大混雑の快速列車(郡山始発)を下りて、しばらくホームで待つと、修学旅行色のキハ58系が姿をあらわしました。修学旅行色の実物は初めてみましたが、なるほどクリーム色の部分が黄色っぽくなっているのですね。入れ替え作業から、ファンの撮影もヒートアップしてあっちへこっちへ大移動をしています。そして、今日は首都圏色のキハ47が留置されているので並びを狙おうとホーム端に集結。私も、辛うじて修学旅行色と首都圏色の撮影をして大満足で発車ホームへ移動します。
発車ホームでは、特に出発式は行われませんでしたが横断幕でお見送りがありました。車内に入ると、南三陸号当時の指定席の座席(リクライニングシート)が並んでいます。窓は、数ヶ所を除いて2重窓に改造されていて客室側に窓ガラスを追加したため、日よけのロールカーテンも使用できず代わりに濃い色付きのガラスがはめ込まれています。このため、窓の開閉も出来ませんし景色も多少暗めに見えます。
リクライニングシートに座りしばらくすると、会津若松駅を発車します。車内は空席が多数残っています。西若松駅で426Dと交換のため12分停車します。反対のホームまで行くのに通路が長い長い。こちらのホームに改札はありませんが、反対ホーム入口には改札があるので「土日きっぷ」を見せて断って入場してようやく編成写真が撮れました。西若松で多少の乗車があったようで席が埋まっています。見たからに地元の人達です。この先、只見線にはいりますが停車する駅で乗ってくる人がおり最終的にはほとんどの席が埋まりました。途中から、「饅頭」や観光パンフレットの配布が行われました。列車は、だんだん雪深くなる只見線を進んで行きます。
途中の会津坂下駅からは、降車する人も出てきますので再び空席が出てきますがこの先から乗る人はいませんでした。快適なリクライニングシートの列車に揺られて只見駅に到着しました。
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