EF55誕生70周年号
2006.12.2


高崎駅で発車を待つ「EF55誕生70周年号」

 EF55型電気機関車が登場して70年になるのを記念して、快速EF55誕生70周年号が上野〜高崎で運転されました。当初は往復乗車の予定でしたが、諸般の事情により上りの片道のみの乗車となりました。
 高崎駅には早めに到着しましたので、少し待ち時間がありました。ホームにいても、風が強く寒いのでコンコースで時間を潰すことしばし、ようやく快速EF55誕生70周年号が12系客車を先頭に推進運転で入線して来ました。向かいのホームから編成写真の撮影をしますが、大した混雑も無くスムーズに撮影できました。
 先頭の撮影も済ませて発車5分前くらいに車内に入りましたが、車内(1号車)は満席とはならずに空席も結構ありました。程よい乗車率といえばそうなのですが、やはり満席でないと寂しいものですね。高崎を出ると、すぐに乗車証明書の配布がありました。往路と復路でデザインが違うと言うことでしたので、やはり往路も乗車したかったですね。

 この列車の停車駅は、高崎を出ると熊谷のみです。大宮駅も通過となります。特急列車以上の停車駅です。夕日を見ながら列車はゆっくりと上野を目指して走ります。途中駅での停車が無ければ、乗客の乗降もありませんので車内も落ち着いたものです。唯一の停車駅である熊谷駅で、後続の列車(E231系)の通過待ち合わせのため少々停車しました。熊谷を出るを上野まで停車しません。某情報誌では、下りは大宮駅で運転停車がありましたが、上りはどうなるのか注目していました。高崎線をマイペースで進むEF55誕生70周年号は、埼京線・宇都宮線と平行して大宮駅が近づいてきました。しかし速度が落ちません。ホームに入っても減速しません。なんと、本当に大宮駅を運転停車もせずに通過しました。まさか、12系客車の快速列車で大宮駅を通過できる体験が出来るとは思いませんでした。この列車、最大の見せ場だったと思います。

 その後も、列車は並走する湘南新宿ラインの列車には走行しながら追い越されましたが、赤羽駅等で停車することも無く走り続け、尾久車両センターが見えてくると程なく夕闇迫る上野駅15番線に到着しました。本当に、熊谷駅から無停車でEF55の走りを楽しませていただきました。
 上野駅は、この列車の乗客と撮影に来た人。たまたま居合わせた人が15番線にやってきて、大変込み合いました。撮影の人で混み合う15番線を、ゆっくりとEF55誕生70周年号が回送で尾久へ引き上げるのを見送ってから上野駅を後にしました。


 

高崎駅発車案内
 

EF55−1

EF55−1サイド

EF55−1形式プレート

12系客車との連結部

12系側から見たEF55−1

12系客車と115系の並び

特製マークが付きました

特製サボ

行先表示は「臨時」

熊谷駅停車中
  

混雑した上野駅に到着
  


■乗車証明書・指定席券

指定席券(画像調整済み)

 乗車証明書(上:表 下:裏)