快速奥久慈レトロ号
2006.11.3

常陸大子駅に到着した快速奥久慈レトロ号

 紅葉には少し早かったのですが、水郡線で運転された快速奥久慈レトロ号に乗車しました。列車自体は、過去にも何回か運転されていますので特に目新しさはありませんが、DE10が旧型客車を引く貴重な列車です。今回は、水戸から郡山まで水郡線を乗り通す折に乗車してみました。ちなみに運転区間は、水戸〜常陸大子までです。
 水戸駅に推進運転で入線してきた快速奥久慈レトロ号は、5両編成で本日はDE10−1685が牽引します。ちなみに、機関車の次が5号車で最後部が1号車になっています。今日は、各地でイベント列車が運転されていますが、この快速奥久慈レトロ号もなかなか健闘しているようでホームで撮影しているファンも大勢います。撮影を終えていよいよ乗車します。今回は、あいにく窓側は確保できませんでした。まぁ、仕方ありませんが指定された5号車はスハフ32でした。ちなみにB席は進行方向でしたので、それだけでずいぶん救われました。駅の放送では空席があるということですが、この5号車のみはやけに席が埋まっていました。まぁ、スハフ32だからでしょうが。
  
 特急フレッシュひたち号の接続を取って、定刻に水戸駅を発車した列車は水郡線を進みます。今日は、天気も良く窓を空けると気持ちの良い風が入ってきます。上菅谷の住宅地まではやけに早く走りましたが、それ以降はゆっくりとした速度で運転されました。山々が近づいてきましたが、まだ葉が色づき始めた頃で紅葉には少し早いようでした。車内では、沿線のパンフレットと紙袋が配られました。紙袋の中身は、なんと「おやつ」(駄菓子類)でした。何か、小学生の頃に近所の商店に売っていた10円とかの菓子がいろいろ入っていました。イベント列車で、「おやつ」をもらうのは初めてで新鮮な気分でした。
 ここをご覧になる方の一番の関心事は、乗車証明書が配布されたのかどうかということでしょう。厳密に言うと配布されませんでした。但し、「奥久慈レトロ」の写真と運転日の日付(11/3・11/4)と入ったポストカードがもらえましたので、これを乗車証明と考えることもできます。列車は、山方宿駅で行き違いの関係で6分停車します。ここで、非電化区間での撮影タイムとなりました。その後は、袋田駅で大量の下車があり終着の常陸大子に到着しました。機関車は客車を切り離し少し移動しただけで、すぐに機回しをすることなくしばらく停車していたので撮影も出来ました。私は、後続の臨時列車郡山行で郡山へ向かいました。 


 

水戸駅発車案内
 
 

DE10−1685
 

水戸駅にて
  

山方宿駅で6分停車
 

懐かしい連結部
 

山方宿駅にて
 

列車愛称板
 

サボも特製です。
 

ヘッドマークも装着されました
 

常陸大子駅に到着
  

指定席券(色調調整済み)
  

乗車証明ではありませんが、
ポストカードです。