キハ58系修学旅行色で運転

快速只見雪まつり号
2008.2.9


会津若松駅構内に姿を現したキハ58系修学旅行編成
   
 毎年恒例の「只見雪まつり」号ですが、今年はキハ58系修学旅行色編成での運転となりました。今回は、一般多客臨初登場のキハ58系修学旅行色編成で只見線を旅したいと思います。
 指定席券ですが、2月9日乗車分は1ヶ月前の10時3分でも買えましたが、2月10日乗車分は発売と同時にほぼ完売状態でした。
   

■下り列車(会津若松−只見)


首都圏色のキハ47と並びホームに入線します。
 

 大混雑の快速列車(郡山始発)を下りて、しばらくホームで待つと、修学旅行色のキハ58系が姿をあらわしました。修学旅行色の実物は初めてみましたが、なるほどクリーム色の部分が黄色っぽくなっているのですね。入れ替え作業から、ファンの撮影もヒートアップしてあっちへこっちへ大移動をしています。そして、今日は首都圏色のキハ47が留置されているので並びを狙おうとホーム端に集結。私も、辛うじて修学旅行色と首都圏色の撮影をして大満足で発車ホームへ移動します。

 発車ホームでは、特に出発式は行われませんでしたが横断幕でお見送りがありました。車内に入ると、南三陸号当時の指定席の座席(リクライニングシート)が並んでいます。窓は、数ヶ所を除いて2重窓に改造されていて客室側に窓ガラスを追加したため、日よけのロールカーテンも使用できず代わりに濃い色付きのガラスがはめ込まれています。このため、窓の開閉も出来ませんし景色も多少暗めに見えます。


 リクライニングシートに座りしばらくすると、会津若松駅を発車します。車内は空席が多数残っています。西若松駅で426Dと交換のため12分停車します。反対のホームまで行くのに通路が長い長い。こちらのホームに改札はありませんが、反対ホーム入口には改札があるので「土日きっぷ」を見せて断って入場してようやく編成写真が撮れました。西若松で多少の乗車があったようで席が埋まっています。見たからに地元の人達です。この先、只見線にはいりますが停車する駅で乗ってくる人がおり最終的にはほとんどの席が埋まりました。途中から、「饅頭」や観光パンフレットの配布が行われました。列車は、だんだん雪深くなる只見線を進んで行きます。

 途中の会津坂下駅からは、降車する人も出てきますので再び空席が出てきますがこの先から乗る人はいませんでした。快適なリクライニングシートの列車に揺られて只見駅に到着しました。


会津若松駅から出発
 

会津若松駅発車案内
 

横断幕でお見送り
 

会津若松駅で発車を待つ「只見雪まつり」
 

西若松駅で交換のため停車
 

426Dと交換
 

冬晴れの只見線を進みます
 

終着の只見駅に到着
  
    

■只見ふるさとの雪まつり


只見ふるさとの雪まつり会場
 

 只見駅では、約1時間の折り返し時間を利用して駅近くで行われている「只見ふるさとの雪まつり」を見に行きます。まずは、列車が只見駅に到着した際に「甘酒」が振舞われました。

 その後、雪まつり会場へ移動します。撮影を終えたほとんどの乗客が会場へ移動しました。入場門を通過して、今年の大雪像「紫禁城」を見ます。その後は、他の雪像を見て歩きます。会場内には、出店も多数ありまして熊汁など珍味も販売されておりこちらは大盛況でした。やはり、折り返し1時間は短いようで実際に祭り会場に滞在できたのは45分程度でした。


只見駅に作られた「かまくら」
 

只見駅駅舎
 

大雪像「紫禁城」
 

モアイ像の雪蔵
 
    

■上り列車(只見−会津若松)


会津宮下駅に停車中の「只見雪まつり」
 

 帰路も、只見雪まつり号に乗車して会津若松へ戻ります。祭りをゆっくり見学して新潟方面へ抜ける人や1時間後の会津若松行に乗車する人もいるのか帰路の車内は空席が結構ありました。帰路も通路側でしたが、空いている席へ移動してゆっくりと車窓を眺める事が出来ました。冬の只見線の景色も結構良いですね。

 途中の会津宮下で、行き違いのための停車がありその時間を利用して大撮影会になりました。その後は、目立った停車時間も無く列車は淡々と会津若松を目指します。途中駅からの乗車もほとんど無く、終着の会津若松駅に到着しました。

 修学旅行色編成のキハ58系の入替を見送り、快速あいづライナー6号で会津若松をあとにしました。


只見駅から出発
 

只見駅にも時刻の表示がありました
 

只見駅で発車を待つ「只見雪まつり」号
 

車内は、リクライニングシートです。
 

冬の只見線を会津若松へ
 

冬の景色も良いですね。
 

会津若松駅に到着
 

修学r旅行色サイド
 
    

■只見雪まつり号指定券


 

           ※乗車証明は、ありませんでした。