今回は、仙台駅の発車時間が早く仙台駅から乗車する事はできません。長野電鉄の兼ね合いで、あさま504号〜やまびこ205号を乗り継いで郡山から乗車します。郡山駅は、5分停車ですので、あらかじめ4番ホームで撮影の準備をします。やはり、途中駅だけあって到着前は空いています。
583系「ひばり」が到着しました。さっそく撮影して、発車ホームの5番線へ移動します。乗車されている方々は、一目散へ4番線ホームへ撮影のため向かっています。5番線側でも撮影して、発車の放送が入るころ乗車して6号車へ移動します。今回は、直前に指定券が準備できました。このため、企画枠のキャンセル分が一般に流れたようです。と言うのも、4〜6号車は、発売当初は「びゅう」企画枠だったからです。まぁ、このような経緯の車両ですのでどのボックスも4人で座っている席がほとんどです。まぁ、パック旅行ですので一般の乗車でも車内で浮く事はありません。
冬晴れの東北本線を一路上野へ向けて583系は快調に飛ばしてゆきます。郡山を出ると次の停車駅は黒磯です。黒磯では、電源切り替えのため2分停車します。6号車の乗車位置も手伝って、ホームへ出て撮影します。郡山発車時には1号車側のイラストマークしか撮影していないので、6号車の文字マークには驚きました。やはり停車時間が短いのかあまり撮影にホームに出る人もいなく快適に撮影できました。黒磯を出ると宇都宮に停車します。宇都宮で降りる方もいますが、すぐに同じ席に違う乗客が乗ってきます。相変わらずの高乗車率です。沿線の有名撮影地には大勢のファンが「ひばり」を待ち受けていました。列車は快調に飛ばして、大宮駅に到着しました。6号車は、基本的に「びゅう企画枠」の車両ですので鉄道博物館コースの方々がほとんどで一斉に下車してしまい一瞬だけ車内が閑散となりましたが、大宮からは一般枠のようで続々と乗り込んできます。それにしても、大宮駅での停車時間が長いです。放送が入り、西川口付近で走行中の列車が異音感知で点検中で、大宮発の列車は抑止中との放送が入りました。撮影できるチャンスとデッキへ向かうと発車するとの放送が・・・。ホームに出なくて良かったです。
大宮を出た「ひばり」は低速運転を続けています。やがて、再度放送で「さいたま新都心」に臨時停車して運転再開を待つ旨が放送されました。やはり、混雑する大宮駅に長時間止めておくわけにもいかなかったようです。程なくして、さいたま新都心駅に到着します。撮影している人は少なかったようですが、思わぬ臨時停車でゆっくりと撮影できたようです。列車を待つ方々も、臨時列車の姿に興味深げに覗き込んでいました。
運転見合わせは長くは続かず程なくして運転を再開しましたが、ノロノロ運転が続きます。所定なら、大宮−上野は所用時間20分の特急らしいスピードが楽しめるかと思いましたが残念でした。代わりに、湘南新宿ラインを走行中の特急きぬがわ号を並走するシーンが長時間見られました。互いの列車の乗客が、並走する列車を撮影しあう場面も見られました。特急きぬがわ号と別れて、尾久車両センターが見えてくると終着上野の車内放送が始まります。上野駅の地平ホームへ向けてゆっくりと右カーブしながら下る姿は今も昔も変わりません。在来線時代の特急あさま号専用だった16番線ホームに13時少し前に到着しました。前後の先頭部は大混雑で撮影もままならない中を、583系「ひばり」は東大宮(操)へ回送されました。上野駅の特急改札は、指定券の提示だけで通過できました。これで、全区間乗車とはなりませんでしたが、上り列車の乗車は終了しました。
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