快速スイッチバック街道号
2007.10.7
姨捨駅に停車中の快速スイッチバック街道号(下り)
JR東日本長野支社では、篠ノ井線に残る3連続スイッチバック(桑ノ原信号所・姨捨駅・羽尾信号所)が体験できる臨時快速スイッチバック街道号を10月7日と8日に運転しました。車両は、豊田電車区の115系3連(M7編成)が使用されました。久々に篠ノ井線に115系横須賀色の編成が運転され、こちらも思いも寄らぬリバイバル運転になりました。
私が乗車した10月7日は、家族連れと鉄道ファンで大変な賑わいとなりました。 |
■上り列車(長野10:19−聖高原12:01/1号車17番A席)
姨捨駅に停車中の快速スイッチバック街道号
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スイッチバック街道号に乗車するため長野駅に来ました。発車まであと40分以上あるので誰もいないだろうとの予想で2番線へ降りていくと・・・。人が大勢並んでいた。(汗) これは、かなり焦りました。地元だからと油断したのが災いになったのかもしれません。困った。困った。と言っていても仕方ありませんので、とりあえず3両分急ぎ足で回って一番空いているドアに並びます。座席定員から考えて座れない事は無いとは思いますが、乗るならなるべくボックス席が良いです。このときは、窓側・通路側とか考える余裕もありませんでした。
飯山線からの128Dと篠ノ井線からの3523M(快速みすず)が、続いて2番線に到着するので入線まではまだ時間がるかと思いましたが、3523Mが安茂里側へ引き上げてすぐに、列車の入線放送が入りました。「間もなく、2番線に10:19発快速聖高原行が入ります」という、何か新鮮な感じがする放送でした。
列車が到着した後に車内に入ります。家族連れが多いのと車端部もボックスシートの豊田車ですので、それほどの争奪戦も無く私は車内であったF氏の向いに座りそのまま一緒に乗車することにしました。これで、ひとまずボックス席に座れました。その後、続々と乗車する人が増えて車内も混み始めてきました。
長野駅を定刻に発車したスイッチバック街道号は、結構込み合っていますが詰めればほとんどの人が座れるのではないかと感じましたが、相席を嫌ったり車内を行ったり来たりする人はそのまま立っていました。特に、前面展望は大人気で人だかりが出来ていました。篠ノ井からの乗車も多く、座席は結構埋まりました。稲荷山で行き違いのため運転停車します。発車後は、いよいよ3連続スイッチバックに入ります。
まずは、スイッチバックで桑ノ原信号所に止まります。ここで、快速風林火山1号と交換になりますが少々遅れて通過となりました。その後こちらも発車します。善光寺平の美しい景色を見ていると姨捨駅にスイッチバックで入ります。姨捨では、長時間停車となりますので初めに列車の撮影を進めて、次にプレートの列に並びます。弁当とプレートの列がはっきりと整理されているのでわかりやすく並ぶ事が出来ました。生憎、弁当は売り切れてプレートだけ購入できました。
姨捨を発車した列車は、程なく羽尾信号所にスイッチバックで入ります。ここで、後続の快速みすず号に道を譲り発車します。冠着を通過すると終着の聖高原に到着します。3連続スイッチバックと姨捨での長時間停車でかなり時間はかかりましたが、乗ってしまえばあっという間でした。
長野駅発車表示
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長野駅に入線した115系豊田車
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桑ノ原信号所に停車(スイッチバック)
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快速風林火山1号と交換
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姨捨駅に到着(スイッチバック)
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姨捨でしばらく停車します。
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姨捨に停車中のスイッチバック街道号
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姨捨からの絶景
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羽尾信号所に停車(スイッチバック) |
聖高原に到着 |
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■下り列車(聖高原12:55−長野14:00/1号車17番A席)
聖高原駅に停車中の快速スイッチバック街道号
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折り返しも、スイッチバック街道号に乗車します。列車は、一旦ドアを閉める事もなくそのまま折り返すので、降りる人以外はみんな座席に荷物を置いて席を確保しています。
聖高原駅では、乗車証明書の配布を行います。欲しい人は、改札口へ向います。「特に要らない」という人は皆無で改札口まで長い列が出来ます。まずは、乗車券を改札前で回収します。(無効印可・途中下車(100Km未満も特例で同じ)は提示)続いて、改札脇の改札外で乗車証明書を貰います。この駅は、出口・入口とも1通路しかなく入口は、まだ改札が開始されないので入れません。これで、1人で複数乗車証をもらう事は基本的に出来ません。ただ、長野行の到着5分前には改札を始めなければなりませんので、ホームへ行かれますがちゃんと列に並ばないように見張りがいました。
下りの快速スイッチバック街道号は、松本方面へ抜けた人がいたのか往路ほどの混雑はありませんでした。(立っている人はそれなりにいましたが・・・。)聖高原駅発車後に、さっそく乗車証明書の配布が始まりましたが特にトラブルもないようで短時間で終了しました。冠着駅を通過してスイッチバックで羽尾信号所に入ります。ここで、特急しなの14号と交換しました。続いて、姨捨駅に入ります。ここでは、停車時間があります。今回の行程で、乗客が編成写真が綺麗に撮れるのは上下共に姨捨しかありませんので、家族連れは景色を眺めにファンは車両撮影と分かれました。スイッチバックで、姨捨を発車して善光寺平の車窓を見ているとスイッチバックで桑ノ原信号所に入ります。桑ノ原信号所は、ただ停車しただけで交換列車もなくすぐに発車します。稲荷山を通過して、篠ノ井に到着します。篠ノ井からは、定期列車を待っていた乗客が結構乗車してきました。
篠ノ井を出ると、本当に快速列車らしいスピードで今井・川中島・安茂里と通過して終着の長野駅に定刻に到着しました。大勢の人が見守る中を115系豊田車使用の快速スイッチバック街道号は、長野総合車両センターへ引き上げました。
今回は、115系豊田車に篠ノ井線で乗れた事もそうですが、3連続スイッチバックも体験できた面白い列車でした。
そのまま、折り返しになります。
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聖高原で発車を待つスイッチバック街道
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羽尾信号所に停車(スイッチバック)
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特急しなの14号と交換
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姨捨駅(スイッチバック)でしばらく停車します。
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1224Mと交換します。
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桑ノ原信号所に停車(スイッチバック)
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終着の長野に到着
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懐かしい115系横須賀色は人気のようです。
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長野総合車両センターへ引き上げます。
(一部、画像加工してあります。) |
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■ヘッドマーク等
今回の運転は115系豊田車での運転でした。シール式のヘッドマークと特製の愛称板ももちろん準備されました。また、行先表示は、「臨時」ではなく正規の「聖高原」と「長野」が使用されました。豊田車では、お目にかかる機会が少ない表示ですので、こちらも合わせて撮影の対象になりました。
シール式のヘッドマーク
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特製の愛称板
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聖高原行の表示 |
長野行の表示 |
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■記念品など
スイッチバック記念弁当
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スイッチバック記念弁当中身
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記念プレート(表)
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記念プレート(裏)
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乗車証明書(上:表・下:裏)
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使用した乗車券(色調調整済)
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※弁当は買えなかったため、向かいの席のF氏の物を撮影させていただきました。 |
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