東北・上越新幹線大宮開業25周年記念

200系K47編成国鉄色復元編成 とき303号
(国鉄色復元後定期列車初使用列車 2007.5.20)


東京駅に入線する「とき303号」
(注意:使用列車は日々異なります。)

 東北・上越新幹線大宮開業25周年を記念して、200系新幹線リニューアル編成のうち1編成(K47編成)を登場時の国鉄色に塗装変更して運転を開始しました。当初は、上野〜仙台間の修学旅行専用の団体臨時列車として使用されていましたが、5月20日ついに上越新幹線の一般営業列車に使用される事になりました。
 今回、200系リニューアル編成の国鉄色復元編成が一般旅客営業列車として最初に使用されるのは、東京駅を7:00に発車する「とき303号」新潟行です。当初は、「たにがわ401号」か「とき303号」のどちらかに使用されるという事でしたが、やはり新潟行の「とき」に使用されました。(後日談で聞いた話によると、新潟地方の一部新聞で報道があったようです。)

 東京駅22番線を、先発のMaxやまびこ203号が発車して程なくして、とき303号の入線放送が入りました。思ったよりファンの数は少なくゆっくりと撮影できそうです。21番線に停車している「はやて・こまち1号」の影から、200系が姿を現しました。スカートの緑色を見てK47編成と確認しました。東京駅で200系国鉄色を見るのは久しぶりで懐かしい感じがます。写真撮影後は、さっそく2号車の車内に入りますが、内装はリニューアル編成K47編成のままでした。
 ただ、つい最近までこの塗装で運転されていた編成もありましたので、一般乗客の反応は今ひとつでした。昨日は違い、大宮を出ても自由席に空席がかなりありました。高崎を通過して、新潟県にはいると、停車駅ごとにカメラを持った人が増えてきました。
 長岡から乗ってくる人も多かったのですが、国鉄色なのに内装はリニューアルされていて驚く人もいましたが、評判は上々のようで安心しました。(近くに座ったグループ客)まぁ、乗っている時点ではあまり国鉄色編成を感じないまま終点の新潟に着きました。新潟駅では、警備員や鉄道警察隊が警戒しましたが、先頭付近も大した混雑もなく200系リニューアル国鉄色復元編成の旅が終わりました。

 この日は、「とき303号」と「とき318号」で新潟まで1往復しただけだった。ということです。
 



東京駅22番線にK47編成が入線
  

 まだ、塗装後間もないので綺麗です
  

7:00初の「とき303号」です。
  

先頭部サイドから
  

室内に特に変更はありません
  

新潟駅に到着
  

折り返し「とき318号」となります。
  

折り返し待機中のK47編成