485系多目的電車「いろどり」

北アルプスいろどり号

〜2008.6.20〜

白馬駅に停車中の快速北アルプスいろどり号(下り)
    
■下り「北アルプスいろどり号」松本10:50−南小谷12:25
 須坂駅からB特急に乗車します。長野駅には少し早めに到着して時間を潰します。ちょうど、北アルプスいろどり号に使用される485系「いろどり」が塩尻へ回送されるため停車中でしたので撮影しました。その後は、特急しなの6号で松本へ向かっても良いのですが、松本で時間がありすぎるので普通列車で移動します。
 普通列車松本行の3両目の後ろは荷物室扱いになっています。これは結構珍しいものが見られました。車内は、篠ノ井を出て姨捨あたりまでは空いていましたが、聖高原から混み始めて明科からは結構混雑して松本に到着しました。
 
 松本からは、北アルプスいろどり号に乗車します。塩尻から回送で485系「いろどり」が到着します。なかなか、「回送」が「北アルプスいろどり」に変わらず家族連れやファンも待ちましたが、変わる気配も無く発車時間が近づいてきたのでみな早々に乗車しました。今回は、乗車前に進行方向側への座席位置変更に成功したので、往復共に進行方向の窓側に座れます。で、さっそく5号車6番A席へ行って見ると車椅子対応の部屋でした。帰りの指定は、5号車6番D席ですので同じ部屋です。他の部屋より小さいですが、座席番号は6番A席と6番D席しかありません。つまり2人用の部屋です。この広さで向かい合いの2人用なら満足です。
 
 松本を出るとさっそく乗車証明の配布がありました。その後は、大糸線沿線に関係した音楽のオルゴールが流されました。これは、昨年には無かったサービスで車内でも評判が良かったです。豊科・穂高を過ぎても私の前の席には誰も来ません。おそらく、この場所は直前に開放されたので誰も買う人はいなかったのでしょうか。信濃大町では、早くも10人前後の降車がありました。信濃大町を出ると誰も来ないだろうと思い、座席をフラットにして足を伸ばして大糸線の景色を楽しみました。車内では民謡の語りが始まりましたが、昨年の北アルプスいろどり号、北アルプス風っこ号で聞いた内容と同じですので、だいたいのあらすじは知っていましたが、今回は牛の話が1話新バージョンで増えたようでした。民謡を聞きながら木崎湖などの景色を楽しむと列車は白馬に到着しました。この列車のメインは白馬までのようで、大勢の人が下車して車内は閑散となりました。
 白馬を出ると天候も回復して、良い天気になってきました。残り少ない往路の北アルプスいろどり号の旅を楽しみますが、5号車はほとんど降りてしまったのか大変静かでした。
 終着の南小谷に到着して先頭部へ行くとすでに「回送」に変わっていました・・・orz。

回送表示で長野を発車
 

長野9:03発の普通で松本へ
 

松本駅発車表示
  

塩尻から回送で到着
 

今回は往復とも同じ部屋です
 

梅雨時の大糸線を北へ
 

信濃大町駅にて
 

木崎湖を通過
 

白馬を出ると天候も回復
 

南小谷駅に到着
 

南小谷到着後は、回送列車になります。

南小谷駅周辺を散策
  
   
■上り「北アルプスいろどり号」南小谷14:11−松本15:59
 南小谷駅周辺を適当に散策して、帰路も快速北アルプスいろどり号に乗車します。白馬からの回送が到着する頃を見計らってホームへ移動して到着を待ちます。白馬から回送で到着した「いろどり」は、ちゃんと「北アルプスいろどり」のヘッドマークを表示させてきました。ただ、マーク非常に見難く撮影には苦労します。
 
 南小谷では、後続の特急あずさ26号と共に発車を待ちますが、快速北アルプスいろどり号が白馬まで先行します。南小谷を出た時点では、車内はガラガラでした。しばらく車内を見て過ごし、列車は白馬駅に到着しました。白馬駅では、後続の特急あずさ26号を先に通すため21分停車します。2番線に到着したため、余裕で編成写真やその他の写真も撮影できました。晴れの南小谷とは違い、白馬は曇りの天候でしたのでヘッドマークも何とか撮影できました。特急あずさ26号の並びを撮影して車内へ戻ります。この列車は、白馬からがメインと言う事でどの号車も結構席が埋まっています。ただ、往路は違い神城・南神城でも若干の乗車がありました。私の席(個室)は車椅子用で直前に指定が開放されたようなので、誰も来ることなく快適の午後の大糸線の旅を満喫します。南小谷を散策中に立ち寄ったコンビニで、スイスロール(大きい物ではなく輪切りの4個入り)を購入して、駅の自販機で缶コーヒーを購入しておいたので湖を見ながらゆったりとした時間を過ごせました。
 信濃大町でも若干の乗車がありましたが、もうこの先は誰も来ないだろうと座席をフラットにして足を伸ばしてゆったりと寛ぎます。
 豊科を過ぎて松本までもう少し、そろそろ篠ノ井線が見えてくるかな?と言うところで乗車証が配布されました。往復共に同じ柄でした。篠ノ井線と並んで走ると北松本を通過して終着の松本に到着しました。先頭へ行った時には、すでに「回送」に変わっていて多くの家族連れはガッカリしていましたが、まぁ長野まで回送するので仕方ないでしょう。
 
 松本駅では、何をする時間も無く16:05発の特急しなの15号に乗車します。6両編成で、6号車の自由席は空いていたのでD席に余裕で座る事が出来ました。この列車、空調が送風だけになっているようでかなり蒸し暑かったです。ただ、姨捨で観光案内があったのは非常に良かったです。長野駅には時刻通りに到着して、長野からA特急ゆけむり号須坂行に乗り継げました。この時間に行って、前展望席の2番目に座れました。最後は、長野線の前展望を楽しんで今日は終了しました。
 

南小谷駅臨時列車発車案内
  

白馬から回送で到着
 

あずさ26号と共に発車を待ちます
 

白馬で「あずさ26号」の通過を待ちます
 

白馬では20分停車します
  

こちら側も撮影
 

1号車側ヘッドマーク
 

あずさ26号が先行します。
 

6号車側ヘッドマーク
 

いろどり号ロゴマーク
 

帰りも1人で快適に松本へ
 

松本から特急しなの15号に乗車
 
      
■指定席券・乗車証明書
 乗車証明書は、往復とも同じ柄のものが配布されました。また、配布された区間は、松本〜豊科間でした。その他の区間での配布の状況は不明です。 

乗車証明書(上下とも同じ)

下り列車指定券

上り列車指定券