嵯峨野観光鉄道トロッコ列車 嵯峨野号
2007.3.26
トロッコ嵯峨駅に停車中の嵯峨野1号(JR嵯峨嵐山駅より)
平成元年の山陰本線の電化と新線切り替えで廃線となった、旧山陰本線の嵯峨−馬堀間は保津峡を走る風光明媚な区間で、復活を望む声が多く平成3年にJR西日本の子会社として「嵯峨野観光鉄道」として復活しました。この鉄道は、実は平成4年にも乗車しましたが年月がたつとかなり変貌しているので改めて作成しました。
あらかじめ、金沢駅で前売りの指定席券を購入してトロッコ嵯峨駅へ向かいます。JR嵯峨嵐山駅に隣接しているので、JRを使えばまず迷うことはありません。駅の入口には、D51のナメクジ型が保存されていて、その奥に資料館らしきものがありますが、時間が早いため入ることは出来ません。
駅舎に行くと、すでに当日券を求める人の列と改札を待つ団体客で混みあっています。列車は入線していますが、10分前の改札までホームに入ることもできませんので隣接するJR嵯峨嵐山駅に入場券で入り、こちらから列車を撮影しました。
トロッコ嵯峨駅へ戻ると、改札が始まる直前ですので改札前に並びます。 |
トロッコ嵯峨駅
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ナメクジ型D51−51
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JR嵯峨嵐山駅より撮影
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嵯峨野号エンブレム
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トロッコ嵯峨駅看板
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指定券発売状況と発車表示
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改札が始まりホームに入ります。観光客は、機関車をバックに記念撮影していますので先頭部へ急ぎ、車内と客車側の先頭を撮影します。改札開始から発車までは、10分ほどしか時間がありませんので車内はすぐに満席になります。驚いたことに、コーヒーの車内販売もありました。
周囲は、ほぼ満席でしたが私のボックスは一人fだけです。客車側先頭車両の運転台から、最後部の機関車を遠隔操作してトロッコ嵯峨駅を発車します。この駅からは、山陰本線の下り線を走ります。この先、トロッコ嵐山駅の分岐点までは山陰本線の下り線と嵯峨野観光鉄道は線路を共有します。上り列車(トロッコ嵯峨行)は、山陰本線の下り線を逆走する珍しい区間です。
すぐに、最初の停車駅であるトロッコ嵐山駅に到着しました。ホームが短いので、列車の先頭はトンネルに入って停車します。ここで、私のボックスにも乗車してくるかと思いましたが誰も乗ってきません。このままで行くと、終点まで1人で1ボックス占領できるかもしれません。保津川が、進行方向右側に移り私の席側に移りました。トロッコ保津峡に到着すると、降りる人は僅かにいましたが、乗ってくる人はいませんでした。
トロッコ保津峡を発車すると、保津川沿いにしばらく走ると終点のトロッコ亀岡駅に到着します。乗車する人と、下車する人でホームは大混雑しました。改札というものは特に無く、係員に乗車券を渡すと乗車券のみを切り離し指定券は返却していました。この鉄道では、指定券は無条件で持ち帰ってもいいようです。帰路は、JRへ京都へ戻るので、9分ほど歩いてJR馬堀駅へ向かいました。 |
亀岡行は、客車が先頭になります。
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1号車車内
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トンネル通過中は、こんな感じです。
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保津峡駅に到着
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保津峡駅ではタヌキがお出迎え
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保津川に沿って走ります。
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保津川を渡ります。
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後部から機関車が後押しします。
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山陰本線の新駅
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トロッコ亀岡駅に到着
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嵯峨野1号指定席券
(乗車券部分は完全に回収されますが、指定席部分は確認後に返却されました。)
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