関係か大変混雑していました。列車は、長野市内に入り大混雑する長野駅に到着しました。もはや、撮影は困難ですので家族共々早々に改札を出ました。
 駐車場まで歩いていく最中に、SL編成が一旦長野総合車両センターに引き上げるため長野駅を発車しました。道路から逆光ながら撮影しましたが、家族は「ここが一番SLを良く撮れた(見れた)」と言っていました。
 
 今日は、初めて家族でSLに乗ってみました。何分にも、このようなイベント列車に乗るのは初めてですので心配しましたが、ただ乗るだけのパックツアーにも関わらず楽しんでもらえたようで幸いでした。これで、私の鉄活動も少しは理解していただけたかと思います。

DD16重連が牽引します。
 

まさに夢のような光景です。
 

DL信越120周年号ヘッドマーク
 

車窓から黒姫山も見えました。
 

信濃町は初冬のような感じです。
 

長野総合車両センターへ引き上げます。
 
   
■SL記念弁当
 今回のSL乗車パックには、「SL記念弁当」が付いてきました。1200円で市販もされたので購入された方も多いかと思います。
 最初パッケージを開けたときには驚きました。まさか、SLの汽笛とメロディーが流れてくるとは思いませんでした。このメロディーは、光で反応して流れる仕掛けになっていて何回も聞くことが出来ます。
 弁当の内容ですが、「まつたけご飯」が特に良かったですね。

SL記念弁当の外観
 

信越本線120周年記念マーク付き
 

最初この表示に気がつきませんでした。
 

光で反応して「汽車」のメロディーが流れます
 

おしながき
 

弁当の中身です。